住吉の商店街のアート展示
作者の意図はエネルギーのさく裂を表しているらしい。ガラスから飛び出しているように見せているのがミソか。そのままやん、とおもわずつっこみそうになる。もうひとひねりがほしいなぁ
住吉の商店街のアート展示
作者の意図はエネルギーのさく裂を表しているらしい。ガラスから飛び出しているように見せているのがミソか。そのままやん、とおもわずつっこみそうになる。もうひとひねりがほしいなぁ
住吉川のカモのべた座りフォーメーション
別の日にも
暑いので熱いコンクリートの上に座らずに水に入っている方がよさそうなものだが、そういうわけでもなさそうだ。カモの気持ちはカモしかわからないかもね。
梅雨入りしたというのにやたらお天気がいい。これは出かけねば。
今回は登山口へのアクセスのいいツアーに入れてもらっての参加で、岐阜県と長野県にまたがる小秀山に登る。
登山道入り口へ向かう途中朝食をとった水交園に保存されている昔の森林鉄道の列車。これは小学校の分校への通学に使われていたとのこと。こんなのに乗って毎日通学できたら楽しそう
小秀山へは岐阜県側の二ノ谷から入って三ノ谷に下りるのが一般的のようだが、今回は長野県王滝村から入り三ノ谷に抜けるルートを採る。8時前登山口を出発。標高差600Mほどだがけっこうな急登である。このルートは昭文社の登山地図には出ていない新しい道のようだがよく整備されており、途中のいくつもの岩に名前がつけてあったり何合目かの表示もあってサービス満点。
稜線上のヒノキ。一見枯れているようだがどっこい生きている
輪に見えるけど残念ながらつながってはいない
シャクナゲも満開
バツ岩というので
なぜかと思えばそのままやん。
フクロウ岩だそうだが、うーん微妙
オコジョの窓。確かに窓が開いている
切通し岩を抜けて
ツアー登山なので少々時間がかかり3時間ほどで小秀山(1981M)頂上着
御嶽山
中央アルプス方面
頂上には立派な避難小屋もありトイレもきれいだった。
下りに入るとイワカガミがよく咲いている
兜岩という巨岩の辺りは慎重に下って
あとは三ノ谷へと下っていくが、道はジグザグで傾斜が緩くなかなか高度が下がらないのがせっかちな私にはもどかしい。
最後は乙女渓谷キャンプ場に着いて終了。マンホールはこんなの
アクセスが悪く個人的には来にくいところなので久しぶりのツアー参加だったが、無駄のない送迎、帰りの立ち寄り入浴など、ツアーならではのサービスのよさがありがたかった。
先週は県立美術館でちょっと猥雑な作品を観たので、今週は上品で優雅な作品を観てみようと神戸市立博物館で開かれている「遥かなるルネサンス」を鑑賞
16世紀、日本でキリスト教の布教が始まった時期、九州のキリシタン大名の名代としてヨーロッパに派遣された「天正遣欧少年使節」の足跡に関する資料と同時代のヨーロッパの絵画、工芸品などが展示されている。
この使節のことは教科書で知っている程度だったが、改めて年表を追ってみると8年以上日本を離れていたことがわかる。長崎からリスボンまで行くのになんと2年半もかかっているのだ。途中何か所に寄港して風待ちなどしているのだがそれにしても長い船旅である。帰りはなんと4年以上かかっている。現代と比べると世界は広かった!
日本を出たときには13歳から14歳だった少年たちと随行の者たちは苦難の末ヨーロッパの地を踏みポルトガル、スペイン、イタリアなどを回り各地で歓待されローマ教皇にも謁見している。異文化に触れた一行の新鮮な驚きはいかばかりか。
そして8年以上経って成人して帰ってきた祖国だが、そこには以前のようなキリスト教に対する寛容さはなく、ある者は処刑され、ある者は信仰を捨てたりなどその運命を翻弄されてしまう。歴史は残酷だ。
ヨーロッパ訪問時描かれた使節の一員伊東マンショの肖像。斜視気味だが目の表情がいい
ところで、神戸市民には65歳から「すこやかカード」なるものが発行され市内の様々な施設が無料になったり半額になったりする。今回も半額の割引を利用させてもらったが、このカード、本当の名称は「老人福祉手帳」というらしい。老人ねぇ、ありがたいんだかなんだか複雑な気分だ。
穂高、槍、白馬などの小屋のブログを見ていると6月に入ってからも積雪があったようだ。いったん雪のなくなった槍の穂先なども白くなっていた。こんな写真を見ているとまたまた出かけたくなってしまうがぐっと我慢して今日は六甲山に。
六甲山ホテルのすぐそばに記念碑台というところがあるがこれまで特に関心がなく何を記念しているのか知らなかった。ここで毎年グルーム祭というのが行われているとのことで行ってみることにした。この記念碑台はイギリス人実業家のグルーム氏を記念して作られたところだそうだ。明治の初めに日本に来たグルーム氏はゴルフ場や別荘地など六甲山の開発を手がけ、当時はげ山だった六甲山の植樹にも尽力した人物。その氏の功績をたたえるための碑が作られたが、太平洋戦争のさなか「敵国人」ということで軍部により碑は壊されてしまったとのこと。なんという短絡的愚行。
戦後改めて作られた胸像の前で氏を顕彰し登山の安全祈願を行うのがグルーム祭ということらしい。
グルームさん
安全祈願が粛々と
新緑真っ盛り、さわやかな風が吹く六甲山だった
兵庫県立美術館で開催中の「ベルギー奇想の系譜」展を観に行く。ポスターで知ったのだがなんだかちょっと奇妙でおもしろそう。
ポスターに使われている絵も変だが、他にも奇妙でグロテスクな作品がいっぱい。作品自体は小さいのでよく見ないとわからないのだが人間とも動物ともつかない生物がうごめき、なかには排泄していたりする中世の作品がいちばん強烈。大きなサイズで観たらちょっと引いてしまいそう。「芸術=美しい=感動」そんな単純な思い込みをぶっとぱすような表現満載。ベルギーにはそんな奇想の系譜が現代まで続いているんだそうな。ワッフルとチョコレートのイメージで見ていてはダメなのね。
人の頭に浮かぶことは様々だが凡人がそれを具体的に表現することは難しい。しかし表現してしまう人も世の中にはいるのだ。思わず「表現の自由」という言葉の意味を考えてしまう。
ちなみにこの作品のタイトルは「生き残るには脳が足らない」うーん、なんともシュール
住吉川をブラブラ散歩していたらおなじみのカモに今年もヒナが生まれていた。
流れに流されないよう必死で踏ん張る
上にいるお母さんはスパルタママか、知らんぷり
みんながんばって自力で上がってお母さんのところに
めでたしめでたし