のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

睡眠補充生活

2010年06月06日 20時40分13秒 | 日常生活
昨日土曜日。
午前5時起床。
ゴルフのために朝早く出発する父上に合わせてご飯をとり、
そのままリビングの床に倒れこむ。

午前8時再び起床。
「ゲゲゲの女房」を見ようと張り切っている母上に起こされる。
ゲゲゲの女房を楽しんだ後、チャンネルをRKBに変え、
「知っとこ」でオセロの松島さんのかわいらしさを愛でつつ
再び、意識が遠のく。

午前10時再び再び起床。
映画「陰日向に咲く」を楽しむ。
宮崎あおいのかわいらしさと演技力、
岡田准一さんの男らしさと存在感に感嘆する。

正午。
「少年アシベ」を見ながら、うとうととまどろむ。

午後3時、図書館へ出発。
本を借りた後、お昼ご飯代わりにアイスクリームを食べる。

午後7時、帰省する妹を迎えに妹宅へ向かう。
妹宅のなんともすわり心地の良いソファに座り
準備をする妹の傍で、うとうととまどろむ。

午後10時。ゴルフから帰宅した父上を迎え、夕食。
入浴後、テレビの前に寝転び、熟睡。


夢うつつを楽しんだ一日となりました。
ふと気がつくと、夢の世界にいたような。
まどろんでいる時間ってなんであんなに幸せなのかしら。
おかげで、本日の教会礼拝中は
実にはっきりとした意識でお話を聞くことができました。

そして。
妹帰省中につき、今夜もリビングがワタクシたちの寝室です。
寝相のよろしくない妹とベッドで眠るのは
あまりにも危険な予感に満ち満ちているのです。
それに。
ワタクシ、ふと気がつくと、リビングで眠りに落ちている
という状況がとてもとても好きなのです。
この冬、何度、リビングで眠り込んだことか。
堂々とリビングで眠れる幸せな数日間を楽しみます。

セックス・アンド・ザ・シティ/2008年アメリカ

2010年06月06日 09時52分28秒 | 映画鑑賞
19.セックス・アンド・ザ・シティ/2008年アメリカ

■ストーリ
 ドラマ版の4年後。
■出演
 サラ・ジェシカ・パーカー:キャリー・ブラッドショー
 キム・キャトラル:サマンサ・ジョーンズ
 クリスティン・デイヴィス:シャーロット・ヨーク
 シンシア・ニクソン:ミランダ・ホップス
 クリス・ノース:ミスター・ビッグ
 デヴィッド・エイゲンバーグ:スティーブ・ブレディ
 エヴァン・ハンドラー:ハリー・ゴールデンブラット
 ジェニファー・ハドソン:ルイーズ
■感想 ☆☆☆☆
 ドラマ版は見たことありません。アメリカのドラマは長くて長くて。
 何シーズンか前のあらすじを忘れてしまうこともしばしば。
 え?!もうあの人とは別れてたんだっけ?!と驚くことが多く
 話に途中でついていけなくなってしまうのです。

 とはいえ、このドラマを見ていないのは、単にテレビ放送されている
 時間帯がよく分からず、第1シーズンの第1回を見逃してしまったから、なのですが。
 そろそろ、DVDレンタルを活用したいなぁ。他にも見たい映画があるし。
 と思いつつ、なにせテレビっ子。時間の余裕が見つけられません。

 閑話休題。
 そんなこんなでドラマの評判を知ってはいたものの、
 映画でようやく出会えたセックス・アンド・ザ・シティ。
 面白かった!!
 聞いていたほど、どぎつい描写や台詞はなく、そこは少し肩透かしでしたが
 女性同士の友情がかっこよく楽しく描かれていました。
 年を重ねてもこういうに女友達との関係を築いていきたい、と
 純粋にあこがれました。
 年を重ねているからこそできる心の余裕とか
 年を重ねていても若かりし頃とまったく変わらないドタバタとか
 あぁ。分かるなぁ・・・と共感できることしばしば。

 変に若作りをし続けるのではなく
 今の年齢に見合ったドレス、見合った恋愛観、
 見合った女友達との友情を模索し、本音にしたがって生きようとする
 女性陣が爽快な映画でした。

 あぁ。本当にドラマ版見たいなー。
 ・・・NHKでは、放映ないだろうなぁ。

右と左を比較した結果です。

2010年06月04日 23時04分09秒 | 日常生活
起床した瞬間、右足に激痛が走りました。
い、痛いーーーーーーーーーーーっ。
痛い痛い痛い痛い痛いっ!!

あまりの痛さに思わず涙ぐみます。
なに?!なんなの、この痛み?!
と訳もなく(いや、訳はあるか)怒りに襲われながら
激痛に耐えましたが、痛みおさまらず。
時間が経てばおさまるだろうと思い
しばらく我慢の子で過ごしましたが、
椅子に座ることもできず、立ってみたり、寝てみたり、
色々と姿勢を変えること1時間。

むりーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
痛いモンは痛いわーーーーーーーっ!!
と諦めて病院へ向かいました。

触診した瞬間に首をひねる整形外科医。
「あきらかに腫れてますねぇ。
 固くなってるし。触ってみて。」
と看護士さんにも触診を促します。

「うん、やっぱり腫れてるねえ。
 おかしいですね。この腫れ方。
 うーん。運動とかしてないんですよね?
 起きた瞬間、ですもんねぇ。」
と原因に皆目検討がつかない模様。

「よし。念のため、熱を測ってみましょうか。」
といわれて熱を測ったところ、
なんと37度7分も熱がありました。
ワタクシ、食欲で体調を自覚するタイプなのです。
今朝もいつもどおりの食欲だったため、
自分が熱を出していることに、
まったくもって気付いていませんでした。

先生も笑顔で納得した模様。
「あ。熱ありました?
 じゃあ、風邪の引きかけかな。
 疲れで体調を崩しているんじゃないかな。
 ほら。風邪の引き始めに関節が痛くなることがあるでしょ?
 たまに、ウィルスが筋肉に入り込んじゃうことが
 あるんですよ。それじゃないかなあ。
 抗生物質、出しときましょうね。
 早めに風邪を治したら、痛みも治まると思います。
 今日から2、3日はじっとおとなしく過ごしてください。」

分かりやすく丁寧な説明に納得と安心をいただきました。
親切な先生で本当に良かった。
・・・かっこよかったし!
久々に感じが良くてかっこいい先生に出会いました。
はぁ。病院に行ってよかった!
と、満足して帰宅。

心配性の母上に、先生の見立てを説明しました。
「やっぱり腫れてたみたい。
 看た瞬間に先生が『明らかに腫れてますねぇ。』
 っち驚いとったもん。」
と、話し始めた瞬間に、ぷっと吹き出す母上。

・・・え?
今、笑われました?笑うところ、ありました?

「あんた。それ・・・ちゃんと右と左の足を比較してもらった?
 あんたの太腿、もともとが太いんやけんねぇ。
 本当は腫れてなかったんやない?
 ちゃんと左に比べて右のほうが太くなっとった?」




ちゃんと右と左の太腿を触って確かめてくださいましたっ!
風邪をひいて(いるらしい)弱っている(らしい)
ムスメに向かって、なんて失礼な。

とにもかくにも今日はゆっくり眠って過ごしました。
明日もゆっくり過ごす予定。
今年は本当に体調が落ち着きません。さすが厄年。

5月の読書

2010年06月04日 00時16分29秒 | 読書歴
52.ナイン・ストーリーズ/サリンジャー
■ストーリ
 1953年に出版されたサリンジャーの自選短篇集。
 9つの作品が収められている。

