のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

37歳で医者になった僕

2012年07月04日 22時00分44秒 | テレビ鑑賞
□37歳で医者になった僕
□火曜夜22時フジテレビ放送
□出演
 草剛、水川あさみ、ミムラ、田辺誠一、松平健
 八乙女光、桐山漣、斎藤工、鈴木浩介、真飛聖
□お気に入り度 2012年度夏クール5位/7作品
□感想
一般的に、医療もの、刑事ものはドラマの視聴率が高いんだそうです。でも、私は医療ものに(難病ものにも)あまり興味をそそられないほうなので、このドラマに対してのモチベーションは低く、淡々と流し見してしまいました。とはいえ、安心安全安定の草なぎさんテイスト満載ドラマで、本来医療ものがあまり得意でない私ですら、まっとうに楽しめるドラマでした。若干、安心しすぎてしまうというか、目新しさが感じられないというか。私にとって、「見ると楽しめるんだけど、ぜひとも来週も見たい!と思うほどではない」というドラマではありました。

もっとも、このところ、コメディ路線を突き進んでいた田辺誠一さんがひっさびさに年相応のかっこよさを身にまとった先輩医師の役で、そこはとても新鮮でした。その上、主役である草なぎさんのよき理解者であり、草なぎさんが追いかける医者としての理想を優しく見守ってくれていた先輩医師だったはずなのに、終盤から最終回にかけて、まさかの「あなた『いい人』ではなかったんですね!!」というダークな部分を見せてくれる一筋縄ではいかない人間造形で、非常に興味深かったです。

また、病院を「経営者」の視点でしか見られなかった院長を松平健さんが実に不敵な笑みを浮かべながら、楽しそうに演じられていました。まさか私の小さいころのヒーロー、新さんがこんな嫌われ者の役をするなんて!あんなに火消仲間たちに慕われていたのに!あの笑顔も暴れん坊将軍で見る頃から変わっていないはずなのに!なぜにさわやかさがまったくないの!!と俳優としての役の幅広さを感嘆しながら見てました。毎回毎回、甘いものをむしゃむしゃと食べるあの演出が妙に不気味で、悪役っぽさをよく表してたなー。

ラストで無理やりハッピーエンドにしなかったところにすごく好感を持ちました。水川さん演じる研修医仲間が草なぎさんへの想いをそっと胸にしまいこんで、医者として旅立っていくところも好きでした。水川さんがヒロインを演じると、少し苦手なのですが、脇役ラインに控えているときは、あのさばさばとした物言いやさっぱりとした佇まいがすごく好ましく見えてきます。なぜに「ヒロイン」だと苦手になっちゃうのかな。さっぱりとした面白いドラマでした。そして、病院にかかるときは総合病院ではなく、ご近所さんの町医者さんに診てもらいたいな、という気持ちを強められたドラマでした。滅多に行きませんけどね。そういった意味では、「少しぐらい風邪が長引いたっていい。できれば病院には行かないで済ませたい」という気持ちが更に強められたドラマでもありました。

勝者

2012年07月04日 07時51分41秒 | 日常生活
教会員の方の退職を祝う会に参加しました。
要は「なんでもいいから飲みましょうや」の会です。

到着早々、主催者から隣の席に呼びだされ、
「今日はあんたをつぶすけん。たくさん飲みや。
 明日仕事とか関係ないけんね。」
と宣戦布告を受けた私は、その一時間後に
「あんた強いねー。私が先に酔い潰れてしまうわ。」
と敗北宣言まで言い渡されました。



待てい。
私、まだこれっぽっちも(は言い過ぎか。ビール一杯は飲みました。)
飲んでませんやん。
その「飲み交わしたけど、負けた」みたいな言い方は
大きな誤解を生みかねないので、ぜひともやめていただきたい!(どん!)


平日から楽しく飲みました。
今回は飲みすぎませんでした。
やればできるやん!
と、自分を褒めたたえました。