ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

2025年01月27日 | 映画

久しぶりに映画を観る。日本映画「敵」

 

大学を退職し、妻を亡くした仏文学者の日常が淡々と描かれる。時折は講演を引き受けたり、友人と飲みに行ったりもするが、ルーティン化した日常生活はやもめ暮らしとしては丁寧で、観ていると心地よい。この辺り、以前観た「パーフェクトデイズ」にも似ているが後半、学者がふと見たネットでの情報により妄想を抱くようになりその淡々とした日常が壊れていくところが大きく違う。敵が襲ってくる妄想は恐ろしいがそれだけではなくセクシーなものもあって、その甘美な妄想には少々笑える。

もし妄想に襲われるなら恐ろしい妄想はごめんだが、甘美な妄想ならちょっと見てみたい。巨大なあんことアイスクリームと生クリームに追いかけまわされるとか.....

観終わって街に出ると今年もルミナリエが始まっていた

 

 

まだ完全に日暮れていないが暗くなれば美しいのだろう。これでもかと電球を点けまくれば美しくないはずはない。そういう人口の光が少々苦手な私は早々に退散したのだった

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下諏訪温泉

2025年01月14日 | 山旅

底冷えのする日、温泉で暖まろうと諏訪へ。本当は上諏訪の片倉館へ行きたかったが今日は休みなので下諏訪に行ってみる。下諏訪には観光客向けというよりむしろ地元の人のためのいくつかの共同湯がある。

冬で服の着脱が大変なのでハシゴは無理なのでどれか一つということで今日は遊泉ハウス児湯へ。

 

番台で料金を払うと係の人が「熱いので気を付けて下さい」と。言葉通りかなり熱いのでまずは露天の方へ。こちらはそれほど熱くはない。体を慣らして内湯の方にも入ってみるとやはり熱い。前回入った共同湯もかなり熱かった。下諏訪の人は熱湯好きなのかもしない。

上がってから街をぶらぶら

マンホール

 

温泉の中で回る石の玉

 

諏訪神社春の宮にお参り

 

以前入った旦過の湯

 

レアものマンホール発見

 

手塚治虫のルーツは諏訪にあるらしい

 

風呂から上がってすぐは汗が噴き出していたが、今日は気温が低くすぐに冷えてきたので駅へ引き返す

 

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鷹狩山

2025年01月13日 | 山旅

信濃大町の鷹狩山は駅からも近く登りやすそうなので前から気になってはいたが、温泉街にもクマが出没したりする地域なので無雪期は避け、今の時期に登ることにした。とはいえ今は眠らないクマもいるようだが。

信濃大町の駅に着くと昨晩は降雪があったようで新雪が積もっている

山岳博物館まで歩き。そこから登りだす。すぐに登山道に入る分岐があるだろうと車道を歩き始めたのだが一向に登山道に入らないので地図で確認すると博物館の少し下が登山道の入り口だったらしい。しまったと思うが、またどこかで登山道と合流するだろうとそのまま車道を歩いて行く。冬は雪で車は入れないので上るにつれて雪が深くなり、ほとんどトレースのない道はけっこう雪に足を取られる。

 

ここでやっと下からの登山道と合流ししばらくは車道を行く

 

ところがまたしても車道から登山道に入る分岐を見落としてしまったようだ。このままでも山頂には行くができれば登山道を直登したいので引き返す

 

やっと登山道を見つける。明らかにわかるところだったが下ばかり見ていて見落としてしまった。しばらくはツボ足で行くが、傾斜がきつくなり辛抱たまらずチェンスパを着けるとあとはすいすいと上って頂上へ

 

 

展望台からの眺め。雲はかかっているが蓮華岳、北葛岳の辺りらしい

 

こちらは八が岳?

