のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

カレッジ・オブ・ザ・ウィンド(1992年版)

2009年12月14日 22時15分05秒 | 舞台(キャラメルボックス)
■ストーリ
 年に一度の家族旅行で事故にあい、家族5人を失ってしまった
 女子高生のほしみ。ほしみ自身も頭の怪我で入院するが、
 なぜか家族もついてくる。幽霊となって、ひとりぼっちになった
 ほしみを見守ろうというのだ。
 一方、ほしみの伯父の鉄平も、夜中に病院に現れる。
 警察に追われている鉄平を、ほしみは匿うが・・・。
 家族で過ごす、最後の夏。ほしみたち家族に別れの日が
 少しずつ近づいてくる。 

■感想 ☆☆☆☆☆*
 キャラメルさんの作品の中で、たいそう評価が高い
 「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」。
 今年、久々にに再々演し、それに伴い、DVDが発売されました。
 1992年にヒロインを演じられている町田久美子さんは
 キャラメルボックス初期に最も人気が高かった女優さんらしく
 噂によくあがる名前だけに楽しみで、楽しみで。

 ・・でしたが。
 残念ながら、私は町田さんの演技、どうにもこうにも苦手でした。
 うん。アイドル的な人気だったんだろうなー、とか
 確かにかわいい女優さんだよねぇ、とか
 ヒロインの役がとっても似合ってるよね、とか思うのですが。
 でも、苦手。
 大げさすぎる感情表現がぶりっこ口調にしか聞こえず、
 途中で心底嫌になりました。
 喋り方がNHKの子供向け番組の歌のお姉さん風?
 うたのおねえさんは大好きだけど、
 なんだか舞台上で、演技でこの喋り方はとっても苦手・・・。

 ただ、脚本がすばらしくて、中盤以降は彼女の演技が
 まったく気にならなくなりました。
 クライマックスでは、彼女の「家族を思う気持ち」に
 涙が止まらなくなったほど、物語にのめりこみました。
 優しくて、あったかくて、かわいらしい登場人物ばかり。
 それなのに、どうにもうまくいかない人間関係。
 お互いがお互いを思いあっているのに、すれ違ってしまう関係性とか
 すれ違ってしまったが故に、過ちを犯し、
 結果的に大好きな家族を傷つけてしまう登場人物たちとか
 「優しい」だけでは済まされないシリアスな話の展開もあり、
 でも、そのシリアスな話の展開が実に「キャラメルらしい」
 温かい結末に昇華されていて、長年、キャラメルファンに
 愛され続けている作品のことだけはあるなぁ、と思いました。

 これは、ぜひ2009年版も見たい。
 でも、一番見たいのは、エリーがほしみを演じた1996年版かな。
 あのほわんとした笑顔で温かい雰囲気を醸し出していたエリーが
 どんなふうにほしみを演じていたか非常に見たいです。
 願わくば、こちらのDVD発売もお願いいたします。

きみがいた時間 ぼくがいく時間

2009年12月12日 01時19分45秒 | 舞台(キャラメルボックス)
■ストーリ
 住島重工の研究員・秋沢里志(上川隆也)は、海外派遣留学を終えて、
 5年ぶりにニューヨークから帰国した。空港で待っていたのは、
 5年前に別れたはずの恋人、梨田紘未(西山繭子)だった。自分の帰りを
 待ち続けていた紘未に里志は激しく心を動かされる。
 一方、里志は住島重工の子会社P・フレックで、新しい機械の開発に
 携わることになる。それは、物質を39年前の過去に送り出す機械、
 クロノス・スパイラルだった。最初の実験の日、里志の元に電話が
 かかってくる。紘未がトラックに撥ねられ、病院に運ばれたのだという。
 紘未を亡くした里志は、彼女を救うため、クロノス・スパイラルに
 乗り込むことを決意する。