■感想 ☆☆☆
 厭世気分が作品中にあふれている短編集。アチラとコチラの
 境界線上で踏みとどまっているような危うい人たちばかりが
 登場し、生きることの孤独をかみ締める。
 おそらく作品の背景にはベトナム戦争があり、
 いくつかの作品の登場人物たちは、戦争で心を病んでいる。
 生きるか死ぬかの経験をした上で感じる圧倒的な孤独。
 それが乾いた文章で、説明なく綴られていて、
 受け止め方も作品自体もすべてを読者に委ねられている。
 読み手にとって「親切」とは到底言えない、
 けれど、だからこそ、心に引っかき傷が残る作品。
 「笑い男」は特に好きでした。この作品は話の流れが
 純粋に面白い。難しいことはよく分からないけれど
 話自体が面白い。そう思える作品でした。
 いつかまた読み返してみたいな。
 そして、受け止める印象がどう変わったのか確かめたい。

53.ありふれた生活2 怒涛の厄年/三谷幸喜
54.ありふれた生活5 有頂天時代/三谷幸喜
55.ありふれた生活8 役者気取り/三谷幸喜

■感想 ☆☆☆☆*
 サリンジャーさんにあまりに翻弄され続けたので
 何も考えずにさらさらと読めて、そしてけらけらと笑えるものが
 読みたいなー、と手に取った作品。
 朝日新聞に毎週金曜日に連載されている三谷さんのエッセイです。
 毎週金曜日に書かれているので、まとめて読むと
 三谷さんの日記みたいになっていて、時の流れをしみじみと
 思いかえしながら読みました。
 三谷さんの面白いところは、引きこもりなのに行動的、
 シャイなのに出たがり、さびしがり屋なのにかまってほしがり、
 と相反する2面性をたくさん持ち続けているところ。
 だから、面白い人なのだと思うのです。奥様とのやりとりは天下一品。
 こういう夫婦、いいなぁ。とあこがれます。
 ちなみに8巻のタイトルは、三谷さんが作品PRのために、
 テレビに出る様子を嫌がっている奥様の言葉。名言だわー。

56.生きているだけで、愛/本谷有希子
■ストーリ
 あんたと別れてもいいけど、
 あたしはさ、あたしと別れられないんだよね、一生。
 母譲りの躁鬱をもてあます寧子と寡黙な津奈木。
 ほとばしる言葉で描かれる恋愛小説。

■感想 ☆☆☆☆
 読むのは2作目ですが、断言。
 本谷さん、好きです。
 彼女の選ぶ言葉も、彼女が描き続ける人物像も、すべてが好き。
 好きだけど、嫌い。好きというにはひりひりと痛すぎる。
 自意識過剰な女性たちを描かせたら右に出るものはいない本谷さん。
 この作品も自分をもてあまし続けるヒロインを執拗に追いかけ続ける。
 愛されたい、愛したい。
 けれど、うまく愛せないし、うまく愛されることもできない。
 好きなのに、どうしていいのか分からない。
 でも、かまってほしい。そんな心の迷宮をぐるぐると描き続ける彼女は、
 「ま。いいや。」ということを知らないんだと思う。
 納得したい。ちゃんと分かってもらいたい。
 そういったスタンスで人と関わって、そのまじめさが
 自分を追い込んで傷ついていく。その痛々しさも
 どこまでも真剣な人との関わり方も、私にはまったくないから、
 私は彼女にあこがれるのだと思う。

57.ふちなしのかがみ/辻村深月
■ストーリ
 おまじないや占い、だれもが知っていた「花子さん」。
 夢中で話した「学校の七不思議」、おそるおそる試した「コックリさん」。
 その向こう側を決して覗いてはいけない。現代の怪談短編集。

