兵庫県立芸術センターでの上演、アメリカの翻訳劇「おやすみ、かあさん」を観にいく。出演は白石加代子と中嶋萌子の2人のみ。
母と娘の2人暮らし。冒頭娘が、亡くなった父親の残した拳銃を探している。そしてそれで今から自殺するのだと告げるところから劇は始まる。一幕物で途中休憩なしで、2時間2人のことばのやりとりで劇は進む。母親は当然、娘を説得しようとする。延々2人の会話が続くが、ことばの持つ力は偉大か、それとも無力か、母親は娘を止めることができるのか・・・。
Railwaysといいこの芝居といい、真面目な作品を続けて観てしまい、少々肩が凝ってしまった。やっぱり喜劇を観る方が精神衛生上はいいのかも。