■感想 ☆☆☆☆☆☆
 出演者速報を見た時、「久々の上川さん主演!」と大興奮でしたが
 まさかこれが「キャラメル最後の上川さん!」になるとは。
 でも、今までもめったにキャラメルさんの舞台には出演されていなかったし
 今後、二度とキャラメルさんの舞台に出ないわけではないし
 2010年度クリスマス公演には既に出演決定だし
 今までと変わりなくキャラメルさんとの関係を築いてくれるんだろうな
 と安心しています。

 そんなこんなで「きみがいた時間 ぼくがいく時間」。
 「演劇ブック」にて、2008年度上演舞台において
 作品賞ナンバー1、そして主演男優賞ナンバー1に選ばれていました。
 まして、主演は上川さん。
 いやがおうにも期待が高まるわけですが・・・・。

 その期待を全く裏切ることない素敵な舞台でした。
 キャラメルの核となっている「人が人を思う気もち」が
 至るところに溢れていて、これぞ、正統派のキャラメル舞台!
 という感じです。

 ただ「クロノス」シリーズなので、タイムトラベルが
 話の核になっており、どうしてもタイムパラドックスが
 生じてしまうこと。
 話のつじつまがあわなくなってしまうこと。
 仕方がないところではあるのですが、この二点が
 やはりどうしても気になります。見終わって冷静に考えると
 突込みどころがたくさんあるなぁ、と。

 でも、そういった細かい「気になる!」ことを
 あっさりと無視できるだけの勢いと感動が詰まった舞台でした。
 もう、とにもかくにも上川さん。
 上川さん祭りの2時間半です。
 上川さんを中心に話が構成されていて
 そして、その構成や役柄に上川さんのキャラクターや演技力が
 見事に合致していて、彼の魅力がこの舞台を仕上げているといっても
 過言ではない出来でした。
 (って、冷静に考えると、「ファンの欲目」という気もしますが。)

 ヒロインを演じていた西山繭子さんはとにかく美しい。
 美しい上にかわいらしい!気が強そうなのに健気!
 初めてこの方の演技を拝見したため
 彼女の魅力が彼女の持つ演技力のなせる業なのか、
 それとも彼女のキャラクターが役柄とよく合っていたのか
 どちらなのかが不明ですが、ものすごく素敵なヒロインでした。
 上川さんととてもお似合いでした。

 キャラメルで美しいヒロインと言えば、岡内さんだけれど
 私はどうにもこうにも岡内さんの演技が(というか、声の出し方が)
 苦手なだけに、今回のヒロインを岡内さんではなく、
 客演に託してくれたことに感謝です。

 そして、その岡内さんは上川さんの妹役。
 どちらかというと、演じている、というよりは
 「ナレーション」のような役柄で、あまり感情が表立つことはなく
 それゆえに安心してみることができました。
 彼女にはこれぐらいの淡々とした感情の放出のほうが似合う気がします。

 でもって、大好きな岡田達也さんは今回も見事な悪役を披露。
 最近、岡田さん、大内さんは悪役がコンスタントに回ってきてます。
 もっとも、冷静に考えると、岡田さんはタイムトラベルをしてきた
 上川さんに運命を狂わされた人であって、決して悪い人ではないのです。
 どちらかというと、少し弱くて、少しずるくて、だからかわいそうな人。
 クライマックスで彼がしたことは卑劣だし、立派に犯罪だけれど
 見終わって冷静に考えると、「分からないでもないな」と
 彼の逆切れぶりを納得してしまう自分もいました。
 クライマックス後、まるで「なかったこと」のように
 彼の存在が消えていたのは、脚本としていかがなものかな
 とも思いました。ここは、この作品の中で最も納得がいかない部分です。

 そしてそして上川さんの最大の理解者役を演じた坂口さん!
 すごいです。さすがの演技力です。
 ワタクシ、キャラメルでもっとも好きな女優さんは岡田さつきさんですが、
 坂口さんの演技力、演じる役の幅の広さは抜群だな、と思うのです。
 切ない切ない純子役を好演。ものすごく泣けました。

 あぁ。生で見たかったな。
 DVD購入して、本当によかったなぁ、と思った作品でした。
 (もう4回は見返しました。)

