ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

久しぶりの森林植物園

2020年05月28日 | ちょっと裏山

4月の初めに保久良山に桜を観に行って以来久しぶりに山に上る。この2か月近く下から日々緑が濃くなる山肌を見ていたがやっとその緑の中に入った。

 

ツツジは終わり今はヤマボウシがよく咲いている

 

何より山中ではマスクなしで歩けるのが気持ちがいい。新神戸駅から背山散策路を歩き再度公園へ。カキツバタ?

 

池の周りはハイカーだけではなく車で来ている人も多かった。池のボートハウスの雰囲気のいい建物が長らく使われてないままでもったいないと思っていたら、今回きれいにカフェに生まれ変わっていたのがうれしい

 

コロナの影響でしばらく閉園していた森林植物園も再開されたということなので行ってみる。

緑と赤の新芽に青い空

 

ここには立派なシャクナゲがあるのだが閉園中に満開になってすでに終わっていた。アジサイはこれからということであまり見るものがないがそれでも緑のなかを歩くのは気持ちがいい

長谷池にはカキツバタ

 

コウホネか

 

ご婦人が「あそこに~が」とおっしゃるのだが肝心のところが聞こえなかった。かわいい鳥でもいるのかと思ったらヘビだった。教えてくれなくてもいいのに。さっきも1匹見たので今日は2ニョロニョロ。

東門からトゥエンテイクロスを歩いて市ヶ原経由で新神戸へ下山。途中山の斜面が崩壊しているところの修復工事はされないままになっている。生活道ではないので期待はできないのかもしれないが歴史あるトゥエンティクロスなのでなんとかしてほしいものだ。

天気もよく久しぶりの山歩きは気持ちがよかった。次は県境を越えて他県の山にと思うのだが、北九州では早くも第2波が発生したとか。なかなか行きづらい日が続きそうだ。

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うれしいけれど心配かも

2020年05月26日 | 散歩

兵庫県の感染者はここ数日ゼロが続き、緊急事態宣言も解除された。県を越えての移動も近々可能になりそうだが、第二波への不安もあるし、何かと制限を求められるこの先の生活のことを思うと手放しで喜べるわけでもなし。

それでも季節は進み夏の花が咲きだし、梅雨入りも近い

 

 

住吉川のカモも前回より確実に大きくなったように見える

 

前回見たときはヒナが10羽いたが今回は6羽なので同じ親子かはわからない。毎日見ている人の話だと全部で3組の親子がいるとのことだ。いずれにしてももうしばらくは和やかな光景が見られそうだ

 

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リタ~ン

2020年05月21日 | 散歩

雨の翌日見かけなかったカモの親子だが今日、下流の島崎橋の辺りで発見。どこかでやり過ごして母親が守っていたんだ、えらいえらい。

 

 

 

緊急事態宣言も解除されることになったが、それでもまだいろいろ制限のかかった生活が続きそうだ。外国はともかくせめて国内だけでも自由に動けるようになってほしい。

今年は富士山への登山道は全面的に閉じられ山は開かれない。さらにコロナとは別の話だが最近上高地付近で地震が頻発している。河童橋から映した岳沢付近の地震による雪崩の映像をテレビで観た。岳沢小屋のブログでも小屋の背後で雪崩と岩崩れがあったとのこと。石垣の崩れもあったようだ。

連休中、運休していた上高地へのバスも本数は少ないながらやっと運転再開されたばかりだったのだが、この地震による影響は大きそうだ。落ち着くまではちょっと怖くて周辺の山には近づけない。今年は登山者はじめすべての関係者にとって難しい年になりそうだ。

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足踏み

2020年05月19日 | その他

新型肺炎の感染者数は16,000人台で足踏みを始めたようだ。兵庫県では昨日も感染者数は0だった。このままいけば近々緊急事態宣言も解除されそうだが、緩んでもいいいけど適度にねといわれるとそれはそれで心配だ。

新生活様式とやらではマスクの着用が推奨されそうだが、最近気温が上がってきたのでだんだんマスクが苦痛になってきた。人がいないところでは外して深呼吸してしまう。都会のあまりきれいでもない空気でも思い切り吸うとおいしく感じてしまう。

コロナウィルスは気温が高いのは嫌いという説もあるので、大いに期待したいところだ。

昨日雨が降って住吉川の水量が増え流れも速くなっているのでカモの親子は大丈夫かと見に行くが見当たらなかった。二号線より南しか見ていないが、上流かどこかの草むらにでも避難して無事でいてくれるといいのだが。

 

カモの香箱座り

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68/100

2020年05月15日 | 山旅

登山が好きな人で深田久弥の「日本百名山」を目指す人は多いが、私自身はあまり興味がない。100の山をひとつずつ登ってつぶしていくというやり方はあまり性に合わない。好きな山域には何度でも行くし無名の山にも行って、これまで楽しんできた。なので百名山のいくつを登ったのか数えたこともなかったのだが、今回昔の写真や記録を眺めていたら数えてみたくなった。結果は68だった。まあそんなものか。

