コロナの波は第2、第3とだんだん小さくなって終息に向かうのかと漠然と思っていたがどうやらそうではなくだんだん大きくなってきた。
人が動かなければ感染者は減ることはわかっている。といって今春のような禁足令は出ず、出かける、出かけない、どちらにしても悩ましいが、今回は出かけてしまう。
列車は一路南紀勝浦に向かう。
旅館は本館やら別館やらでやたらと広く、部屋からは太平洋の白波が見えて窓を開けると打ち寄せる波の音が心地よい
お風呂も外湯、内湯といろいろ。ここはやはり海に面した洞窟風呂へ。海に面した浴槽には波が打ち寄せる。波がかかってもこっちは裸だからまったく平気だが、なかなかそんな大きな波はやってこない。もし波にさらわれたら岩にぶつかりズル剥けだろうな、などと考えながらも波を見ているだけで飽きない。
翌朝は高台の建物から少し歩いた展望台から朝日を鑑賞。今日は雲が多くて少ししょぼいご来光だ
朝食後はホテルを出て、タクシーで勝浦の定番観光に向かう。まずは熊野古道の大門坂の入り口付近を少し歩く。入り口の夫婦杉はなかなか立派だ
石畳と両側の大きな木々は歴史を感じさせる。
古道のさわりの部分を楽しんだら今度はタクシーに拾ってもらって西国札所の青岸渡寺、熊野那智大社へ
最後は那智の滝を見て
締めはマグロの鉄火丼を堪能。ワサビが効くぅ
食べる、温泉、寺社巡り、定番観光旅行の帰りの車中は心地よい疲れで爆睡気味だったが、今回の旅は楽しく終わったのだった。