最近のキャラメル熱

2009年12月12日 01時16分38秒 | 舞台(キャラメルボックス)
キャラメルさんが福岡からの撤退宣言をしました。
撤退ではなく、機会さえあれば、また戻ってきたい
いつだって、福岡公演は検討中、と書かれていましたが、事実上の撤退宣言。
過去のキャラメル福岡公演は、
上川さん主演の「太陽はいつもひとり」以外すべて赤字だったんだとか。
そう言われると、辛いというか
撤退もいたしかたない気がするというか。

・・・でも、今後は生キャラメルを見る機会がないのかと思うと
本当に本当にさびしい・・・。
そのうえ、上川さんもキャラメルさんを退団してしまうし。

とは言え、来年はキャラメル25周年。
そして、私が深夜のNHKでキャラメルさんを知った
記念すべき舞台「サンタクロースが歌ってくれた」が上演決定!
上川さん、西川さん、近江谷さんら主要出演陣はそのまま!!
という嬉しい嬉しいニュースが既に発表されているので
来年のキャラメルも楽しみです。
確実に発売されるであろう今回の公演のDVDとか
もしかすると発売されるのでは・・・と期待している過去公演の
(つまりNHKで放送されたバージョンの)DVDとか
福岡公演がなくても、お金を使ってしまうこと間違いなしです。

それに。
「少年ラジオ」「トリツカレ男」のDVDも欲しいのよねー、
と、只今、財布の中身と(というよりは、理性と)
相談しながら考え中。
ボーナスが出た気の緩みからうっかり購入してしまう可能性80%くらいです。

それにしても・・・。
返す返すも惜しいのは、「太陽はいつもひとり」が百道であっていたとき
私はその舞台会場の目の前を通って、高校に通っていたわけで・・・。
いくら舞台に興味がなかったからと言って
いくらお小遣いにまったく余裕がない学生時代だったからと言って
なんてもったいないことをしたんだ!と未だに悔やまれます。
後悔先に立たず、の見本のような悔やみ方ですが。

儚きモノ

2009年12月11日 08時04分17秒 | 日常生活
壊れかけていた携帯を先輩に救っていただき、
感激していたのが先週の出来事でした。
どうやらなおったわけではなく、命尽きる前の最後の煌めきだったんだな、
とうすうす感じ始めたのが今週の始め。
週末には店頭に行かなきゃね、と思っていた火曜。
いきなりの容態悪化を迎えた水曜。

怒涛の展開で、水曜夕方には新しい子をお迎えするために
店頭を訪問することになりました。



そして、なぜか父上が無事に機種交換を完了しました。
ワタクシには父上の古い携帯がまわってきます。

なぜに携帯は2年間の割賦制度になったのか、
なぜにワタクシの携帯はこんなにも頻繁に壊れてしまうのか、
疑問は尽きませんが、今回は無事にアドレス帳を移行できました。
携帯壊れる度に身辺整理を繰り返し、
知り合いを少なくしていた頃に比べると、格段の成長です。

あとは、この機種交換歴に見合う程度に携帯を使いこなすばかり。
後輩からは
「あんなに携帯をほたっているのに、なんでそんなに壊れるんですか!」
と叱責されました。

・・・かたじけない。
せめて電話の着信歴には気を配るようにします。
って、この決意、昨年もしたな。
来年こそは!

徒歩36分

2009年12月08日 23時12分53秒 | 日常生活
日曜日、北九州地区青年会の例会に参加するため
下関教会まで行ってきました。
現在、お世話になっている教会の方が先々週、先週と
誘ってくださっていたものの、まだまだ先のことだし、
詳細を今聞いても忘れちゃうし、と考えて
「行きますよー。下関教会ですよね?」
と軽いノリで返事をしておりました。

ところが、水曜日の大失敗によって、土日共に出勤となってしまったワタクシ。
「当日、確認すればいいやー。」という気軽なノリがアダになることに。
詳細を確認できないまま、日曜日を迎えることになってしまいました。

