太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ちゃんちゃんこ

2024-01-03 08:03:02 | 日記
1月2日は、私の誕生日。
昔は、誕生日が普通の日の友達が、学校で「おめでとう」なんて言われているのを見て、羨ましかったものだ。
それも、日本だけの話。
今は、大晦日まで仕事、元旦だけ休みで2日は仕事だもの。
晴れて普通の日が誕生日になったわけだけど、今思えば誕生日を家族と過ごせた日々が懐かしかったりもする。

今年は、とうとうちゃんちゃんこ。
友人が誕生日に、
「ちゃんちゃんこはさすがにアレかと思って」
と言って、真っ赤なランジェリーをくれた。

年をとるのは嫌ではないけれど、私の脳内イメージの中のその年齢と自分とのギャップは、年々大きくなっていく気がする。
そのギャップに気づきはじめたのは、40過ぎてからだったと思う。
子供の頃の60歳のイメージは、まさに赤いちゃんちゃんこが似合う、正真正銘のおばあさんだった。
子供や若い人には、40以上はみんな年寄りに見えたものだけれど、ひょっとしてあの頃60だった人も、私と同じようにギャップを感じていたのだろうか。
全体的に、どんどん見た目が若返っていて、50年前の60と今の60では全く違うが、60であることに変わりはない。


「そうか、60かぁ、60ってこんな感じかぁ?あー?」

気持ちの上では30代のまま止まっているので、「?」が増えていくのも致し方あるまい。


夫からの誕生日プレゼントは、デスクの椅子。壁の色に合わせた、ミントグリーンで、アームは上に上げることもできる。
今まで10年近くダイニングの椅子を使っていたのだけれど、これにしたら快適さがぜーんぜん違う。
もっと早くにこういう椅子を買えばよかった。
必要なものは必要なときに買えるし、特に夫は物欲が薄いし、どうせ財布は一つだから、私たちは誕生日や記念日に物を贈りあうことはないが、たまたま誕生日近くに何かを見つけたときだけ、誕生日プレゼントになる。

ディナーは、近くの日本食レストラン。
仕事だったし、改まって遠くに出かけるより、近くの、気に入ったお店のほうがいい。
私は鯖の塩焼き、夫は和風ステーキ。
デザートを買って帰りたいところだが、お腹がいっぱいになってしまい、叶わず。
無事に元気に誕生日を迎えられて、家族がいて、友人からも祝ってもらえて、私は私に今ある幸せに心から感謝している。



2024 明けました

2024-01-03 07:21:36 | 日記
あけましておめでとうございます。
元旦の朝、ビーチに行こうと家を出たところで、今年初の虹がかかっていた。

我が村には神社がないので、いつものビーチに行く。
神様はどこにだっているんだから。


朝7時をまわっていたから、日の出ってわけにはいかないけれど、すがすがしい朝。


海水はほどよくあたたかい。
元旦に泳げるところに私は住んでいるのだなあ。

おせち料理は、友人が送ってくれたおせち料理の写真を眺めてヨシとする。
日本食スーパーに行けば、おせち料理の材料はまあまあ買えるけど(値段を気にしなければ)、そうまでして用意しても、食べるのは私だけとなれば意欲もそがれるというもの。
年越しそばにしても、そう。

それでも、お雑煮ぽいものは作った。

昨年は具なしだったから、ケールが入っただけでもお雑煮に見えなくもない。
母が作るお雑煮は、里芋とほうれん草と大根が入った、お醤油ベース。
年末にまとめて野菜類を茹でていたなあ。
ケールだけが入ったお雑煮ぽいものを食べながら、来年は筑前煮ぐらいは作ってみるか、と思う。
ごまめも、手に入れば作ってみるのもいい。あれは簡単。

クリスマスにもらった、いくつかのパズルを作りながらテレビを観て、掃除をして、コーヒーやお茶を飲み、そんな穏やかな元旦を過ごした。

日本では大きな地震があった。
こんなふうに家族で元旦を過ごしていたところを、突然地震に襲われるなんて。
亡くなった人達とその家族の方の無念や悲しみを思うと、胸が詰まる。
被災された方々が、1日も早く元の生活に戻れますように。