12月20日
1030時ホノルル着。タクシーでオアフ島西部Koolinaの友人の別荘へ向かう。友人から詳しい地図をもらっていたがリゾートエリアの敷地が広いので、曲がるところがわからず迷ってしまう。下手な英語を駆使して運転手さんにあっち、こっちと指示を出してようやく探し当てる。
新築の別荘はきれいでゆったりとしていて気持ちがいい。ゆっくりする間もなく、荷物を置いて、歩いて10分ほどのバス停から近くの町Kapoleiへ出かける。ネットで調べた情報では30分に一本の間隔で走っているらしい。ネットでは時刻表も掲載されていたが、あまりあてにはならないようだ。バス停にはベンチと屋根はあるが、日本と違い、バス停の名前、時刻表などの表示はない。降りるときも運転手さんに頼んでおけば教えてくれるが、わかりにくい。別荘の持ち主の友人が来るまでは車がないので、しばらくはこのバスとつきあわねばならない。
Kapoleiのショッピングモールのスーパーで買出しして帰る。別荘の敷地の中では車で動いている人ばかりで、スーパーの袋を持って歩いている人などは皆無である。
リゾートエリア内
12月21日
ワイキキに行く用があるのでバスに乗る。ワイキキまではかなり距離があるので、昨日行ったKapoleiの町でExpressに乗り換える。Expressは2両連結のバスで、途中高速道路をノンストップで走るが、かなりの速度でぶっ飛ばすので怖い。
用を済ませて同じルートを帰るが、帰りにちょっとしたトラブルとなる。帰りのバスの降りるべきバス停を見逃して乗り越してしまったのだ。降りるバス停の手前にwater parkという遊園地があるので、そこが過ぎてから注意していればいいと思っていたのに、そこを通らなかったので、タイミングを逸してしまった。見知らぬローカルなところで運転手さんに降ろしてもらって、戻りのバスを待つが、日暮れが近づいてきて少々あせる。なんとか帰りついてやれやれほっとする。あとで調べると、時間帯によってはそのwater parkには止まらないバスもあることが判明。注意せねば。
敷地内のゴルフコース
12月22日
今日はハワイ島へ飛ぶため、早めに家を出る。昨日ワイキキに出たついでにバスの時刻表をもらいに行ったのだが、空港への路線の時刻表の在庫が切れていてもらえなかったため、時間がはっきりしない。念のためかなり余裕を見て出たので、搭乗時間2時間くらい前には空港に着いてしまう。
ところで何回かバスに乗っていて気づいたのだが、こちらのバスは前部が優先席になっていて、実によくそれを守って気持ちよく席を譲っている。荷物を持っていたりすると私にも譲ってくれることがあるのには恐縮してしまう。ローカルな路線のバスには実にいろいろな人が乗ってきて、なかには大きな体で一見怖そうに見える人もいるが、みんなごく自然に席を譲るのには感心する。若い人でも席を譲ろうとしない今の日本の方が異常なのだろうか。
ハワイ島のコナ空港はビルではなく、小さな建物が点在する開放的な空港である。火山の島らしく溶岩だらけの乾いた風景の中、タクシーでカイルアコナの町に向かう。カイルアコナは土産物屋と数軒のホテルがあるだけの小さな町である。
コナ空港
12月23日
今日は予約していたツアーでキラウエア火山に向かう。添乗員さんの話では今日1日で500キロくらい移動するそうだ。溶岩の流れでできた洞窟を見てから、キラウェアカルデラーの見えるポイント、そして夕刻には海岸に出て離れた場所で溶岩が海に流れ出るところを見学。暗くなるとともに煙と火がはっきり見えて、この島が活発な活動をしている火山の島であることを実感する。
すっかり暗くなった中を車は走り、途中星の見える標高2000メーターの地点で望遠鏡で星を見る。さすがに最近見たことのないほど多くの☆☆☆を見ることできた。南国の島も夜の2000メートル地点は寒くて、貸してもらったダウンのパーカーがありがたい。
溶岩の数々
途中立ち寄ったコンビニのビールのネオンサイン
12月24日
今日はオアフ島へ帰ることになっているが、飛行機の時間まで時間があるので、カイルアコナの町を散策していたら、地元の朝市に出くわす。果物を並べる店をのぞくが、パパイアなどは7個で1ドルなどと出ている。少し買ってオアフにもって帰ることにする。
朝市の果物屋
12月25日
クリスマスなので店などはみな休み。リゾートエリアのなかに4つあるラグーンと呼ばれるビーチに行く。4つのうちホテルのそばにあるところは比較的人が多いが、それ以外のところは人も少なくて静かでのんびり泳いだりくつろぐことができる。
静かなビーチ
12月26日
友人に付き合ってアリゾナ・メモリアルを観に行く。10時半ごろ着いたが、映画の上映と艦の沈没地点への案内は14時の回になる。やむなく敷地内の展示などを見て時間をつぶす。ここは前にも両親と一度来たことがあるが、やはり日本人にはあまり居心地のいいところではない。日本軍のパールハーバー攻撃を正当化する気はないが、その犠牲者の数は2000名台。広島、長崎での犠牲者はその100倍以上、そのほとんどが民間人であることを考えるとこちらも一言いいたくなるのだが・・・。
屋外に展示してある日本海軍の人間魚雷回天。意外に大きい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます