3月は天候が不順で、まだまだ降雪の便りもある。こういうときは白い山が見たくなって出かけることにする。安定した天気が続かないので、刻々と変わる天気予報の間隙を縫って少しでも晴れ間のあるときを狙う。まずは茅野から黒百合平へ入り東天狗岳に上る。
今年は諏訪大社の7年に一度の御柱祭の年とのことで茅野駅にもディスプレイが
渋の湯からの登山道はさっそく凍っているのでアイゼンを履く
黒百合平から東天狗岳の東側の雪庇の張り出しは小さいが気をつけて歩く
頂上が見えてきた
頂上から赤岳・阿弥陀岳
隣の西天狗岳
眼下の黒百合ヒュッテ
中には薪ストーブが燃えているので寝室も暖かかった
翌朝の戸外は零下10度以下になっていた
下りてくると意外にも長野県北部も晴れマークが入りだしたので松本へ行き、チャンスを窺う。松本で泊まるときは郊外の浅間温泉に入りに行く。女鳥羽川沿いを歩くと1時間ほど。帰りはバスに乗る。
浅間温泉には大型の入浴施設もあるが、前回定休日で入れず心残りだった共同湯の疝気の湯に入る。ここは飲泉もできるかけ流しである。
松本でお天気待ちの間に市立美術館に 玄関脇の草間弥生のオブジェにはいつも驚かされる
天気予報に晴れマークが出たので大糸線で白馬へ向かう。車中にトナカイ
八方のゴンドラに乗っている間はガスっていたが上部のリフトを降りるとすっかりガスが消えている
登っていくのはほとんどがスキーヤーだ
お天気は上々だが、時折ものすごい風が吹くので尾根から下りたりケルンの影でやりすごしながら丸山へ到着
360度が見渡せる眺めにウットリ
白馬三山
不帰の剣
鹿島槍と五竜
シュカブラもきれい
できれば唐松の頂上まで行きたかったが、風がきついので、怖がりの私としては断念し心ゆくまで眺めを楽しみながら下りて、八方池山荘で1泊する。夕食は豚なべ
翌朝リフトで東宝の撮影隊が上がってきた 「岳」の撮影らしい。いろいろなものを背負って登っていくが、なかには張りぼての岩を背負っている人もいる