ラブラドール・レトリーバーが主人公のインド映画「チャーリー」を観てきた。
悪徳ブリーダーの下から逃げてきたチャーリーが偏屈者で孤独な男ダルマと出会って一緒に暮らす物語。
一緒に暮らすうちにそれまで人と交わることのなかったダルマが変わっていくという、動物との出会いが人生を変えてしまうというよくあるストーリーだが、チャーリーの演技、というよりは調教師の訓練の見事さなのだろうが、よくできた芸に感心しつつ観てしまった。インド映画ということでダンスがあるかと思ったがさすがにこの映画には馴染まないのかそれはなし。最後は感情移入して泣けるかと思ったが、そこまでは行かなかった。
ラブラドール・レトリーバーが好きな人にとってはたまらない映画だったが、泣けるかという点では最近知った絵本「もうじき食べられるぼく」の方が上である。