旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

うまさぎっしり新潟 in ツーリズムEXPOジャパン2014

2014-09-27 | 日記・エッセイ・コラム

「ツーリズムEXPOジャパン2014」
5年間身近に仕事をさせていただいた新潟県のブースを表敬。懐かしい皆さんにご挨拶をさせていただいた。

赤が基調のブースは「稲のはさ掛け」のディスプレイが印象的。
ブース内のアトラクション、世界に誇る燕の洋食器「myスプーン磨き体験」が人気です。
雪・米・酒・そして温泉と、新潟の魅力が広く伝わると良いですね。

<40年前に街で流れたJ-POP>
ふれあい / 中村雅俊 1974


“ツーリズムEXPOジャパン2014” で遊ぼう

2014-09-26 | 日記・エッセイ・コラム

 世界最大級・旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2014」が東京ビックサイトで盛大に開会となました。
業界日の今日はたいへんな賑わいを見せました。9/27・28は一般公開日となります。
各国政府観光局、本邦自治体、エアライン、JR各社、旅行会社がブースを並べて、食べる楽しみも
「全国ご当地どんぶり選手権」や「世界のグルメ名酒博」など趣向を凝らしています。

さてこちらのブース、明日9/27は武井咲さんのスペシャルトークショーが予定されます。お立ち寄りください。

<40年前に街で流れたJ-POP>
よろしく哀愁 / 郷ひろみ 1974年


国立博物館で竿燈パフォーマンス

2014-09-25 | 日記・エッセイ・コラム

 MICEに利用できる歴史的建造物や神社・仏閣、美術館や博物館を「ユニークベニュー」と言います。
国際会議やインセンティブ旅行において、意外な驚きや発見、忘れられない体験や思い出となって
再訪のモチベーションになる特別な場所という位置づけでしょう。
東京オリンピック・パラリンピックが開催の2020年までに、訪日外国人観光客2,000万人を
迎える観光立国をめざす我が国にとって極めて有効なコンテンツと言えそうです。

 明日から3日間の日程で開催される世界最大級の旅の祭典“ツーリズムEXPOジャパン2014”。
その前夜祭が 国立博物館で開催され、ライトアップされた博物館を背景に書画のパフォーマンス、
舞楽、京舞、武将隊演舞などが披露され、世界各国から集まった出展者の方々には日本の文化、
そして食とお酒を堪能いただけたようです。
圧巻は “秋田竿燈まつり” の再現、雨上がりの漆黒に竿燈の灯が美しく浮かび上がりました。

<40年前に街で流れたJ-POP>
追憶 / 沢田研二 1974年


けやき広場秋のビール祭り

2014-09-20 | 日記・エッセイ・コラム

 散歩がてらのぞいてみた「けやきひろば秋のビール祭り」は、さいたまスーパーアリーナに74の
ブリュワリーが参加して賑やかに開催されていた。
“Y.MARKET BREWING” に “盛田金しゃちビール” を択ぶ。何も名古屋のペールエールとピルスナー。
肴は “カキ焼き” と “きたあかりのじゃがバター” と北海道ものをチョイスして楽しんできた。

大音響のステージ上のアトラクション、ご当地アイドルだろうか?カメラの砲列の前の彼女たち、
どの娘もかなり可愛いんだけれど、なんてグループ?オヤジには分からない。

<40年前に街で流れたJ-POP>
スモーキン’ブギ / ダウン・タウン・ブギウギ・バンド 1974年


美味しいランチパスポート

2014-09-13 | 日記・エッセイ・コラム

 「ランチパスポート」なるMOOKを、家族が楽しんでいるそうで、これを借りて隣町まで散歩。
「さいたま市版」 は110軒ほどの飲食店が紹介されている。
このパスポートを提示すると、看板のランチメニューが500円で楽しめるのだ。

 与野駅前の「三十一代目・哲麺」、20席ばかりのカウンターの店に部活帰りの高校生が並ぶ。
“チャーシューメン” は魚介と昆布だしの効いた豚骨スープにジューシーなチャーシューが4枚。美味い。

 このパスポート、お店によってはかなりお得。
地域の中で需要を回遊させたり、新しい顧客を掴むのにはかなり良いアイディアだと思う。
飲食店も努力しないと勝ち組・負け組がはっきりしそうだから、サービスとホスピタリティーに
磨きをかけるだろう。交流人口を呼び込もうとする地域にも参考になる取り組みではないだろうか。

<40年前に街で流れたJ-POP>
木枯らしの二人 / 伊藤咲子 1974年


休日はローカル線で 三猿と眠り猫とみんみんの餃子 日光線を往く

2014-09-06 | 日記・エッセイ・コラム

 日光東照宮唐門を見上げる。門柱に寄木細工された「昇龍」と「降龍」の迫力が凄い。
台輪上に目を転じると「舜帝朝見の儀」「中国の聖賢」などの彫刻が繊細で見事なのだ。
わたらせ渓谷鐵道の終点間藤駅でタイミングよく乗車できた日光市営バスで日足トンネルを越えてきた。

世界遺産・日光の社寺とはいえ、シーズン狭間の日曜の午後ともなると、さほどの混み方ではない。

 

神厩舎の「三猿」東回廊の「眠り猫」など社殿の彫刻を心ゆくまで観賞できた。まさに絶妙のタイミングだ。

首都圏から日光への鉄道でのルートは、浅草や新宿と特急で結ばれる東武鉄道がメインと言えるだろう。
東武日光駅はバスターミナルになっていて土産物店や飲食店が並んで賑やかな様子だ。一方のJR日光線は、
今市・鹿沼を経て県都宇都宮を結ぶ生活路線。で駅前広場は簡素だがネオルネサンス様式の駅舎は見る価値あり。

ホームに停車中の宇都宮行きは4つドアの6両編成。すべてがロングシートの車両、さらに今回は息子が一緒、
さすがに日本酒を呑むのは躊躇われる。そうだね宇都宮に着いてから餃子で一杯やることにしよう。

かなりの下り勾配であることが乗っていても分かるほどだ。当然に電車は軽快に飛ばしていく。
全線単線ゆえ2度の交換待ちをして45分で宇都宮に滑り込む。短くなった陽が駅ビルを黄金色に照らしている。

 宇都宮は3年半過ごした懐かしい街、息子は生後3ヶ月までここで過ごした。中心部に明神山(135m)があって、
下野一宮・二荒山神社が鎮座する。初宮参りをした豊城入彦命を祭神とする神社に13年を経て戻ってきた訳だ。

二荒山神社東麓「宇都宮みんみん」は地元民から愛される餃子の名店だ。幸い30分ほど並んで席が空いた。
焼き、揚げ、水と皿を並べての餃子三昧、冷えた生ビールとともに懐かしい味を堪能するのだ。

<40年前に街で流れたJ-POP>
悲しみのシーズン / 麻丘めぐみ 1974年