幸い、仕事のほうは、日曜日の夕方、一応の終息を迎えられたため
教会の方に「嘘つき」呼ばわりされないためにも、下関教会へ。

本音を言うと、
ワタクシ、小倉に知り合いがほとんどいないので
コチラで知り合いを増やしたかったのです。
それに、日曜日なのに礼拝に行かないなんて、なんとなく落ち着かない。
少しでも教会に関わるところに行きたいぞ、という気持ちも少々。

なんにせよ、このまま終末が終わるのはイヤダー!!
遊びたいー!仕事以外のものに触れたいー!!
というのが本音中の本音。

ともかく、詳細をまったく確認していないまま、下関教会へ。
勿論、場所すらあやふやです。
下関教会は、確か以前、唐戸市場へ遊びに行く道中に教会仲間から
「ここが下関教会やん。」と教えられたような・・・。
外観とか周囲の風景とかは覚えてるんだけど・・・。
と、あやふやな記憶を補完するため、早速、インターネットで検索。


いやはや、時代は便利になりました。

下関教会の住所・電話番号を確認し、
地図サイトで住所を検索し、場所を確定。
ついでに「乗り換え検索」も行いました。
小倉駅から下関教会までは・・・・

小倉 → 下関   JR 17分
下関 → 下関教会 徒歩 36分


・・・と、徒歩36分?!
徒歩36分。
ですか。そーですか。
この季節はひきこもり一歩手前の生活を送っているワタクシ。
寒空の中、36分も外の空気に触れるのかと思うと
創造するだけで、既に寒さが身にしみるというか・・・。
と、躊躇しつつ、でも。

そもそも36分ものんびり歩くほど
余裕のある時間に下関につけるのかしら?
ま、いっか。オトナですもの。
いざとなったら「タクシー」という秘密兵器を使っちまえー。

と、勇んで下関に向かいましたが、近っ!
下関、拍子ぬけるほど近いです。
おかげで、目的時刻の1時間前には下関へ到着。
タクシーを使うとなると、早く着きすぎてしまうし。
だからといって、周辺にゆっくりお茶できるようなところもないし。
地図を確認すると、目的地の住所までは、
ほぼ一本道で比較的、分かりやすい道のりだし。
最近、ずっとずっと運動不足だし。

というわけで、歩いて下関教会を目指すことに。
36分、暗闇の中、とぼとぼと歩きました。

あまりの暗さと人通りのなさに
やや不安を覚え始めた頃、ようやく到着。
やったー!!たどりつけたー!!!
とほっとしながら下関教会のドアを開けると
真っ暗な会堂が待ち受けていました。

・・・あれ?きょ、今日だよね?
今日、青年会って言ってたよね?
と不安を覚えつつ、記憶をたどり寄せましたが
何回、振り返ってみてもやっぱり今日!
常々、記憶力に自信がないものの
今回の青年会は割りと楽しみにしていただけに、
日程ははっきりと覚えていたのです。

絶対、今日!

・・・ということは。
もしやワタクシ、場所を間違えた??
ドキドキしましたが、聞くは一時の恥。
覚悟を決めて、下関教会に電話をしてみました。
って、ここですが。
勇気を出して、大声で叫べばよかったのですが
その勇気は持ち合わせていなかったのです。

「あのー。本日、下関教会で
 青年会があっていると伺ったんですけど。」
と、おそるおそる尋ねると
「はい。はい。今、あってますよ。
 どうぞ、どうぞ、いらしてください。」
という暖かいお返事。

よかったー。
騙されてたいわけでも聞き間違えたわけでもなかったー。
と、ほっと安心しましたが、
でも、ここには誰もいませんよー?!
一体、下関教会とはいずこですかー?
今、ワタクシがいると思われる下関教会とは違うんですかー??

と、混乱していると、まるでワタクシの疑問を見透かしたかのように
「あ。青年会は、会堂ではなく、
 その隣の建物でやってますから。」
と、フォローをしてもらえました。

隣かー。と、何度目かの安心をしていると
「今、どちらにいらっしゃいますか?」
と、聞かれました。

えっと・・・。
教会の中・・・です・・・。
とは、なんとなく言えず、思わず「教会の前です。」と
実にどうでもいい嘘をついてしまうワタクシ。

すると、電話の向こうで、
下関教会の方が実に晴れ晴れとした声でおっしゃいました。

「あ。バスを降りたところですね!」




・・・!!・・・バス?!
ここ、バスが通ってるんですか?!

