雪見列車
2008年01月23日 | 旅
青春18切符で北陸へ行く。「寒いのは嫌いだが雪は大好き」などというと、雪で苦労している雪国の人に申し訳ないが、太平洋側の雪のない地域に住む者にはその種の人間が結構多いのではないだろうか。そんなわけで、暖房の効いた電車から雪景色を眺めるのは贅沢な楽しみである。
湖西線経由で福井に行き、福井から越美北線に乗る。数年前の台風で途中が不通になっていたが、昨年再開通した記念に終点まで乗ってみる。沿線の雪はさほど多くない。
終点の九頭竜湖駅は新しいきれいな駅舎
越美北線を折り返して初日は福井泊。翌日北陸線を北上。途中乗換えで金沢に寄る。金沢駅は新築されモダンな造りになっている。
金沢から高岡に向かう。高岡は城端(じょうはな)線と氷見線の始発駅なので両方に乗って、折り返す。この両線の電車のマスコットは忍者ハットリ君。側面にはキトキトの魚も跳ねている。
防風林に囲まれた家々が離れた間隔で建っている砺波平野の「散居」もすっぽり雪に被われている。
駅のプラットフォームもなんだかかわいい
城端駅
城端線を折り返して氷見線に乗る。雨晴海岸には雪が全くない。
高岡から富山に出て1泊。富山市内もかなり雪が積もって、城址公園の木々もすっかり雪景色
泊まったホテルは部屋もきれい、温泉付きで朝食のバイキングも充実。ただひとつの欠点は、通りを挟んだお寺の鐘が早朝に鳴り響くこと。しかしお寺の方がずっと以前から存在しているのだろうから文句も言えないが。
富山のマンホールは立山連峰と雪
朝の道路はスケートができそうに凍っている。滑って転ばぬよう恐る恐る歩く横を、地元の人が自転車に乗っていたりする。