百名山を全部登るには北は利尻島から南は屋久島まで行かねばならず、時間も費用もそれなりにかかる。とてもそんなことは無理なので代わりに百高山を目指しているという人に山で出会ったことがある。なるほどそういう手もあるかと思った。標高の高い山は主に北アルプス、南アルプスに集中しておりこちらの方が時間も費用もかからない。

とはいえ私はこれも目指しているわけでもないのだが、今回こちらも数えてみた。結果は72だった。こちらの方が少し多かった。やはり煙となんとかは高いところが好きなのかもしれない。

百高山のうち標高が3000Mを越える山は21あるのだが、そのうち20は登っていることになっている。唯一残っているのは最高峰の富士山なのだが、どうもこちらにはこれからも登らない気がする。

やはり富士山は見るだけで十分。夏のあの混雑を考えるとぞっとするし、といって雪のある時は危険すぎて行けない。

人生は目標を持ってその達成のために努力すべき、そう考える人にとって百名山とか百高山は目標設定がしやすい。すべてに登れば確かに達成感はありそうだ。

この目標設定が苦手な私は、いいのいいの目標なんかどうでもいいの、楽しければいいの、という方に流れてしまう。これからも数にはこだわらず好きなように登らせてもらうことになりそうだ。

見るのはすばらしい。塩見岳頂上からの富士山

 

2014年7月

 

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カモ~ン

2020年05月14日 | 散歩

騒がしい世間をよそに今年も生まれていた。今の時期の住吉川の風物詩、カモの親子。今年はすっかり忘れていて、そうだったそうだったと改めて気づいた。

あれっ、お母さんはあっちだよ。

 

全部で10羽

 

 

しばらくは見るのが楽しみだ。一羽でも多く育ってほしい。鳥インフルに罹らないようにね。

と、そのかわいさに久しぶりにほっこりとした気分になって散歩続行。

そのうちカモのことはすっかり忘れ、商店街を歩いていたら焼き鳥がおいしそうだったのでテイクアウト、夕食は焼き鳥丼にして食べたのだった。見るのと食べるのは別物と弁解してみたものの、なんとも勝手で罪深い私。

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初めての山登り 白馬三山縦走②

2020年05月12日 | その他

さて準備も整い梅雨も明けた8月の上旬、全員地下足袋姿でヒタヒタと当時の国鉄の駅に集合し夜行列車に乗って一路大糸線の白馬駅を目指した。

その後登山口の猿倉に向かい、T先生に先導され、まずは白馬鑓温泉を目指した。50年前とはいえさすがに全員地下足袋姿の一行は、他の登山者からは珍しがられたり感心されたりした。初日は白馬鑓温泉小屋で1泊。水着持参で露天風呂にも入った。

翌日は白馬鑓ヶ岳、杓子岳を経由して主峰白馬岳直下の白馬山荘で宿泊、翌日は無事目的の白馬岳を踏むことができた。その後小蓮華山、白馬大池などを経由して蓮華温泉に下った。ここでは入浴した覚えがないのでそのまままたヒタヒタと帰途に就いたのだろう。

正直なところそれほど山に感激した記憶はない。むしろ友人たちと露天風呂に入ったり小屋に泊まったりしたことの方が印象に残っている。しんどくてもうこりごりとは思わず楽しい思い出として残った。

後々白馬岳にはルート、季節を変え何回か行っているが、この高校登山の時のルート設定は山を熟知されていたT先生ならではだった気がする。夏の白馬岳には猿倉から大雪渓を登ることが多いのだが、そうすると高低差が大きく落石などの危険もあるので、初心者ばかりの学校登山としては白馬鑓ヶ岳からのルートの方がふさわしいと考えられた気がする。

珍しい高山の温泉にも入れ、気持ちのいい稜線歩きを楽しめるなかなか素晴らしいルートが選ばれていたと思う。

まだ白黒写真の時代だった。全員地下足袋姿。

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初めての山登り 白馬三山縦走①

2020年05月11日 | 山旅

初めて本格的な山歩きを経験したのは、高校2年生のときの白馬三山縦走だった。今から50年以上前の話だ。

当時通っていた高校には山男で山岳スキー部の顧問もされていたT先生がいらした。そのT先生の立案、引率の下夏休みの学校行事として登山があり、希望者が参加することになっていたのだ。

参加を希望すると6月ぐらいから毎週土曜日の午後に居残って先生による登山講座を受けなければならなかった。天気図の描き方、地図の見方等々一応カリキュラムはあるのだが、実際は先生の山での武勇伝になることもしばしばだった。