 

小さな社があり神馬の像がある

 

下りは登山道を見落とさないように歩いて行くが、やはり車道とはずいぶん距離が短くあっという間に博物館まで下りてしまう。初めからこの道で上りたかったと今さらながら思うのだった。

マンホールはライチョウ

 

あとは駅まで歩くのだが、途中餃子のおいしい町中華の店で昼食。信濃大町に来たときのお楽しみだ。おいしいものの記憶は山から下りてきた時の食事と結びついている。

 

足を痛めているし、年齢的な衰えもあるのでアイゼンとピッケルが必要な山は無理だが、お天気のいい時に新雪を踏んでせいぜいチェンスパぐらいで登れる山へ行くのは捨てがたい楽しみだ。そして下山メシも捨てがたい。

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犀川の白鳥

2025年01月12日 | 山旅

昨日観に行けなかった犀川白鳥飛来地を観に行く。田沢駅からぶらぶらと歩いていくと珍しいものが目に入った。子供のころによく見かけたスバル。顔がかわいい

 

橋の上からの北アルプス。五竜、鹿島槍、白馬三山まですっきりきれいに

 

犀川の土手を歩いていくと途中おやきの店があったのでひとつ購入。アツアツをほおばりながら歩いていく。山を見ながらのんびり誰もいない土手をのんびり歩いて行く。空気は冷たいが気持ちのいい


 

今日の白鳥さんはどれぐらいと思ったら思ったよりかなり少ない

 

地元の人に寄れば多い年には千羽を越えたこともあったそうなので、本当に少なくて少々がっかり。これも温暖化が影響しているのだろうか。

近くてよく見えるのは3羽のみ。ほとんどが対岸にいる

後は昨日上った光城山

 

 

反対側の有明山をバックにはカモの群れが少々

 

少々期待外れだったがこればかりはしかたがない。近くに、見守る人の気持ちが伝わる一句

白鳥の発つを待つとも惜しむとも

 

マンホールも鑑賞して

 

松本に戻ってくると今日はあめ市ということで大変な賑わい

 

 

 

外は気温が低かったが大勢の人が冬のお祭りを楽しんでいた

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光城山

2025年01月11日 | 山旅

松本からJRで一駅、田沢の駅から気軽に上れるのが光城山だ。今の季節夜の間に雪が降れば美しい雪景色も楽しめるのだが、今日は少々無理のようだ。

田沢の駅から30分で登山口へ、そこから50分ほどで頂上だ。

頂上付近のサクラが春を待つ。ここはサクラの名所でもある。

 

北アルプス一望

 

 

 

お天気はいいが、気温はそれなりに低い。帰りに近くの犀川の白鳥飛来地を観に行くつもりがスタートが遅く今日は諦め、そのまま帰ることにする。

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入笠山

2025年01月10日 | 山旅

暑さよりは寒さが苦手なのだが、雪は大好き。暖かい雪があったらいいのにと思いつつ山へ行く。

ということで今日は入笠山である。

スキー場のゴンドラを利用すれば一気に高度が稼げる。歩き出していったん入笠湿原に下りる。

以前来た時は木道が見えるほど雪が少なかったが今日はたっぷりの雪

 

 

見上げれば空の青、雪の白

 

 

スノーシューも持ってきたがトレースを辿れば出番なし。チェンスパもなしでなんとかツボ足で登りきる

バックは中央アルプス

 

 

気温が低いので樹氷が落ちずにきれいさを保っている

八が岳連峰

 

南アルプス

 

下りるのがもったいないが、じっとしていると寒いので下りはチェンスパをつけて軽快に下ってゴンドラ乗り場へ

下りのゴンドラからの富士山

 

ゴンドラを利用すれば湿原からの上り返しを入れても標高差にすれば300Mほどか。手軽に上れ、眺望がいいのでどの季節もいいが、やはり雪のたっぷりあるときがいちばん楽しいのだった

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登り初めは蛇谷北山

2025年01月02日 | ちょっと裏山

干支の巳年に因んだ山に行ってみようと考え、六甲にはないなと思ったのだが、意外に近くにあったことに気づいた。それは芦屋市の最高峰蛇谷北山。

今日はお天気も穏やか。12月には少しだけ六甲山も白くなったが、今は全く雪もなし。10時過ぎ住吉谷を上り始める。普段なら七曲経由で六甲山に上がるが、今日は土桶割峠経由で蛇谷北山に登り、石宝殿に参拝後最高峰に行こうと思う。

