旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

旧東海道・品川宿でBiz-Lunch「季節魚料理 太鼓」

2016-01-20 | Biz-Lunch60分1本勝負

 天王洲勤務もあとわずかと、暮れから北品川へのランチ遠征を試みていましたが......
どうやら居残りのようです。今日は「季節魚料理・太鼓」へ。
お昼の御膳は4種類でどれも800円、今日は “豚ロース生姜焼” を所望。
やや薄味で上品な味付けでした。ダシの利いた茶碗蒸しが付いてちょと高級感。
量が少なめで若者には物足りないかな、オヤジ達には十分満足のランチです。

      
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黄門一行に見送られ奥久慈清流ライン 水郡線を完乗!

2016-01-16 | 呑み鉄放浪記

 奥久慈清流ラインを往く。大子町で "奥久慈軍鶏" を食べようと水戸までやって来た。
北口のペデストリアンデッキでは黄門一行が見送ってくれる。

水郡線の愛称は「奥久慈清流ライン」、久慈川に沿って水戸と郡山を結ぶ。
郡山行きの気動車が発着する1・2番線は、構内北端にある4両分の短いホームだ。

 

水戸を出てしばらくは住宅街で駅間も短い。市中心部への通勤通学の足になっている。
6つ先の上菅谷で先行した常陸太田行きに追いつくと、線路を渡って乗り換える。
まずは太田支線を乗り潰すのだ。

常陸太田までの9.5kmは終着駅も含めて全線単線。つまり1編成しか入れない。
その為だろうか、システムのことは解らなけど、信号機が見当たらない。

上菅谷に戻ってふたたび本線を北上する。
山方宿あたりからいよいよ蛇行する清流久慈川に沿うように水郡線は行く。
時折渡る鉄橋から見る川と山野の風景は癒やしとなる。

 

 常陸大子ではなんと30分超の停車時間。この間を利用して駅前の玉屋旅館を訪ねる。
常陸大子の駅弁、"奥久慈しゃも弁当" (今では土日のみ予約制)製造元である。
実は30分で食べられるよう、上菅谷から予約の電話をしておいた。

女将さんに2階客間に案内され、注文しておいた "奥久慈しゃも弁当" を重でいただく。
奥久慈軍鶏は、全国地鶏味の品評会で1位になったトップブランドだ。
しっかりした旨い鶏肉、濃厚なタレ、炒りたまごと牛蒡のささがき、美味しい。
30分弱で掻き込むのがもったいない。次回はゆるりと訪ねて「しゃも鍋」でもと思う。

 常陸大子を発って2両編成の気動車は相変わらず久慈川に沿うように北へと向かう。
玉屋旅館で飲みきれなかった "家久長・霊水八溝" を口にしながら西陽にまどろむ。

磐城石川は母畑温泉の最寄駅、10年ほど前に訪ねた八幡屋さんは良かったなぁ。
今時ローカル線と定期バスを乗り継いで温泉旅館へ行く人はそうそう居ないだろう。
でもなかなか趣のある旅になると思うな。昭和風情の構内看板が郷愁を誘う。

いつの間にか車窓の川は北へと流れてる。郡山盆地そして阿武隈川水系だ。終点は近い。

 

阿武隈川の鉄橋を渡って大きく右にカーブすると、左手から東北本線の複線が近づく。
2両編成の気動車は1kmほどを並走して安積永盛に滑り込む。水郡線の旅の終わりだ。
狭い駅前には、タクシーがポツンと1台、いつ来るかも分からない乗客を待っている。
さてと東北本線の上り列車が来るまで、待合室の赤々としたストーブで暖をとろう。

水郡線 水戸~安積永盛 137.5km
上菅谷~常陸太田 9.5km 完乗

 

