のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

鬼嫁への第一歩

2015年06月01日 22時54分24秒 | 日常生活
昨年の100キロウォークの大会で愛用していたリュックが開始早々に壊れてしまいました。そのことを覚えてくれていたウォーキングチームのメンバーが「たくさん持っとるけん、ひとつ譲るよ!」とおっしゃってくれたため、

なんとー!よいのですかー!!

と大喜びでご自宅を訪問してきました。
もうねー。100キロウォークに関しては、いつものことながら皆さんの好意に支えられて参加しています。(面倒見の良いメンバーに完全に甘えきっている、とも言います。)

訪ねて行ったご自宅は白が基調の爽やか、かつかわいらしいおうちで、思わずほぅっとため息。
その上、迎えてくれた長男君はかわいらしい顔立ちで空手も強く、力強いキックを披露してくれる、という「数年後には絶対!女の子にもてるよ!キミは!」と肩を掴んでこんこんと言い聞かせたくなる期待値高いスペックの持ち主なのにとてつもなくシャイで、口数少なくはにかみながら微笑む、という年上ジョシの心を鷲掴みにするタイプの男の子で、年上ジョシの一員である私は思わずきゅん!としたのでした。
奥様もサバサバサバとしたステキな方で、自称ヒトミシラーの私もまったく緊張することなく、楽しくたくさん笑って、鍋をこれでもか!というぐらい食べて、ご自宅訪問を満喫しました。安心しすぎたが故に、若干図々しいお客になってしまった感は否めません。

あまりにも楽しくて、危うく訪ねていった主目的を忘れてしまい、リュックもらわずに帰るところでしたが、チームメイトがしっかり思い出してくれたため、本来の目的も成就。たっくさん入る大きめの、でも、軽さは控えめの機能的なリュックを手に入れました。
なんとリュックの持ち手(?腕を通すところ?)には小物が入れられるようなポケットもついてるんですよー!最近のリュックの機能性の高さに感激しました。
これで今年の100キロウォークの大会に向けて準備は万端整いました。
後は私の体力とか根性を養うばかり・・・・。今年の練習は壊滅的にばてているため、今時点では不安しかないのです。ガンバロウッと。


その後は、ひたすらに美味しいごはんをわいわい食べながら、おふたりが若い頃のお話(これがまた初々しくかわいらしいお話のオンパレードで、私はひたすらにキュン☆としてました。当時のおふたりを間近で見守ってみたかったなー、と言うてもせんないことを願ってしまったですよ。)や最近の長男君の活躍ぶり(とか、チームメイトさんにとって、長男がいかにかわいいのか、とかとにかく愛情たっぷりのお話でした。なんていうか、チームメンバーさんは愛情をたっぷりと蓄えている方なんだなぁ、と今回しみじみ思いました。)や、あふれんばかりの長渕愛(小学校3年のときからひたすらに長渕剛リスペクトなんだそうです。すごく幸せそうに長渕の曲をかるーくギターでかき鳴らしてくれました。かっこよかった!)などの話を拝聴し、ほのぼのとした気持ちで帰宅したのでした。

帰る道すがら車の中で、地元友達と二人
「素敵なご夫婦だったねぇ。楽しかったねぇ。」
と確認し合っていたところ、地元友達がたいそう嬉しそうに
「のんちゃんが怖いってこと、ばれとったよね。」
と、どや顔を披露してくれました。

そうなのです。
なにがどうなってそんな認識を持ってしまったのかちっともわからないのですが、(いや、でも、心当たりがないこともない。気もするような・・・。「ちっともわからない」ことはないような・・・。)チームメイトさんは私のことを「怖い人」と認識しており、しきりに奥様に
「この人はねー、こう見えて、めっちゃ怖いんやけん。」
と訴えていました。

おっかしいなぁ。練習ではしっかりすっぽり猫をかぶってるはずなだけど。
かぶり忘れて参加した練習なんてあったかしらん?
でもって、地元友達はなぜに私が「怖い人」と認識されていることをこんなにも嬉しそうに受け止めてるのかしらん?

と、酔っ払った頭でいぶかしく思いましたが。
なにせ酔っているので「ま、いっか!楽しかったし☆」という結論に落ち着いたのでした。

結論:酔っ払うと、たいていのことは「ま、いっか☆」で済ませられます。

化粧にだって限界はあるんです

2015年06月01日 00時38分15秒 | 日常生活
会社の先輩が私の結婚を祝ってくれるというので、「えへへへへ」と喜びながら、先輩のご厚意に乗っかってきました。
「今日は根掘り葉掘り聞くぞー!」と腕まくりをする先輩。
・・・ご期待には添えないと思いますよ?
とはにかみながらも、意外とほいほい答えたりのろけたりする私。


はにかんでる!この私が!
のろけてる!この私が!!!

と、自分でも自分じゃないようなこの対応にぞくぞくしつつ、生きていれば、思いもかけないようなことを経験しちゃうもんなんだなー、と、しみじみ思いました。(でも、滅多にない経験で楽しかった!)

はにかむ私に対して
「ホントにね、あなたのことをおもしろがってくれる人はね、特にすごい年上世代には割といると思うけど、あなたと同年代で、あなたと結婚しようなんて奇特な人、この広い世界にひとりかふたりしかいないと思うから、その彼氏を大切にするんだよ?」
とこんこんと諭す先輩。

確かにね。37年生きて来て初めて出会いますもんね、その「奇特な人」に。
と、簡単に納得した後輩は、先輩の愛情あふれるアドバイスにもめげることなく、ドレスの試着画像まで見せてきました。(浮かれてます。)
「ほっほう。ふむふむふむ。」と真剣に見てくれた先輩は、ひとしきり楽しんでくれた後(ええ先輩や・・・と、ほろり。)「当日はいっぱいいっぱいいっぱいいっぱい化粧するだろうから、こういった華やかなドレスもちゃんと似合うと思うよ。」とおっしゃったのでした。


ソレッテ イマハ ニアッテナイッテコトナンジャナイデスカー。



かつて「カオナシに似てるよね。」とか「平安時代に生まれてたらもててただろうにねぇ。生まれてくる時代を間違えたよねぇ。」などと言われたことのある純然たる日本人的地味顔の持ち主である後輩(=わたし。)は、後輩の結婚を祝ってくれる、とおっしゃってくださっている心優しい(奇特な)先輩に対して、思わず

・・・・褒めてませんよね?
ていうか、悪口ですよね?

と詰め寄ったのでした。