のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

方針変更は得意です。

2015年06月09日 23時24分24秒 | 日常生活
結婚式の準備が着々着々と進んだり進んでいなかったりします。

とりあえず招待状はほぼほぼ作成完了しました。
できれば、招待状は自分の言葉で書きたいなー、なんなら手書きの招待状なんて渡せないかなー、とふと魔が差したのが招待状自作のきっかけだったわけですが、手書きなんてとんでもなかった!自分の悪筆を完全になめてました。めっちゃ読みにくい。も少し美しい字が書ける人じゃなきゃ、そんなだいそれたこと考えちゃいけないんだわ・・・と、あっさり諦めました。

もっとも、そもそも情報量が多い文章に手書きっていうのは相性が悪いのです。(そうに違いない、と信じてます。私の悪筆だけのせいじゃないやい!・・・と思いたい。)
一連の作業を通して、情報量が多ければ多いほど、PCフォントの方が格段に見やすくなるんだなーということを実感しました。

で、早々と手書きを諦めたので、さくさくっと印刷すれば終わりなんでしょー?となめてたわけですが、これまたとんでもなかった。
ウェディング業界にはいろんな決まりごとがあるんだということを今回、初めて知りました。
いわく「縁が切れる」に通じるので、文章に句読点は使わない。
いわく「亡くなる」という字が入っていて、縁起が悪いため、「忙しい」という文字は使わない。
「なるほどー!」と思いました。思ったし、納得したし、なんならこういった心遣いは大好きなのに。
次から次に現れる決まりごとに、自分の無知を棚にあげてイラッとしちゃいました。
結婚式の準備に最も必要なのは心の余裕です。

ただ、招待状作成はとっても楽しかったのです。
おそらく私は文字や文章に関するものを取り扱うのが大好きなんだなってことを招待状作成作業で改めて実感しました。招待状は色違いで2種作成したのですが、非常に計画的に2種どちらも1部ずつ失敗し、手元に両パターンの失敗作が残りました。どちらも、めちゃ愛しい・・・。
というわけで、も少しペーパーアイテムを手作りしたいなー、という野望が今、むくむくと湧き上がってきています。
できるかなー。



・・・がんばるということが苦手なので、すんなり諦める可能性は否めません。

行きはよいよい、帰りは恐い

2015年06月08日 00時36分42秒 | 日常生活
週末、高校時代の先輩が東京から帰省してきたため、カラオケしようぜ!という約束をしました。
先輩も私も午後2時前には、博多駅を出発する必要があったため、少し早めの11時に待ち合わせ。
親切な妹さんが「小倉駅まで送っていくよー!」と車を出してくれたため、10時過ぎには小倉駅に到着し、心に余裕を持ちつつ、駅のホームへ向かいました。
週末の新幹線はこのぐらいの時間帯がいっちゃん混むのです。みんな持っている荷物が大きいため、駅の混雑具合は平日以上なのです。
ざわざわした駅にて、行き先と時間を確認し、新幹線に乗り込みました。

ほらね。やっぱり人が多い。
ちょっぴり(いや、大いに)がっかりしながら、座ることを諦めて立っていると、なんとも愛らしいちびっこちゃんが
「こちらにどうぞ。」
と手招きしてくれました。きゃー!そこ、座っていいの?!ありがとうっ!!
愛らしいちびっこちゃんのその先では、ちびっこちゃんそっくりの愛らしさを失わないナチュラルテイストの美人ママさんがにっこり。
「どうぞ、どうぞ。」
と座らせてくれました。きゃー。ありがとうございますー!!ありがたーーーーーーーく座らせていただきます!!