と、思わず表に出たワタクシの前を
非情にも通り過ぎていく「下関駅」へ向かうバス。
と、「下関駅」からどこかへ向かうバス。

いやはや、時代は便利になりました。
しかし、便利になった時代に戸惑わず、
きちんと「現代」についていくのは、
ワタクシにとって、非常に困難です。

でもですね。徒歩36分。
歩いた甲斐がありました。
非常に楽しい気持ちで日曜日を締めくくることができました。
新しい出会いに感謝です。

ハッピーマンデー効果?

2009年12月06日 07時59分57秒 | 日常生活
今年のクリスマスケーキを予約しました。
もっとも、ワタクシは週末も出勤となってしまったため、
実際に予約をしに出掛けたのは母上です。
予約票に必要事項を記入し、母上に託しました。

夜、母上が不思議そうに話しかけて来ました。
「ねえ、ケーキの引き取り日、23日になっとったけど、いいと?休み?」

・・・まあね。
うちの母上は日祝日関係ない仕事なのです。
祝日を度忘れしてても仕方がありません。
23日は休みよ。天皇誕生日よ。
と、丁寧に教えてあげました。

「え!?天皇誕生日?!いつから?去年も23日やった?」


・・・誕生日はね、毎年毎年、変わるものじゃないと思うのよね。
勿論、昨年も23日でした。


ていうか!
平成の世になって、既に21年ですよ、母上。

好みが似ていることは認めます。

2009年12月05日 00時58分44秒 | 日常生活
先週土曜日は真心ライブでした。
あのライブからわずか一週間しか経っていないなんて・・・。

ところで、ライブの日。
思う存分、ライブを満喫し、大満足の一日を終えようとしていたその時。
オニイサンから、衝撃的、かつ屈辱的な発言が飛び出しました。

「あれですよね。
 オネエサンのブログ、たまに見させてもらってますけど。
 オネエサン、コイツ(義弟君)とそっくりですよね。
 オネエサンたちのほうが実の兄弟みたいですよね。」

・・・!!

義弟君はと言えば、お得意のニヤリとした顔で
「決して、まっすぐではない。ひねり曲がったところがネ。」
とオニイサンの言葉を否定することなく、頷いています。

イヤー!!
思わず本気で叫んでしまいました。
いかん、いかん。取り乱しすぎちゃったい。
と、我を取り戻そうとするワタクシに気付くことなく
なおもかぶせてくるオニイサン。
「今日も、一緒に過ごしてて、幾度となく思いましたもん。
 ホント、似てますよね。」

どこが?!
ワタクシ、あんなにポジティブじゃないし
自分大好きじゃないし、好奇心旺盛じゃないし。
と必死で相違点を探していたワタクシに
真心さんのライブでのひとコマが蘇ってきました。

Yo-KINGさんが発した
「大体さ、俺のほうが自分大好きだと思われているけれど
 実際のところ、桜井さんも相当な自分好きだよね。
 むしろ、桜井さんのほうが自分好きだよね。」
から始まったやりとり。
桜井さんはご自分の自分好き具合を明るく認めました。

Yo-Kingさんが桜井さんを自分好きだと思う根拠は
「自分が大好きじゃなきゃ、あんなにブログを更新できるわけがない」
ブログを頻繁に更新する人は、相当な自己顕示欲に満ちている人。
「見てみて!俺、すごくない?!」というテンションの人。
その言葉に自分自身を省みつつ、ちょっぴり納得してしまっていたワタクシ。

ワタクシは、決して自分のことを「すごくない??」と思いながら
日々のことを書いているわけではありませんが
というか、むしろ、オノレの失敗ばかり書き連ねているわけですが。
気持ち的にはちびっこが家に帰るなり、
 「聞いて!聞いて!今日、学校でね!!」
と母上に対して行う報告のような感覚です。