■感想 ☆☆☆
 読みながらぞわっとした「踊り場の花子」。
 怪談としても、小説としても面白く、結末まで目が離せない。
 ミステリ要素も持ち、最後の結末がすっきりとしている
 「ふちなしのかがみ」。辻村さんらしいひっかけだが、
 最後に納得して、読み終えることができた。
 よく分からないけれど、どこか怖い。
 不条理な怖さに胸を捕まれた「おとうさん、したいがあるよ」。
 話の肝がよく分からないのに、なぜか怖い。
 少し「世にも奇妙な物語」風。
 そして、幽霊が出てくるものの後味は切ない「八月の天変地異」。
 ラストをしっとりと迎えさせてくれた。

58.波璃の天/北村薫
■ストーリ
 「街の灯」の続編となる連作短編集。
 舞台は昭和8年東京。経済界の一翼を担う良家に生まれた少女、
 花村英子とその家のおかかえ運転手・ベッキーさんこと別宮。
 この二人が時代に翻弄されながら、謎に挑む。

■感想 ☆☆☆☆
 清潔感漂うヒロインたちが時代に翻弄されながらも、
 力強く「今」を見つめ、希望を持って「明日」を迎えようとする
 姿を描いている。ミステリーだが、文学作品。
 美しい文章と、まっすぐな人の思い、時代に臨む姿勢が
 読み手の私にまで背筋を正させる。

59.うつくしい人/西加奈子
■ストーリ
 他人の苛立ちに怯え、細心の注意を払いながら重ねていた日々を
 自らぶちこわした百合。会社を辞め、「ただの旅行」で訪れた
 島のリゾートホテルのバーにいたのは、冴えないがゆえに
 百合を安心させるバーテンダー坂崎と、暇を持て余す金髪の
 ドイツ人、マティアスだった。美しい瀬戸内海の離島、
 そこしかないホテルで不思議に近づく三人の距離。
 地下には、宿泊客が置いていく様々な本が収められた図書室。
 本に挟まっていたという一枚の写真を探すため、
 ある夜、三人は図書室の本をかたっぱしから開き始める。
 会社を逃げ出した女、丁寧な日本語を話す美しい外国人、
 冴えないバーテンダー。非日常な離島のリゾートホテルで出会った
 三人を動かす圧倒的な日常の奇跡。

■感想 ☆☆☆*
 作品自体も好きでしたが、もっとも琴線に触れたのは
 「あとがき」に書かれていた作者の言葉でした。

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  執筆に取り掛かった当時、私は、心の表面張力がぱんぱん、
  無駄な自意識と自己嫌悪にさいなまれ、うっかり傷つく
  中二状態が続いていた面倒な三十路女性で、些細な
  出来事を敏感に受け取り、いや、受け取りすぎ、何かしら
  びくびくしては、酒を食らって泥酔・・・・以下略。
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 私だけじゃないんだなー。
 いろんな人が定期的に、こういった状態に陥るんだなー、
 と安心しました。無駄な自意識はしんどい。
 けれど、どうにかしようと思って、どうにかなるものでもなくて、
 その自意識と向き合っていくしかない。
 向き合うしかないけれど、たまには逃げちゃっていいんじゃないかな、
 目をそらしてあげたほうが楽になることもあるんじゃないかな。
 この作品を読んで、なんとなくそう思いました。

60.ビッチマグネット/舞城王太郎
■ストーリ
 なんだか妙に仲のいい、香緒里と友徳姉弟。
 浮気のあげく家出してしまった父・和志とその愛人・花さん。
 そして、友徳のガールフレンドたち。

■感想 ☆☆☆☆
 相変わらずの舞城さん。奔放な文章に心地よく翻弄された。
 そして、悩み続けたヒロインの前向きな決断に元気と勇気をもらった。
 読み終えたとき、「人間っていとしい。」と臆面もなく思えた。
 そういった前へ前へと向かっていく力が、作品全体から伝わってくる。
 だから、私は舞城さんが好きなんだと思う。

