ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

東おたふく山

2016年09月27日 | ちょっと裏山

高い山ではすでに紅葉が見ごろを迎えているというのに、秋雨前線が居座っていてお天気が悪い。安定した好天が続かないので遠出も難しい。今週も今日だけお日様マークがあるがこのあとは4,5日雨マークばかり続く。今日は貴重な晴れの天気なので久しぶりに六甲に登りに行く。

弁当を調達して歩き出したのはいいが、登山道に入る前にすでに大汗をかく。気温も高いし湿度も高い。今日は打越峠から雨が峠、東おたふく山を目指す。

東おたふく山はかってはススキの原だったのだが、笹に浸食されてススキが淘汰されてしまったのを現在再生中。よく手が入っているがまだ数は少ない。それでも秋の雰囲気を楽しむことができる

 

 

 

 

萩もよく咲いている

 

秋はやっぱりこの色

 

今日はキノコも大豊作

 

 

 

 

 

 

これらが全部食べられてすき焼きにでもできたら笑いが止まらないが、文字通り笑いが止まらなくなっても困るし、写真だけであきらめるとしよう

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アイン・オープン・デパートメント

2016年09月22日 | 散歩

昔の雑貨店といえば荒物屋のように日々の暮らしの道具を売る店だった気がするが、いまやその大半は生活の必需品ではなく、特になくても生活に困るわけではないモノを売っている店ではないだろうか。下は100均から上は高級品まで、社会が豊かになればなるほど種類も量も増殖していっている気がする。特に女性の生活のうるおいという意味では必需品かもしれない。世の中には雑貨屋といわれる店があきらかに増えている。

朝から雲行きが怪しいなか、阪神甲子園駅から鳴尾浜に行くシャトルバスに乗ってそこで開かれている雑貨市「アイン・オープン・マーケット」に行ってみた。オープンというのに入るのになぜか入場料がいるのである。そこは納得して入るしかない。シンプル生活に憧れるのに、モノが好きで捨てられない私としてはぜひ見ておきたかった。

マーケットにはおしゃれな雑貨の他、食料品の店も出ている。お金と置くスペースがあればあれもこれも買ってしまいたいがグッと我慢して靴とブドウを購入、屋台のホットドッグを食べるだけで踏みとどまる。雨もなんとか降らずにマーケット見学は終了。

 

せっかくなので帰りは武庫川沿いを散歩することにしたが、ついに雨が降りだし断続的に激しくなってくる。参加者6名だが途中の駅で脱落していき、最後は2人となり濡れるのを覚悟で散歩を断行。靴は浸水、ズボンもどんどん濡れてくる。

普段穏やかだが、水嵩増す武庫川

 

傘のおかげで頭だけは濡れずに済んだ頃JR甲子園口に到着。そのころには雨も上がった。気温が高いので笑い話で済むが冬なら低体温症ものである。濡れた体に冷房の入った電車は堪える。ヘ、ヘ、ヘックション。家へ直行して着替えたのだった。

翌日になって、ふと傘がないことに気づく。傘を忘れたことを忘れているとは、かなり立派な老人力がついたと言わざるを得ない。甲子園口の駅のプラットフォームでは確かにあったのだがその後の記憶がない。気に入っていた傘だったのになぁ。

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住吉川

2016年09月10日 | 散歩

夏の間子供たちの水遊びでにぎわった住吉川。以前から小さい魚の群れはよく見たが、先日こんな大きな魚がいた。河口に近いところだったので海の魚が上がってきたのだろうか。

 

大きなカニも

 

さらにはこの川にはウナギがいるのだ。先日男性が石組みの間を探り、ミミズを付けた針を差し入れているところに出くわした。何を捕っているのか見ていると、思い切り糸を引っ張りその先には丸々と太ったウナギが釣れていたのだ。突然のことで写真は撮れなかったがかなり驚いた。

 

しかしもともと棲んでいるものならいいが最近はこんなものまで発見

 

金魚が10尾ほどいたがこれは誰かが放したものとしか思えない。生きて行けるのかも気になるが生態系への影響もどうなんだろう。自然豊かな川だが、最近いろいろ気になってしまう。

 

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ロング・トレイル

2016年09月05日 | 映画

人生を見つめなおすために歩く、旅をするというのは映画や小説にはよく描かれるテーマのひとつだが、今回はアメリカのアパラチアン・トレイルを熟年、というより老年にさしかかった2人が歩く。一人はロバート・レッドフォード扮する紀行作家のビル、もう一人はニック・ノルティ扮するその旧友カッツ。

最近民進党で「いい人だけどつまらない」といわれた人がいたけど、ビルはそんな感じがピッタリ、カッツは破天荒だがなんとなくお茶目で憎めないところがある。そんな2人の珍道中。

久しぶりに会ってトレイルを歩くことになった2人は離れていた間の出来事やら昔話を語りあう。慣れぬトレッキング生活に嫌気もさす。しかし時々はトレイルを外れモーテルに泊まったりご飯を食べたりして英気を養いまた歩き出す。そんなところが長いトレイルのいいところかもしれない。

目指していた全行程踏破はできなかったけれどが2人とも納得してのリタイア。長い人生、そんなこともあるさと自分なりの緩い達成感を得られてよかった、よかった。

久しぶりに観るR・レッドフォードの顔に刻まれた深いしわにびっくりした。かっての二枚目も実生活ではいろいろあったのかな、自分も歳をとったなぁなどと思わず感慨にふけってしまった。

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