よっこいしょ。(おばちゃん・・・。)

ほっと一息をついていると、隣の席のスーパーかわいいママさんが
「どこからいらっしゃったんですか?」
と尋ねてくれたので「博多に行くんですよ。」と、にこやかに答えたところ、ママンの表情が見る見るうちに曇りました。

「・・・あの。私、今、博多から乗ってきたんですよ。」





え?本当に??今?
と、思わず何度も確認しました。
何度確認しても、愛らしいママンとちびっこちゃんは「たった今、博多から新幹線に乗ってきた人たち」で。
つまり私は今、どんどんと博多から遠ざかっているわけでして。

なんでー!?と思いました。
だって行先も時間もちゃんと確認したのに。
なんなら「週末ってなんかどっち行きに乗ればいいのかわかんなくなるんだよね。鹿児島行きには乗らないようにしないと。」とわざわざ新幹線乗り換えたのに。鹿児島で合ってたー!!鹿児島に行く途中に博多があるっていうその位置関係がとっさにわかんなくなってたー!!
と盛大に地団太踏みました。

それにしても。
本来、東京方面に向かう新幹線は、小倉の次に「下関」か「新下関」に止まるはずなのです。そういう新幹線が圧倒的に多いのです。
それなのに、私が方向間違えて新幹線に乗ると、必ず「福山」とか「徳山」とか山口の端の端まで運ばれるのです。なんでー!!
今回の小旅行もご多分に漏れず、全力で「徳山」なる駅に運ばれました。下関でなんてこれっぽっちも止まろうとしませんでした。全力で徳山に向かってくれてた。

徳山到着後に時計を見上げると、時計の針は10時50分を指していて。
勿論、11時博多駅待ち合わせの約束に間に合うはずもなくて。
じゃあ、博多駅に到着するのは一体何時なのさ?と11時8分東京行き(博多通ります。・・・・間違えた。博多通りません。鹿児島行きだ!やっぱり混乱気味・・・。)の新幹線の博多駅到着時刻をか調べると、なんと12時半到着で。

なんでーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?

と盛大に叫んだのでした。

鬼嫁への第一歩

2015年06月01日 22時54分24秒 | 日常生活
昨年の100キロウォークの大会で愛用していたリュックが開始早々に壊れてしまいました。そのことを覚えてくれていたウォーキングチームのメンバーが「たくさん持っとるけん、ひとつ譲るよ!」とおっしゃってくれたため、

なんとー!よいのですかー!!

と大喜びでご自宅を訪問してきました。
もうねー。100キロウォークに関しては、いつものことながら皆さんの好意に支えられて参加しています。(面倒見の良いメンバーに完全に甘えきっている、とも言います。)

訪ねて行ったご自宅は白が基調の爽やか、かつかわいらしいおうちで、思わずほぅっとため息。
その上、迎えてくれた長男君はかわいらしい顔立ちで空手も強く、力強いキックを披露してくれる、という「数年後には絶対!女の子にもてるよ!キミは!」と肩を掴んでこんこんと言い聞かせたくなる期待値高いスペックの持ち主なのにとてつもなくシャイで、口数少なくはにかみながら微笑む、という年上ジョシの心を鷲掴みにするタイプの男の子で、年上ジョシの一員である私は思わずきゅん!としたのでした。
奥様もサバサバサバとしたステキな方で、自称ヒトミシラーの私もまったく緊張することなく、楽しくたくさん笑って、鍋をこれでもか!というぐらい食べて、ご自宅訪問を満喫しました。安心しすぎたが故に、若干図々しいお客になってしまった感は否めません。

あまりにも楽しくて、危うく訪ねていった主目的を忘れてしまい、リュックもらわずに帰るところでしたが、チームメイトがしっかり思い出してくれたため、本来の目的も成就。たっくさん入る大きめの、でも、軽さは控えめの機能的なリュックを手に入れました。
なんとリュックの持ち手(?腕を通すところ?)には小物が入れられるようなポケットもついてるんですよー!最近のリュックの機能性の高さに感激しました。
これで今年の100キロウォークの大会に向けて準備は万端整いました。
後は私の体力とか根性を養うばかり・・・・。今年の練習は壊滅的にばてているため、今時点では不安しかないのです。ガンバロウッと。


