のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

また逢おうと竜馬は言った

2009年12月19日 11時34分51秒 | 舞台(キャラメルボックス)
■ストーリー
 ツアーコンダクターのくせに、すぐに乗り物に酔ってしまう岡本。
 彼は坂本竜馬を尊敬していて、竜馬のような男になりたいと
 願っている。しかし、いつもドジばかり。今日も、彼のミスが
 原因で同僚の本郷とその妻のケイコが大喧嘩。ついに、ケイコは
 家出してしまう。岡本は竜馬の力を借りて、喧嘩の仲裁に乗り出すが、
 絵画の密輸事件に巻き込まれて、話は思わぬ展開に。

■感想 ☆☆☆☆
 キャラメル作品の中で最も情けない主役で有名なこの作品。
 「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」と同じく、
 昔ながらのキャラメルさんファンに人気が高い作品。
 DVD発売を知って小躍りしながら、即購入しました。
 初演では上川さんが乗り物酔いがひどくて乗り物に乗れない旅行添乗員
 オカモト、という日本一情けない主役を見事に情けなく演じ、
 再演では、そんなオカモトを叱咤激励しつつ、見守り続ける
 坂本竜馬をこれまた非常に男らしくかっこよく演じていました。

 初演での今では考えられない情けない上川さんも魅力的ですが
 やはりここは時代劇が似合う上川さんに適役の竜馬から見たいっ。
 と、意気込んで見たのが今年の夏の出来事でした。

 ところで、現在、TBSで放送中のドラマ「仁」。
 このドラマで、内野聖陽さんが演じる坂本竜馬を
 「私のイメージにぴったり!こんなはまり役はない!
 もうこれからも、私の中で坂本竜馬といえば、内野さん!!」
 と興奮しながら見ては、母上から
 「坂本竜馬にそんな思い入れがないけん、合っとう、という
  感覚がわからん。」
 というつれない言葉をいただいていたワタクシ。
 久しぶりにDVDを見返し、
 「私のイメージにぴったり!」という「ぴったりイメージ」の原型は
 キャラメルボックスの上川さんだったことが分かりました。

 そっかー。この坂本さんが私の中での坂本さんだったんだー。
 坂本竜馬=キャラメルの坂本さん
 という公式が無意識に根付いていた模様。
 それぐらい上川さんと坂本竜馬が見事にシンクロしていた作品でした。
 キャラクターと役者が見事に合っていて、
 だから、ストーリーに説得力があって、という幸せな出会いをした
 典型的見本のような作品です。

 初期のキャラメルさん。
 今以上にがむしゃらで、熱く熱く、観客に語りかけています。
 見せ方も場面転換も、そして役者陣の演技も、
 「アマチュア」の域を抜け切れていないけれど
 でも、訴えかけてくる熱量は今よりもっともっと大きい気がします。
 今も昔もキャラメルさんの基本スタンスは全く変わっていないけれど
 やはり、年月を経て、劇団として円熟味を増しているし、
 その分、落ち着きが出てきているんだろうなと思うのです。
 よくも悪くも劇団草創期とは違う。
 そういったことをまざまざと見せつけてくれる舞台だな、と思いました。

 もっとも、じゃあ、どっちが好きなの?と問われると
 やはり私は「今の」キャラメルさんが好きなんだと思うのです。
 役者陣の演技力だって、格段に違うし。
 音楽の使い方も洗練されてきているし。
 ただ、このころの成井さんの作品(脚本)とか、
 舞台に込める想いは、今見ても格別に好きだなあ、と思ったのでした。

鶏びゅーと

2009年12月19日 11時22分52秒 | 音楽鑑賞
トリビュートアルバム、というものがどうにも苦手です。
いい曲は誰が歌ってもいいなぁ、と思うこともあれば
やっぱり本人が歌ったほうがいいやん!とがっかりすることもあり
あたりハズレが大きいイメージがあるのです。

結局のところ、企画物としては、
大好きなアーティストさんの曲を色々な人が歌ってくれるよりも
大好きなアーティストさんご本人が自分好みで
色々なアーティストの曲をセレクトして歌うほうが好き。
というのがここ数年のワタクシの結論でした。