先生の山に関してのこだわりを反映して、着るものなども細かく指定された。ズボンは古ズボンを切って膝丈にしゴムを入れた。シャツは母親の昔の毛のシャツを借りた。帽子にはあご紐をつけ、リュックは父の持っていたものを借りた。

問題は履物なのだが、当時登山靴といえば本格的な皮のごついのかキャラバンシューズといわれるブルーのナイロン製のものが主流で、今のようにいろいろな種類はなかった。買えばそれなりの出費なので、先生からは、安価で丈夫ということで全員に地下足袋を履くようにとのお言葉が。ヒェー、しかし逆らうわけにはいかない。

かくしてある土曜日の午後、学校に地下足袋業者が招かれ各自サイズを合わせて購入したのだった。

 

 

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イノシシとの遭遇

2020年05月09日 | ちょっと裏山

六甲山はイノシシの多い山だ。山中で出くわすことも時々ある。山中だけでなく住宅街にエサをあさりに出てくることもある。

一時岡本の天上川の河川敷に棲みついているのをよく見かけた。河川敷で繁殖してウリ坊を連れているところも見た。見たところイノシシが山に這い上がれるようなところがなさそうなので、たまたま山道から河川敷に落ちて上がれなくなったのが棲みついたのではないだろうか。エサになる生ごみを投げ込む人もいたが、ある時からぱったりといなくなったので神戸市が捕獲して山に戻したのかもしれない。

風吹き岩付近では時々出没して弁当など手に持っているとを強奪するのもいる。しかしクマに比べればイノシシにあまり恐怖は感じない。山中で遇っても無視していれば向こうも普通に通り過ぎていく。

風吹き岩の辺りで若い女の子が「イノシシがいるんです」といって怖がって前へ進もうとしないので「大丈夫よ」といって普通に横をすり抜けたら、後ろから彼女たちに「おばさん、すごい」といわれたこともあった。クマの鋭い歯と爪に比べればイノシシは牙があるものの手足は豚足なのであまり迫力を感じない。ただ突進力はありそうだ。

天上川のイノ子さん

2014年9月

天上川のウリ坊

2014年4月

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クマとの遭遇

2020年05月09日 | 山旅

ずいぶん長い間山登りを楽しんできたがその間、クマに遭遇したのは2回だけだ。一度目は遠目に斜面を下りて行くのを見た。二度目はかなり近い距離で出遭ってしまった。といっても目は合わなかったし位置関係からもクマの方は私の存在に気づいていなかったと思う。それでも心臓はバクバクだったもし目が合っていたらさらに怖かったと思う。

日本では北海道にヒグマ、九州を除く四国を含めた本州の山にはツキノワグマが生息している。それは知っていたが出遭うまではあまり意識したこともなくクマ鈴も一応持っていっていたがあまり使ったことはなかった。

クマに関する本なども読んでみた。基本的には臆病な動物なので出遭っても向こうから逃げていくことが多いとある。しかし里に出てきたクマが突然人を襲う事件は後をたたない。むしろ山中での事故の方が少ないことからするとクマも自分のテリトリーでは気持ちに余裕があって悠然としていられるが、里では勝手が違うのでテンパってしまうのかもしれない。

実際に山の中での事故を防ぐためにはやはり刺激しないことがいいのはわかる。しかしクマだって優しいのもいれば獰猛なのもいるだろうし、子熊連れの母親だっている。もし向こうから立ち上がって威嚇し始めたらこちらがテンパってしまって冷静に対処できる自信はない。走るものを追う習性があるので、静かに目を見て後ずさりして逃げろ、背を向けて走ってはいけないとわかっていても果たしてできるものだろうか。

クマの急所は鼻だという。実際持っていた鉈で鼻をぶんなぐって退散させたとか、拳法の達人が目に指を入れて退散させたとかの武勇伝を聞いたこともあるが、そんなことはとても無理だ。

先日テレビでヒグマと出遭ったときの知床の漁師の映像を観たが、かなりの至近距離でもにらみつけ声を出して追い払っていた。しいて言えば眼力が武器ということだが私にそんな眼力があるとは思えない。

人通りの多い登山道には出てこないという人もいるがとんでもない。3000M近くの稜線の登山道の真ん中に堂々とフンがしてあるのを何度も見ている。意外に人の近くに潜んでいるに違いない。あえて出遭おうとしても出遭えないが、出遭うときには出遭ってしまうのだ。なんだか今のコロナウィルスに似ている気がする。

せいぜい突然出遭わないようにクマ鈴や声で知らせてやるぐらいしか方法はなさそうだ。ただこのクマ鈴、山中だけでなくバスのなかとか小屋のなかとかでも外さず鳴らしている人がいる。バスとか小屋にはクマみたいな人は時々いるがクマはいないのだ。

森や山の中で遭遇してうれしいのは熊猫かくまモンだけなのだ

 

 

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