それでも日記帳に書いて、自分ひとりの胸にしまっておけばよいことを
公衆の面前にダダ漏れにしているあたり、
これはやはり相当な自己顕示欲だと言ってもいいのではないかと思うのです。
自己顕示欲 イコール 自分好き度 と定義されると
そして、その自己顕示欲をブログの更新で測られるとなると
ワタクシ、「自分好き」カテゴリ内に入れられても
文句は言えないよなぁ、と思うわけです。

が。
それとこれとは話が別なのです。
ワタクシと義弟君は根本的にまったく似ていません。
ワタクシ、あんなに甘え上手ではありません。
あんなに人懐っこくもありません。
そして、あんなに自己表現力が高くもないのです。

ただ、好みは非常に似ているのかな。
たとえば、真心さんとかね。
イモウトさん、感謝してくださいな。

1週間。

2009年12月04日 07時44分10秒 | 日常生活
iPodのデータが全部飛んでしまった月曜日。
携帯の充電ができなくなった火曜日。
入社以来、最大規模のとんでもない失敗をやらかしてしまった水曜日。

そして、木曜日。
夕方、センパイのアドバイスにより、とりあえず携帯が復活しました。
今しばらくは、騙し騙し使えそうです。
帰り道、今一番お世話になっているセンパイから、温かすぎるメールが届きました。
「みんな仲間だよ。」の一言に、思わず泣きそうになりました。
家に帰りつくと、義弟くんがiPodの環境を戻してくれていました。

助けられているなあ。
支えられているなあ。
と実感た木曜日。

無意識のうちに、傲慢になっていた自分としっかり向き合えた1週間。


まだ終わってはいませんが。
そして、授業料のダメージはとてつもなく大きかったわけですが。
どうか「今週」を笑って終えられますように。

得意なこと

2009年12月02日 08時13分36秒 | 日常生活
隣の部署のセンパイと久々にちょい飲み。
「何、食べたい?」と聞かれ、思わず「お好み焼き!」と即答してしまったワタクシ。
ここ数日、ずっと食べたかったんです。お好み焼き。
ただ、お好み焼きは「ゆっくり飲む」感じではなかったなあ、と後から少し反省。

お好み焼きは美味しかったし、
センパイとの話もとてもとても楽しかったのですが、
なんだか慌ただしい雰囲気のちょい飲みになってしまいました。
明らかにワタクシのセレクトミス。
申し訳ない限りです。

ビールを飲みながら、近況報告をしていると、おもむろに
「ところでさ。」と話を切り出すセンパイ。
「ところで、カレシできた?本当に何もないと?」




・・・不甲斐なくてスミマセン。ガンバリマス。
と、いつもながらの回答を返すワタクシ。
もはや、恒例行事です。

でもですねー。実は。
実は9月の連休に霧島神宮でひいたおみくじに
「年内に運命的な出逢いあり。」と書かれていたのです。
今年も残すところ、あと1ヶ月。
これから1ヶ月の間に運命的な出逢いが待ってるんですよ!
毎日が楽しみです。

と、いつもと少し違う報告を追加するワタクシ。
しかし、センパイからは胡散臭そうに、なおかつ非常に楽しそうに
「それさ、神様のうっかりミスやろ?
 「あちゃー。手が滑った!うわー。あいつ、信じとうし。」
 って、神様も反省しとんやない?」
と一蹴されました。

んまー!
ワタクシのここ数ヵ月の密かな楽しみに対して、なんてことを!
しかも、神様、明らかに反省してないですよね?
むしろ、ほくそえんでますよね?

大いに憤慨しましたが。
実は、ワタクシも心の準備をしてはいるのです。
今年中に運命的な出逢いに遭遇したと思えなかったら、
神様のうっかりミスだな、と思いつつ、
心の中で「今年」を「今年度」に書き換えます。


ワタクシのささやかな決意に対するセンパイからの一言。
「お前のそのポジティブさだけは、心底、すごいと思うわ。」


ポジティブ?
現実逃避だけは得意なんです。