土桶割峠からの道は以前、雪のある時に登ったことがあるがずいぶん久しぶりだ。歩いてみると雪のある時はアイゼンで上ったのだろうが急登もあって、あのころは元気だったんだろうなと思う。

干支の山なので少しぐらい登山者がいるかと思ったが会ったのは2人のみ

1230時到着

 

少しだけ展望あり

 

ここまでくればあとは少し、空が抜けてきた

 

石宝殿白山の宮の境内にはドラム缶氷がゴロリ

 

贅沢はいわない。無病息災のみお願い

 

参拝後六甲山最高峰に

ここはさすがに人が多かった

 

休憩所で昼食後、有馬へ下る。お正月なので有馬温泉は大混雑。金の湯には待ちの行列までできていた。

下りでは右足首の痛みがでて、少々辛かった。上りでも痛むならもう山登りは止めとあきらめもつくが、上りにはほとんど痛みがないのでつい調子に乗って上ってしまう。こんな状態ではもう大きなヤマは踏めないなと思う年初だが、今回もなんとか無事に下山できたのだからよしとしなければ。

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2025年スタート

2025年01月01日 | その他

新しい年が始まった。さして感激もなし、ただただ平穏であってほしいと願うのみ

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歳末散歩

2024年12月30日 | 散歩

年末は出かけようと思っていたが諸般の事情で取りやめ。近場の散歩でお茶を濁す。

住吉川河口のカモメたち、一羽一石で行儀よく

 

菊正宗の看板がなくなった

 

鳩が器用に斜めの斜面にとまっている

 

セイタカアワダチソウの冬仕様はもふもふ

 

冬のバラ

 

今年も1年が暮れようとしている。今年は仙丈ヶ岳の下りで派手にこけたがケガもせず、病気にもならず無事に過ごせたことに感謝。

世界には満足な食事も寝床も確保されない状態の人もいるなか、のんきに暮らせていることを改めてありがたく思う1年だった。

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あの日の神戸

2024年12月19日 | おでかけ

年を越すと阪神淡路大震災から30年を迎える。それを前にいくつかのイベントが行われているが今日は六甲の神戸大学キャンパスで開催中の展示を観に行った。

神大のいくつかのキャンパスの一番上の神大正門を入ったところ

このキャンパスがもともとの大学の一番古いところらしい

 

展示は社会科学系図書館の2階で行われているとのことで図書館に。

階段を上がったところ。なかなか歴史を感じさせる内部だ

 

 

あの日の被害写真と復旧後の写真が並べられていて実際の場所がよくわかる

当時の私は大阪に通勤していて毎日不安定な交通手段で通勤することに懸命で、のちに写真では見ているが、直後の惨状はリアルタイムではあまり目にしていない。改めて当時の惨状が信じられない思いだ。

図書館を出て坂道を下って別のキャンパスの神戸大学百年記念館の展示も見せてもらう

 

こちらは震災で犠牲になった神大の学生、職員の追悼展示

神大では深江にあった旧商船大学在籍者を含め学生、教職員合わせて47人が犠牲になったとのこと。プロフィールを読むと出身地は全国、海外にも及んでいる。亡くなった方の遺族の方が語る当時の状況を読むと、崩れた建物の下になって圧死された方が多く文字通り胸の詰まる思いがした。さらには救出を救助隊員に頼んでも生存者優先ということで後回しにされたという記述も多く、当時のひっ迫した状況もよくわかったがなんとも切ない。

この震災後も各地で地震、水害などが起き大勢の方が犠牲になっている。それでもそれらに巻き込まれず自分が生きていることは幸運であったからかもしれないが、喜んでばかりではいられない複雑な思いもするのだった。

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