のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ

2006年04月23日 09時29分51秒 | 日常生活
■内容
 タレントとして活躍する遥洋子さんが東京大学大学院で学んだ事を
 上野千鶴子教授との関わりを軸に書いている。
 「相手にとどめを刺しちゃいけません。
  あなたはとどめを刺すやり方を覚えるのでなく、
  相手をもてあそぶやり方を覚えて帰りなさい。
  そうすれば、勝負は聴衆が決めてくれます」

■感想 ☆☆☆☆☆
 私には理想の女性像がある。
 いつも笑顔で穏やかで人の話をきちんと受け止めることができる人。
 やわらかい女性でありたい。そう思っている。

 しかし、私には理想の人間像もあって、それは理想の女性像と
 正反対のところにある。
 ただひたすら自分の信じることを追い求めることができる人。
 外野の雑音など切って捨てることができ、理不尽なことに負けない
 かっこいい人。

 しかし、現実の私は外野の雑音がとても気になる。他人の評価に
 くよくよと耳を傾けてしまう。なのに、妙なところで負けん気を
 発揮していつも笑顔でいることもできない。失敗を笑って許して
 もらおうとしてしまう。

 ふたつの理想がねじれた形で現実化している。その情けなさを
 本書を読むことによって再認識した。

 上野教授はかっこいい。言葉の曖昧さを許さない。
 笑ってごまかすことをしない。
 自分の信じる道をひたすらに進み、ほんの少しの疑問点も逃さず
 追求し続ける。
 「わからない」をそのままにしないかっこよさにしびれる。
 
 そして、そんな上野教授にあこがれて東大で学ぶことになった
 遙さんもかっこいい。上野教授の求めるレベルに驚き、参考文献の
 数におののき、周囲のレベルの高さに打ちひしがれる。
 それでも学ぶことをやめない強さ。「わからない」ことに
 真正面から向き合う潔さ。地団太を踏みながら学問を続ける根性。

 学ぶことの大変さ、面白さが伝わってくる。
 成績のためではなく、自分が生きていくための学問。
 自分が生きていく上で感じた疑問点を解明するためだけの学問。
 純粋な知識欲。

 読んでいて思い出した。
 勉強は好きではなかったけど、それでもがむしゃらにテスト勉強を
 していると、ごくたまに「面白い」と思う瞬間があったこと。
 本を読んで新たに知る事実に純粋に感動する瞬間があること。
 知ること、学ぶことは簡単ではないけれど面白いこと。

 フェミニズムについて、ジェンダー論に関する論文が抜粋されているが
 その論文の抜粋の仕方の適切さにも感動した。

社内行事強化月間

2006年04月23日 09時07分22秒 | 日常生活
昨日は親会社労働組合主催のイベントで熊本にて植林作業でした。
朝8時集合解散19時。
植えた木の数0本。

・・・・到着したらどしゃぶりでした。

朝から小雨だったのですが
全国レベルでのイベントで中止にするには遅すぎました。
小回りがきかないってたいへーん。

来月は会社主催の新人歓迎ソフトボール大会があります。
再来月は会社労組主催のボウリング大会があります。
そして、課内研修をかねた温泉旅行も。

怒涛のように押し寄せる会社イベントに
予定を聞いた段階で少し凹み気味です。

こういうイベントって参加すればきちんと楽しめるのに
参加するまでがだるいんですよねー。
もう少し積極性を養わねば。




・・・勿論、それなりに仕事もしてます。
なんかイベントばかりっぽいけど。

恐れられてもいます。

2006年04月23日 07時28分05秒 | 日常生活
新人の日報を読んだ同期からメールが届きました。
新人には毎日、研修の出来事を報告書形式で書かせてます。
最初の二週間は人事、教育担当者でコメントをしていましたが
三週目からは現場のSEさんにお願いしています。

現場の方のコメントのほうが
具体的なアドバイスが込められていて
得るものが多いなぁとのりぞうは思うのです。

ただし、最初のうちは「報告書」に慣れていない新人。
何を書くのか目が離せません。
というわけで、きちんと「報告書の書き方」についてアドバイスをする日々。
基本を徹底的に注意します。

「おまえの日報に対するコメント、怖いなぁ。。。」

これが同期の感想。
うふ。同期からもそう思ってもらえると本望ですわ。

ちなみに新人からは
「確認欄にのりぞうさんの名前があるだけでへこみます」
と言われました。

ほっほう。良い傾向です。
おかげで、昨日は現場のSEさんに
花まるをいただいた新人君が出現。
報告書で花まるなんて、のりぞうも初めて見ました。

今年は文章力強化を研修の柱にしていただけに
嬉しくてたまりません。
たとえそれが「研修の成果」ではなく「新人の実力」だとしても。

それでも、嬉しい気持ちを味わえるのが
新人研修担当の醍醐味なのかも。

関係ない質問は受け付けません

2006年04月23日 07時18分18秒 | 日常生活
ある日のホームルーム。
もうほぼ学校のような状態ですが
研修期間中は朝と夕方にホームルームを行い
そこで一日の反省点をしかったり
明日の連絡事項を行ったりしています。

色々なことをお伝えして最後に必ず
「他に何か疑問点はありませんか?」
と確認して
「では、本日の研修を終わります。号令!」
で閉めるのですが。

その日のホームルームでお決まりの質問をしたところ
珍しく質問がありました。
(いつもはみんな早く帰るために必死です)

「のりぞうさんはいつ結婚するんですかー?」

えーい!のりぞうが一番知りたいわーっ!
つーか、関係ある質問をしろーっ!

新人さんって無邪気でかわいいわぁ。
ま、同期に話したところ

「おまえ、完全になめられとるな。」

とあきれ果てられましたけどね。

いいのです。このぐらいは許容範囲。
一線を越えたら、そしてTPOを考慮してない場合は
きちんと怒ります。

隠してないってば!

2006年04月23日 07時11分59秒 | 日常生活
ある日の新人からの質問
 「のりぞうさん。この会社で働き始めたんですか?
  転職してます?」

のりぞうの回答
 「転職経験なんてないよー。
  ここに入社しました。」

ある日の新人からの質問
 「のりぞうさんて大卒ですか?」

のりぞうの回答
 「うん。大学はまったく情報系じゃないけどねー。」

ある日の新人からの質問
 「のりぞうさんて新人研修、何回ぐらい担当したんですか?」

のりぞうの回答
 「えっとー。キミタチでもう5回目かなー。
  でも、配属時から教育担当だから最初の二年ぐらいは
  先輩と一緒だったのよ。純粋にひとりで担当し始めたのは
  3回目ぐらい?・・・あら?もう回数がよくわからんわ。」

数日後。

「のりぞうさんの年齢がようやくつかめましたよ!!
 すごい勢いで新人の中で情報がまわってますよ!」




・・・・・いや、うすうす感じてたけどさ。
そもそも隠してないから!
こんなにまわりくどく調べなくても
聞いたらちゃんと教えるってば!

だから、得意げな顔で報告するような情報じゃないってば・・・・。