ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

もう一度見たい行きたい 19.歩いてしか行けない温泉

2020年04月30日 | 山旅

山から下りて麓で入る温泉も気持ちがいいが、それ以上に山中で入る温泉は格別だ。山小屋で風呂に入れるところは少ないが、温泉が湧いているところにある小屋なら山行の途中で入ることができ、疲れが癒される。そんな温泉のなかでも最も行くのが大変なのが高天原温泉だ。入るためにはどの登山口からでも途中の小屋で一泊して次の日にしかたどり着けないというのだからありがたさもひとしおというものだ

高天原山荘

 

温泉は小屋から20分ほど歩いたところにある。小屋掛けしたところもあるがこちらはまったくの露天なのでここで脱いで浸かることになる。この時は誰もいなかったのを幸いにここに入った。

標高2100Mの極楽

 

小屋の周辺はニッコウキスゲが満開だった

2012年7月

白馬鑓温泉も歩いてしか行けないが、登山口の猿倉から4時間半ほどで行ける。ここも標高は2100Mほど

 

ここからさらに3時間ほど登る白馬鑓ヶ岳。後ろは白馬岳

 

これは女性用の囲いのある浴槽

 

露天の方は水着着用OK。夜暗くなってから女性専用時間があるのでその時なら水着もいらない。朝焼けを見ながら入るのもいいものだ

2013年9月

九重の法華院温泉も歩いてしか行けないが登山口からは2時間ほど

 

2015年5月

高天原温泉は雲の平と合わせて行ったが何せ遠い。もう一度行きたい気持ちはあれど果たせるかどうか。白馬鑓温泉ならそれほど大変でもないのでぜひもう一度、できれば満月を眺めながら入ってみたいものだ。

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もう一度見たい行きたい 18.称名の滝

2020年04月29日 | 山旅

バスで立山の室堂へ入るときいつもバスの中から遠目で眺めていた称名の滝。近くで見たことはなかったので立山へ登った帰り、大日岳経由で滝まで下りて間近で眺めることにした。初めて見るその大きさに圧倒された。看板にもあるよう四段構造で落差は350M、下からでは全容はわからないがそれでも一番下だけでもものすごい迫力だった。

 

この滝を身近で見ると、華厳の滝も那智の滝も小さく思える。雪解けの進む時期に訪れれば隣にもう一本ハンノキ滝が出現してさらに迫力が増しそうだ。その時期にもう一度見たいものだ。滝だけならバス停から30分くらいなので足腰が弱ってからでも大丈夫そうだ。そのときまで楽しみを取っておくことにしよう。

2011年8月

 

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もう一度見たい行きたい 17.赤石岳の帰りに井川鉄道

2020年04月27日 | 山旅

荒川三山と赤石岳に登った帰りに、井川駅でバスを下ろしてもらって井川鉄道に乗った。山ももちろんよかったのだがこの鉄道がさらによかった。

赤石岳

 

レールが狭軌なので車両は一回り小さくてかわいい

 

山間部を走るのでアプト式を採用。途中車両の付け替え作業も見られて鉄道好きにはたまらない路線だ

 

街中のごみごみしたところがなく素晴らしい景観を堪能できる。

ダム湖の上を走る

 

鉄橋を眺める

私が乗ったのは夏の終わりだったが、春や秋はまた違う表情を見せてくれると思う。鉄道だけなら足腰が弱ってからでも乗りに行けるが、それまで鉄道が存続するかが心配だ。

2013年8月

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もう一度見たい行きたい 16.裏磐梯の森

2020年04月26日 | 山旅

冬の裏磐梯でスキーやスノーシュー歩きを楽しんだ。そのときガイドツアーで案内された猫魔の森の雪景色が素晴らしかった。雪がたっぷりついた森はまるで迷宮のなかを歩いているようだった。これは地元のガイドでしか知りえないルートだったのでなかなか価値のあるツアーだった。

 

 

2012年2月

 

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マスクさま

2020年04月25日 | その他

乗客が乗ることがなくなったJALの飛行機の座席のひとつに一箱ずつマスクが行儀よく積まれている写真を見た。またフランスのどこかでマスクを積んだトラックが強奪されそうになったとかで兵士がものものしく警備している映像も見た。もうこうなるとマスクさまだ。

何か月前ぐらいまでは百均でも気安く売られていたマスクさま。突然姿を消してはや2か月くらいか。初めはすぐにでも手に入るようなことを政府は言っていたが店頭でみかけることがなくなった。

マスクが好きな日本人を不審な目で見ていた欧米人が今やこぞって手に入れようとするのだから足らなくなるのは当然かもしれないが、一番必要な医療の現場で不足する事態を一刻も早く何とかしてほしいものだ

そんななか久しぶりにドラッグストアをのぞいたら3パックくらい何気なくぶら下がっていらした。7枚入り税込み305円だった。昔は1枚10円くらいでもあったと思うと高いが、日本製でもあるし需要と供給のバランスが崩れた今ならやむを得ない価格かもしれない。さっそく1パック買わせていただいた。