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  でも、日常のいろいろってくだならくて退屈だけれども重要なことなのだ。
  きっと人生ってのがそもそもたいしたことないのだ。
  特別なものなんかない。自分からは特殊に見える他人の人生だって、
  実感としては一緒なんだろう。
  代わり映えしなくて億劫でだらだらと長くてぼけっとしていたら
  あっという間で・・・でも意義があって生き甲斐があるものなのだ。
  だからこそ、私は自分のこの見栄えのしない人生を諦めず、
  何か目標を持ったほうがいいと思う。
  結果はどうあれ理想を掲げるべきだし、私は私のために努力もしたい。
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61.かもめ食堂/群よう子
■ストーリ
 言わずもがなの、あのヒット映画「かもめ食堂」の原作。

■感想 ☆☆☆☆☆
 映画とはまったく異なるテイストの作品。けれど、根底に流れるものは
 やはり似ている。読み終えた後、元気になる。爽やかな気持ちになる。
 抜けるような青空を思い浮かべられる。そんな作品。
 日本人のソウルフードはおにぎり。この言葉をかみ締めながら
 疲れたときにかぶりついたおにぎりの味を思い出しながら
 本を読み終えた。
 映画より描写が親切で説明が多く、読みやすい。
 けれど、これらの描写をすべて省略したからこそ、映画は
 あんなにも透明感あふれるものになったのだと思う。
 映画をまた見たくなってしまった。

62.村上春樹全作品 1979-1989(3)
■概要
 以下をおさめた短編集。
 1.中国行きのスロウ・ボート   8.蛍
 2.びんぼうな叔母さんの話    9.納屋を焼く
 3.ニューヨーク炭鉱の悲劇   10.めくらやなぎと眠る女
 4.カンガルー通信       11.踊る小人
 5.午後の最後の芝生      12.三つのドイツ幻想
 6.土の中の彼女の小さな犬   13.雨の日の女
 7.シドニーのグリーン・ストリート

■感想 ☆☆☆☆
 久々の村上作品。世間は「IQ84」で沸いていますが
 私がその作品を手に取るのは、きっと何年も後でしょう。
 でも、いつか読みたい。そう思いました。
 過去の村上作品を読み、「この作品たちの後に続く村上作品を
 片っ端から読みたい。」と思わせてくれる作品群でした。
 特に好きだったのは「カンガルー通信」、「午後の最後の
 芝生の」、「シドニーのグリーン・ストリート」。
 特に「シドニーのグリーン・ストリート」はどこか
 かわいらしくて大好き。情景として心に残るのは「踊る小人」。

63.ふたりのロッテ/ケストナー
■感想 ☆☆☆☆
 子どものための作品。子どもを愛し続けたケストナーの
 愛情がたっぷりと詰まった作品。岩波少年文庫を購入していますが
 挿絵がとてもかわいらしい。いつものケストナー作品の挿絵で
 このイラストを見ただけで、心が穏やかになります。

64.公園のメアリー・ポピンズ/トラヴァース
■感想 ☆☆☆☆*
 久々にメアリー・ポピンズに会いたくなって手に取りました。
 ぶっきらぼうで高飛車で、自分が大好きなメアリー・ポピンズ。
 いつも「不思議」の傍にいて、「不思議」への扉を開けてくれる。
 そんな彼女に再会し、またもやわくわくさせられました。
 他の作品もすべて読み返したい。

65.レ・ミゼラブル2、3/ビクトル・ユゴー
■感想 ☆☆☆
 全7巻の2巻、3巻を読み終えました。
 「カラマーゾフの兄弟」と同時進行で読み始めていましたが
 やはり無理がありました。登場人物が多いカラマーゾフは
 一度、傍におき、とりあえず、こちらに集中。
 要所要所で出てくる時代背景の描写が長くて長くて
 挫折しそうになりますが、そういった描写以外の箇所は
 ストーリーが非常に面白く、楽しみながら読めています。
 物語はまだまだ佳境にもいたってなく、動き始めたばかり。
 これからが面白いところのはず・・・。