のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

水の迷宮/石持浅海

2007年06月26日 23時44分40秒 | 読書歴
■ストーリ
 夢を実現に導くために。
 事件の謎を解く鍵は、三年前に亡くなった職員、片山が見た夢だった。

 三年前、不慮の死を遂げた片山の命日に事件は起きた。
 首都圏の人気スポット・羽田国際環境水族館に届いた一通のメール。
 そして、展示生物を狙った攻撃が始まった。姿なき犯人の意図は何か?
 自衛策を講じる職員たちの努力を嘲笑うかのように、殺人事件が起きる。
 すべての謎が解き明かされたとき、胸を打つ感動があなたを襲う。

■感想 ☆☆*
 ごく普通にオモシロイ作品。何の不満もない。
 それなのに釈然としない気持ちがあるのは、帯の文句
 「すべての謎が解き明かされたとき、胸を打つ感動があなたを襲う。」
 という言葉によって、大きくなりすぎた作品への期待ゆえ、だろう。

 帯文句に大袈裟に書くことによって、本を手に取る人は増えるかも
 しれない。しかし、帯文句によってあおられた気持ちゆえに
 作品を純粋に楽しめない人も存在してしまう気がする。

 ラストで明かされた片山が描いた夢は、実現が難しそうだが
 本当に実現したら大きな話題になること間違いなし。
 本の醍醐味のひとつでもある「想像」の中でさえ、彼の夢は
 美しく光り輝いていて、その夢の壮大さには、確かに感動した。

 自分の一生をかけられる仕事にめぐり合った人々、誇りを持って
 仕事と向き合っている人々、そんな清々しい人たちが
 たくさん出てきて、文句を言いつつもラストで胸が熱くなった。

 ただ、結末に納得が行く人、行かない人、2通りにきっぱりと
 別れるだろうとは思う。私はハッピーエンドが大好きなので
 この結末には納得できた。

あ、基本ネクラですから。

2007年06月26日 22時25分54秒 | 日常生活
■本日ののりぞうコース■

・めためたに叱責を受ける。
  幸い、電話だったので、誰にも気付かれませんでした。
  セーフ♪

・へこむ。
  みんなに気付かれないように地味にへこんでみました。  

・むかついてみる。
  人間が出来てないので、自分の失敗を棚に上げて
  むかついてみました。

・言い訳を思いつくだけ考えてみる。
  くっそう!と思いながら、色々と言い訳を考えてみました。
  しかし、自分も納得できるよい言い訳は思いつかず。
  より一層、むかつきました。

・性根の悪い自分を反省してみる。
  まーね。結局はのりぞうの失敗です。
  そーなんです。むかつく資格なし。
  それなのにむかつくなんて、なんたること!
  「どんなことにも感謝しなさい」という聖書の言葉を
  思い出してみました。ほんの一瞬、エンジェルのりぞう出現です。

・あっというまにエンジェルのりぞう去っていく。
  蜃気楼のような「エンジェルのりぞう」ですので、あっという間に
  飛び去っていきます。しかし、むかついてても仕方がないので、
  午後いっぱい、忘れることに全力投球。
  ・・・だから、仕事しなってば。

・「ばかー!」と相手にどなってみる。
  帰る道すがら、夜空に相手を思い浮かべながら
  「ばかー!」と何度も叫ぶのりぞう。
  「かー」に相手への思いを込めて力を入れるのがポイント。

・「ばーか。ばーか。」と自分を蔑んでみる。
   スネオ口調で。

・「がんばれ。がんばれ。」と自分を励ましてみる。
   何度も繰り返して、マインドコントロールです。
   ほら。基本ひとりなんで、自分で励ますしかないのです。

・「しょーがないっ!」と開き直ってみる。
   落ち込んでもしょうがない。
   やっちまったもんはしょうがない。
   これがのりぞうだもの。しょうがない。
   えーい!しょうがないんじゃー!!と、つぶやいてみました。

・自宅に到着。
   ・・・ええ。つまり「ばかー!」以降、
   全て自宅に帰る道すがらの出来事です。
   きゃー、ネクラ具合が自分でもはずかしー。
   でも、マインドコントロールするには言葉を口に出して
   耳から聞くのが一番なのです。
   つまり、ひとり言が一番効果的なのです。
   ・・・いや、帰りながらやる必要は全然ないんだけどね。

のりぞう、ひとりっ子時代の記憶がちゃんとあるせいか
鍵っ子時代にひとり言で会話する能力が身についてしまったせいか
このネクラな自分励まし方法で、意外と浮上できちゃいます。

ネクラだけど記憶力ない方。
自己暗示にかかりやすい方。お試しあれ。


・・・ちなみに本日、「がんばれ。がんばれ。」と夕闇の中で
つぶやいている際に会社の方とすれ違いました。
あえて気付かないふりをしてくれる心優しいお方でした。



ネクラ路線を隠している方にはお勧めできません。

そういうことね。

2007年06月26日 02時00分20秒 | 日常生活
ひょー。眠気と戦いながら書いたためか、めためたでした。
ほんの少し、手直し。

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同期と食事に行きました。
ホークスデーの特典として、ソフトジュース無料だと言われ
興奮気味に、普段は飲まない「ラムネ」をお願いしました。
普段は飲まないけど、
自分で買ってまで飲みたいとも思わないけど
「無料」なら、たまには一口ぐらい飲んでみたいぞー。

・・・・しかし、「ラムネ」はサービス対象外とのこと。
なにゆえ?!
ウーロンもラムネも同じ「300円」なのに!!
と憤慨しながらも、全部飲めるかわからない「ラムネ」より
堅実に「ウーロン」を選択。
一部始終を傍で見ていた同期が気を使ってくれました。

「ラムネ、頼まんでいいと?飲みたかったんやないと?」

うんにゃ。そこまで飲みたかったわけやないと。
ほんの一口程度、口にしたかったと。

と答えると、唖然とした顔の同期から突っ込まれました。

「・・・・・「うんにゃ」?!
 その言葉、久々に聞いたよ。
 「女性」として、控えたほうがいいよ。」

・・・・へ?そんなに驚くところ?
みんな普通に使ってるんじゃないの?
のりぞう、無意識なんだけど。

「無意識にこの言葉が出てくるあたりが、どうかと思うよ。
 女性が方言を使っている姿はかわいらしい、って
 よく聞くけど、そんなことないけんね。
 限度がちゃんとあるけんね。」

・・・・え?そうなの?
無制限に方言使っちゃだめ?
確かに冷静に考えてみると、「うんにゃ」は
女らしさのかけらもないような気がしないでもない。ような。
色気とかけ離れたところにある。ような気がする。かも。

でも!控えろって言われても、もう無理っす。
体にしみついてるっす。
そんなのりぞうに駄目押しに言われた言葉。

「日本昔話の登場人物みたい。」

・・・そういえば「今どきっぽくない。」
と、よく言われます。





そういうことか!!