山から下りて麓で入る温泉も気持ちがいいが、それ以上に山中で入る温泉は格別だ。山小屋で風呂に入れるところは少ないが、温泉が湧いているところにある小屋なら山行の途中で入ることができ、疲れが癒される。そんな温泉のなかでも最も行くのが大変なのが高天原温泉だ。入るためにはどの登山口からでも途中の小屋で一泊して次の日にしかたどり着けないというのだからありがたさもひとしおというものだ
高天原山荘
温泉は小屋から20分ほど歩いたところにある。小屋掛けしたところもあるがこちらはまったくの露天なのでここで脱いで浸かることになる。この時は誰もいなかったのを幸いにここに入った。
標高2100Mの極楽
小屋の周辺はニッコウキスゲが満開だった
2012年7月
白馬鑓温泉も歩いてしか行けないが、登山口の猿倉から4時間半ほどで行ける。ここも標高は2100Mほど
ここからさらに3時間ほど登る白馬鑓ヶ岳。後ろは白馬岳
これは女性用の囲いのある浴槽
露天の方は水着着用OK。夜暗くなってから女性専用時間があるのでその時なら水着もいらない。朝焼けを見ながら入るのもいいものだ
2013年9月
九重の法華院温泉も歩いてしか行けないが登山口からは2時間ほど
2015年5月
高天原温泉は雲の平と合わせて行ったが何せ遠い。もう一度行きたい気持ちはあれど果たせるかどうか。白馬鑓温泉ならそれほど大変でもないのでぜひもう一度、できれば満月を眺めながら入ってみたいものだ。