旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

そうだ温泉に行こう! 風雅の宿長生館@村杉温泉

2013-04-13 | にいがた単身赴任始末記

 村杉温泉・風雅の宿長生館を訪ねた。磐越道の安田インターからR290を北へ向かった。
五頭山(912m)の西麓に出湯・今板・村杉と古い歴史をもつ三湯が五頭温泉郷だ。

相馬御風や近衛文麿が訪れた村杉温泉「風雅の宿長生館」は四千坪の庭園に包まれている。
大浴場や露天風呂からも四季の花を楽しむことができる。折り良く庭園大露天風呂を独占、ゆったり浸かる。

宴席の料理は地の食材を中心に味覚にも視覚にも楽しませてもらった。
まずは竹籠の付きだし、そして日本海の白身のお造りが運ばれる。

陶板はにいがた和牛のすき焼き、そして焼き物。美味しく地酒と一緒にいただいた。
今回は会議後の懇親会で酒を酌み交わすのが主目的、案の定痛飲してしまう。

 最近は日本旅館でも朝食はバイキングが主流であるが、当館では御膳で提供される。
少量多数の副菜とにいがた野菜のせいろ蒸し、本場のコシヒカリと味噌汁が美味しい。

 五頭温泉郷はちょっと不便だけど、この宿へはJR新潟駅から送迎バスサービスがある。
自然豊かで癒しを得られるラジウム泉の庭園大露天風呂を楽しみにまた訪れたい。


高田の春は爛漫と 古城を包む春霞 2013.

2013-04-06 | にいがた単身赴任始末記

 日本三大夜桜のひとつに謳われる「高田公園の夜桜」です。

約4,000本の染井吉野をぼんぼりが照らし、三重櫓を背景にお堀に華麗な姿を映す。
「高田城100万人の観桜会」が開会した4月5日に開花した桜は、五分咲きから七分咲き。

来場者がピークになる前に、まだ静けさのある高田場公園へ夜桜を愛でる散歩を堪能した。
お薦めは城址南側の「さくらロード」。ライトアップされた染井吉野のトンネルは幻想的だ。