■ななつのこものがたり/加納朋子
■ストーリ
はやてがあやめさんと出会ったみたいに、人と本だって
とってもすてきで、すごく大切な出会いをすることがあるの。
“駒子シリーズ”のヒロイン入江駒子の愛読書がすてきな
絵本になりました。
■感想 ☆☆☆☆
加納朋子さんの推理小説「ななつのこ」の作品の中で
ヒロイン「駒子」が何度も繰り返し読んでいる絵本が
現実の世界に飛び出してきたもの。
装丁も挿絵もすべて「駒子」シリーズの挿絵を担当されている
菊池さんで、作品世界を見事に作り上げています。
この作品に関しては、作者の加納さんだけではなく、
菊池さんがいなければ、成立しないのでは?と思うほど
挿絵が作品世界に大きく貢献しています。
物語はちびっこ向けの寝物語なので、簡単なたわいもない
小さな謎とその解明が話の中心です。でも、そのたわいもない
謎は人の弱さや優しさ、生き物の生命力を感じさせるものばかりで
読み終わった後に心が温かくなります。
私が母親だったら、自分のちびっこが寝る間際に、
ぜひ読み聞かせてあげたい。そう思える作品。
■ストーリ
はやてがあやめさんと出会ったみたいに、人と本だって
とってもすてきで、すごく大切な出会いをすることがあるの。
“駒子シリーズ”のヒロイン入江駒子の愛読書がすてきな
絵本になりました。
■感想 ☆☆☆☆
加納朋子さんの推理小説「ななつのこ」の作品の中で
ヒロイン「駒子」が何度も繰り返し読んでいる絵本が
現実の世界に飛び出してきたもの。
装丁も挿絵もすべて「駒子」シリーズの挿絵を担当されている
菊池さんで、作品世界を見事に作り上げています。
この作品に関しては、作者の加納さんだけではなく、
菊池さんがいなければ、成立しないのでは?と思うほど
挿絵が作品世界に大きく貢献しています。
物語はちびっこ向けの寝物語なので、簡単なたわいもない
小さな謎とその解明が話の中心です。でも、そのたわいもない
謎は人の弱さや優しさ、生き物の生命力を感じさせるものばかりで
読み終わった後に心が温かくなります。
私が母親だったら、自分のちびっこが寝る間際に、
ぜひ読み聞かせてあげたい。そう思える作品。