ああ人生に涙あり / 清水賢二


旧東海道・品川宿でBiz-Lunch「鉄板焼 成ミチ」

2016-01-13 | Biz-Lunch60分1本勝負

 少々肌寒いが晴天につき、10分ほど歩いて旧東海道品川宿へ。
「鉄板焼・成ミチ」は13:00頃になると、品切れになることが多いので早めに訪ねる。
開店直後は、鉄板前のカウンターに常連さん2名、テーブル席に幼児を連れたママ友4名。
今日は真っ昼間からカットステーキランチ890円也。
柔らかいジューシなー肉は酸味のきいたオニオンペッパーソースをつけて美味しいのだ。

      
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旅の途中 会津路行けど "鶴ヶ城" に雪は積もらじ

2016-01-09 | 日記・エッセイ・コラム

1番ホームから会津若松行き快速に乗車する。ヘッドマークの "あかべぇ" が愛らしい。
磐越西線は郡山が起点だ。ここから会津若松をへて新津をめざして往く。 

 

青春18きっぷで「呑み鉄」会津路の旅。旅番組を見て雪化粧した鶴ヶ城を見たくなった。
中通り郡山から見る西の空は鉛色、会津地方の天気予報は雪、さていかに。

ひと山越えて猪苗代湖畔に出る。田圃に雪は積もっていない。
楽しみにしていた磐梯山の雄姿は低い雲に遮られて見えない。残念。

 

快速は峠をふたつ越えて60分で会津若松に到着する。
1番ホームには張り子の "あかべぇ" が出迎えてくれる。駅頭には白虎隊士像だ。

 

若松市内の観光は、まちなか周遊バスが便利、1日フリー乗車券は500円。
時計と逆回りに周遊するこのバスは "ハイカラさん" だ。

 戊辰戦争で新政府軍の猛攻に対し、一ヶ月の籠城を経ても落なかった難攻不落の鶴ヶ城。
特に三の丸あたりの濠や石垣が見事だ。(現在の天守閣は昭和40年再建したもの)
それにしても雪の気配が全くない。雪化粧した天守閣を期待していたのだが残念だ。

 

 城下の割烹・郷土料理「田季野」を訪ねる。
平家落人伝説が残る檜枝岐村に伝わる「曲げわっぱ」に会津料理を盛り込んでくれる。
まずは会津坂下の酒 "飛露喜" を一杯、豊潤で美味い酒だ。
肴は馬肉を和えた "会津けっとばし焼" が絶品なのだ。

"ぜいたく輪箱飯" は、鮭親子、かに、竹の子、きのこ、ぜんまいが贅沢に盛られる。

 

 会津若松駅に戻って磐越西線の旅後半、新津行き各駅停車に乗車する。
喜多方から先は非電化区間なので、列車は2両編成の気動車だ。
磐越西線は会津若松でスイッチバックになっていて喜多方方面へは折り返す形になる。

喜多方から西へ転じて山都からは大河阿賀野川に沿って日本海を目指す。
余談ながら山間の町山都は蕎麦が美味しい。
新潟赴任時代はときおり蕎麦を食べに750ccを飛ばして来た。懐かしい。
車窓は夕暮れを迎えてみぞれ混じりの雪が降り出している。

会津若松から新津までは150分のロングラン、乗務員も交代しないハードな区間だ。
五泉から部活帰りの高校生を満載して、気動車はとっぷり日が暮れた新津に終着する。
磐越西線の終点新津は、信越本線と羽越本線、磐越西線がX字に交わる鉄路の要衝だ。
さて、これから東京へ戻るのがまた長いのだ。

 

<40年前に街で流れたJ-POP>
ファンタジー / 岩崎宏美 1976


旧東海道・品川宿でBiz-Lunch「韓国家庭料理プサン」

2016-01-06 | Biz-Lunch60分1本勝負

 穏やかな天気なのでランチは北品川へ遠征。
今日の旧東海道品川宿は、品川神社へ仕事始めで参拝するスーツ姿のグループで賑やか。
カラフルなランチメニューの看板に誘われて「韓国家庭料理プサン」へ。
日替わりランチは750円とリーズナブル、でっ "プルコギ石焼ビビンバ" をいただく。
甘く香ばしいプルコギにコチュジャンを混ぜて美味しい。夜の飲みにも期待十分な店だ。

          
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