その後は、ひたすらに美味しいごはんをわいわい食べながら、おふたりが若い頃のお話(これがまた初々しくかわいらしいお話のオンパレードで、私はひたすらにキュン☆としてました。当時のおふたりを間近で見守ってみたかったなー、と言うてもせんないことを願ってしまったですよ。)や最近の長男君の活躍ぶり(とか、チームメイトさんにとって、長男がいかにかわいいのか、とかとにかく愛情たっぷりのお話でした。なんていうか、チームメンバーさんは愛情をたっぷりと蓄えている方なんだなぁ、と今回しみじみ思いました。)や、あふれんばかりの長渕愛(小学校3年のときからひたすらに長渕剛リスペクトなんだそうです。すごく幸せそうに長渕の曲をかるーくギターでかき鳴らしてくれました。かっこよかった!)などの話を拝聴し、ほのぼのとした気持ちで帰宅したのでした。

帰る道すがら車の中で、地元友達と二人
「素敵なご夫婦だったねぇ。楽しかったねぇ。」
と確認し合っていたところ、地元友達がたいそう嬉しそうに
「のんちゃんが怖いってこと、ばれとったよね。」
と、どや顔を披露してくれました。

そうなのです。
なにがどうなってそんな認識を持ってしまったのかちっともわからないのですが、(いや、でも、心当たりがないこともない。気もするような・・・。「ちっともわからない」ことはないような・・・。)チームメイトさんは私のことを「怖い人」と認識しており、しきりに奥様に
「この人はねー、こう見えて、めっちゃ怖いんやけん。」
と訴えていました。

おっかしいなぁ。練習ではしっかりすっぽり猫をかぶってるはずなだけど。
かぶり忘れて参加した練習なんてあったかしらん?
でもって、地元友達はなぜに私が「怖い人」と認識されていることをこんなにも嬉しそうに受け止めてるのかしらん?

と、酔っ払った頭でいぶかしく思いましたが。
なにせ酔っているので「ま、いっか!楽しかったし☆」という結論に落ち着いたのでした。

結論:酔っ払うと、たいていのことは「ま、いっか☆」で済ませられます。

化粧にだって限界はあるんです

2015年06月01日 00時38分15秒 | 日常生活
会社の先輩が私の結婚を祝ってくれるというので、「えへへへへ」と喜びながら、先輩のご厚意に乗っかってきました。
「今日は根掘り葉掘り聞くぞー!」と腕まくりをする先輩。
・・・ご期待には添えないと思いますよ?
とはにかみながらも、意外とほいほい答えたりのろけたりする私。


はにかんでる!この私が!
のろけてる!この私が!!!

と、自分でも自分じゃないようなこの対応にぞくぞくしつつ、生きていれば、思いもかけないようなことを経験しちゃうもんなんだなー、と、しみじみ思いました。(でも、滅多にない経験で楽しかった!)

はにかむ私に対して
「ホントにね、あなたのことをおもしろがってくれる人はね、特にすごい年上世代には割といると思うけど、あなたと同年代で、あなたと結婚しようなんて奇特な人、この広い世界にひとりかふたりしかいないと思うから、その彼氏を大切にするんだよ?」
とこんこんと諭す先輩。

確かにね。37年生きて来て初めて出会いますもんね、その「奇特な人」に。
と、簡単に納得した後輩は、先輩の愛情あふれるアドバイスにもめげることなく、ドレスの試着画像まで見せてきました。(浮かれてます。)
「ほっほう。ふむふむふむ。」と真剣に見てくれた先輩は、ひとしきり楽しんでくれた後(ええ先輩や・・・と、ほろり。)「当日はいっぱいいっぱいいっぱいいっぱい化粧するだろうから、こういった華やかなドレスもちゃんと似合うと思うよ。」とおっしゃったのでした。


ソレッテ イマハ ニアッテナイッテコトナンジャナイデスカー。



かつて「カオナシに似てるよね。」とか「平安時代に生まれてたらもててただろうにねぇ。生まれてくる時代を間違えたよねぇ。」などと言われたことのある純然たる日本人的地味顔の持ち主である後輩(=わたし。)は、後輩の結婚を祝ってくれる、とおっしゃってくださっている心優しい(奇特な)先輩に対して、思わず

・・・・褒めてませんよね?
ていうか、悪口ですよね?

と詰め寄ったのでした。