太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ハワイのゴミの捨て方

2020-02-01 08:34:33 | 日記
ハワイでの暮らしで戸惑うことは数あれど、ゴミもまた、そのひとつ。
日本にいたときは、燃えるゴミを出せる日が週に2日ぐらい、
燃えないゴミを出す日は月に1度あって、燃えないゴミの日には
町内の人が当番で見張りに立って、おかしなものを捨てないかどうか見張っていた。
私も、冬の寒空の下を足踏みしながら立っていたし、
真夏の夜には誰かが出したビールの缶の中に潜んでいた せせらぎ(ゴ、のつく虫) が、ゴム手袋の中に入り込んで絶叫したり、なんてこともあった。
瓶は瓶、缶は缶、アルミとスチールを分ける街もあった。
スプレー缶は、キリで穴をあけてから。
乾電池は、別にしてまとめないとだめだし、
電球や蛍光管も、その他のものとは一緒にできなかったと思う。
段ボールや、古新聞はどうしたんだったか・・・
さらには、粗大ごみは、市に予約をして、引き取りにきてもらわねばならなかった。
とにかく、いちいち神経を使って捨てなければならない。
前の夫が名古屋に単身赴任していたときには、普通紙とFAX紙は別で
封筒の窓についている透明のプラスチックもはがしていた。

それがどうだ。

ハワイじゃ、
1.生ごみ → 週に1度
2.リサイクル → 隔週に1度
3.庭木などの植物 → 隔週に1度
これに加えて、1か月に1度、粗大ごみがあるだけ。
その粗大ごみも、だいたい月が変わったはじめのあたりに車が回ってくるので
だいたい月の終わりぐらいから、ぼつぼつ家の前に出しておけばよい、といういい加減さ。

小柄な人なら入ってしまいそうな大型の、キャスターつきのゴミ箱に、
生ごみやらリサイクルなどを入れて、家の前に出しておくのだが、問題なのはその中身。
電球も、乾電池も、ドレッシングの空き瓶も、はたまたスプレー缶も、
そのままポイポイと生ごみの中に捨ててしまう。
生ごみと瓶がいっしょくた・・・・?
捨てるたびにうずく、日本人としての罪悪感。
けれど、ほかに捨てようがないのだから仕方がない。
最初の頃、私はスプレー缶をゴミ箱から拾って、穴をあけて捨てたりしていたものだけれど、それもしなくなってしまった。
瓶や乾電池や電球が、いったいどうなってしまうのか。
楽でいいけど、やはりどこかに不安は残る。