が。

くるりのトリビュートアルバム「鶏びゅーと」。
すばらしいです。もうどの曲もハズレなし。
くるりが歌うオリジナルも大好きですが
そのくるりの曲のよさをきちんと守って
まったく新しい感じに仕上げている曲ばかり。
いろんなアーティストさんが参加しているのに
全体としてばらばらではなく、統一されている感じ。
聴いていて心地よいアルバムに仕上がっています。

あぁ。私、くるりというアーティストも好きなんだけど
それ以上にくるりの曲そのものが好きなんだなー、と
しみじみ思いながら聞き込んでいます。いいわぁ。

聴く前から、アーティスト一覧を見ていて
奥田民男さん、木村カエラさんは合うだろうな
絶対、外れないだろうな、と確信していましたが、予想以上!!
うわー。好きだー。何回でもリピートしたいぞー、
としばらく次の曲に進めませんでした。
でも、その他の方もとにかく素敵です。
特に好きなのは、ハンバートハンバートさんが歌う「虹」と
世武裕子さんが歌う「東京」。
どちらもアレンジが美しく、声に力があります。

なんとなく、聴いているだけで
岸川さんのニコニコ笑顔が自然と眼に浮かびます。
でもって、くるりオリジナルのほうも聴きたくなります。
あぁ、元歌、探し出さなきゃ。

周囲の認識

2009年12月19日 11時12分20秒 | 日常生活
予定がない限り、お誘いは積極的に乗ろう主義のワタクシ。
本日は現在の部署の部長主催の忘年会です。

この忘年会、大々的に「やりますよー!」と開催する
堅苦しいものではなく、仲良しグループを介して
「忘年会するけど、来る?」というお誘いがある会員制のような形式。
とはいえ、誰でもウェルカム!な忘年会のようで
ある日の昼休み、お手洗いで歯を磨いているとき、
たまたま隣にいた後輩から突然
「のりぞうさん。この日、忘年介するんですけど、来ませんか?」
と誘われたのでした。

へぇ。なんか面白そう。
という好奇心と興味で、参加しまーす!と回答していましたが
昨日、隣の部署の先輩がこっそりとワタクシに近寄ってきました。

「のりちゃん。19日の忘年会やけど。
 のりちゃんも来るん?どこでかぎつけたん?」




・・・えっと。
ワタクシが無理矢理乱入してきた、みたいな言い方、
やめてもらえませんか・・・。

「ワタクシが」かぎつけたわけではなく、
「後輩が」ワタクシを誘ってくれたんですってば!

年末の目標

2009年12月19日 10時54分41秒 | 日常生活
忘年会シーズン真っ只中。
「お誘いがない限り、ひきこもり主義」のワタクシは
滅多にお誘いがあるわけではないからこそ、
予定がない限り、お誘いに乗って、ひきこもり脱却を目指します。

しかし、12月はそのおかげでとんでもなく遊び歩く結果に。
10月、11月とちょっぴり寂しさを覚えるほど
心穏やかにひきこもっていた日々が嘘のよう。
怒涛の忘年会、クリスマス会ラッシュです。

先週も今週も火曜日に胃腸をお休みさせて、
それ以外はひたすら
食べて飲んで食べて飲んで食べて飲んで飲んで飲んで、の日々。
胃腸の丈夫さに自信を持って過ごしているワタクシが
あまりの胃もたれぶりに「今日は朝食いりません」宣言をしました。
朝抜くなんて健康診断のときを除いて行ったことないのに。

この調子で、年末仕事おさめの日まで
ひたすら胃腸を酷使し続ける予定。
おかげで、最近はオソロシクて体重計にちっとも乗れていません。
もうね。あきらかにお腹の調子がよろしくないわけです。
お腹のラインの調子?
胃袋あたりから下半身にかけてのラインの調子?
腰の辺りのお肉の乗り具合とか??

・・・あれ?
と思う瞬間がしばしば。
というわけで、年末の目標。


年末までに一度は体重計に乗るっ!



・・・乗った後には更なる努力が待っているわけですが。
その更なる努力は来年に持ち越し
まずは、現実を直視して、来年に進みたいと思います。

わー。いつ乗ろう。
来週はホールケーキ2つも待ち受けてるんだけどなー。