そんな貴重なマスクさまだが、散歩などしているとけっこう道に落ちているのだ。今日も2つほど見かけた。大人なら触りはしないが子供が触ったりすることも考えられる。美観もよくない。落としたことに気づいてないのかもしれないが、けっして気分のよいものではない。

何百億円かのアベノマスクは配り始めたと思ったらその品質に問題ありで回収中とか。首相は言い出しっぺの意地なのか他の閣僚が紙マスクなのに一人布マスクに拘っているが、いつもあごが出ていて明らかに小さい気がするのだが。

 

 

 

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もう一度見たい行きたい 15.奥穂高岳

2020年04月24日 | 山旅

恐れ知らずの若いころ、西穂高岳経由で奥穂高岳に登った。途中の馬の背やジャンダルムの岩場もそれほど怖いとも思わず登ってしまったが、その後いろいろな経験を積んで改めて思うとよくあんな危ないところに行ったものだと思え、もう二度と行かない、行けないと思った。ただ涸沢からならなんとかなるかと思い雪のある時期に行ってみた。

涸沢から小豆沢を登る。

 

穂岳岳山荘のあるコルまではそれほど苦労せずに登ったのだが、問題はその先だ。先に登って下りてきた人に訊いてみたところ一か所凍結部分があって下りが怖かったとのこと。そのひとことで止めた。代わりに反対側の涸沢岳に登り奥穂を眺める

 

奥穂からジャンダルムへの稜線

 

手前北穂高岳、遠くに槍ヶ岳

登れはしなかったものの眺めは心行くまで楽しんだ。この眺めは何度でも見たいがもう登ることはできないかなと弱気になるのだった。

2016年5月

 

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もう一度見たい行きたい 14.九重連山のミヤマキリシマ

2020年04月23日 | 山旅

九重連山は5月になるとあちこちでミヤマキリシマが咲き乱れ山肌を被うことで有名だ。

その時期に合わせて行ったのだが、この年は虫喰いがひどくて期待通りとはいかなかった。一面ツツジに被われた姿を見たくて今年辺り行ってみたいと思っていたが、今回の新型肺炎のせいで行けなくなってしまった。

ただ最近のニュースによると、連山のひとつ立中山で最近登山者の火の不始末による火事があってかなりのツツジが焼けてしまったそうだ。かってのような美しい姿に戻るのはなかなか難しそうで残念

一応きれいに見えているが、確かに虫食いのところもあった

 

 

坊ガツルのテント場も広くて気持ちのいいところだった。トイレが和式だったのが難点

 

近くの法華院温泉もいいお湯だった

2015年5月

 

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もう一度見たい行きたい 13.長者ヶ岳のシモバシラ

2020年04月22日 | 山旅

富士山の西の長者ヶ岳と天子ヶ岳に登った。もちろん富士山の展望台なのでその眺めはすばらしいが下りてくる途中で珍しいものを見た。

長者ヶ岳から富士山

 

一見すると飴を練ったもののようにも見えるがこれは枯れたシモバシラという植物の根が吸い上げた水が凍ってできる現象。他にも冬の登山道を歩いているがこんな現象が見られたのはここだけだ。

 

自然界で雪や氷が造る様々な造形はどれも不思議で美しい。シモバシラもそんな造形のひとつだが他の場所でもいろいろな形のシモバシラを観てみたくなる。

2017年1月

 

 

 

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もう一度見たい行きたい 12.唐松岳

2020年04月21日 | 山旅

白馬八方のスキー場のリフトで八方池山荘のあるところまで上り、そこから唐松岳へ。何年か前に一度来てみたものの強風で丸山ケルンまでしか行けず2度目で目的達成。お天気に恵まれ絶景を堪能した

唐松岳から不帰嶮、さらに白馬への稜線

 

唐松岳への最後の上り

 

唐松岳頂上。後ろには剱岳

 

五竜岳

2012年3月

 

 

 

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もう一度見たい行きたい 11.双六岳~三俣蓮華岳

2020年04月20日 | 山旅

今回の緊急事態宣言を受けて、ゴールデンウィークに営業する予定だった各地の山小屋もついに休業を決めた。雑魚寝が基本の小屋では密は避けられずやむを得ない判断だ。今年は残雪期も、ひょっとしたら夏山シーズンにも山へ行けないのではないか、そんな気すらしてきた。

もうこうなったら昔の写真でも眺めてないとしょうがない、というわけで「見たい行きたいベスト10」ぐらいのつもりだったがまだまだその気持ちは続く。

双六岳、三俣蓮華岳は特にそこを目的に行く人は少なく、だいたいは他の山への通過点になることが多い。しかしこの2つの山の稜線からの眺めもなかなか素晴らしい。

双六岳の広い頂上から槍ヶ岳への一直線

 

三俣蓮華岳から見る鷲羽岳。山肌が鷲が羽を広げたように見える

 

ついでに新穂高から双六岳に登る途中の鏡池に映る稜線

2016年8月

 

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