ワイのもじけたブログやで~

模型作りや旅行記、日々の出来事など気ままに紹介しています。
(開設2015年1月1日)

三重県の道の駅 全部巡ってやるぜ! 第5回 伊勢志摩

2023年10月28日 10時15分00秒 | 道の駅
三重県の道の駅紹介の第5回目です。三重県の道の駅9番目に紹介する道の駅は、我が家からは一番距離があると思われる伊勢志摩の道の駅を訪ねることにしました。
伊勢方面に車で向かう場合、南紀方面から攻めるか、それとも北回りで行くか迷うところではありますが、今回は下のGoogleマップにある北回りで向かうことにしました。グレー(下)で示されている京奈和経由が距離的には一番短距離になりますが、時間的には名阪利用がやや有利です。(近い将来、京奈和が全線繋がればこちらの方が有利になりますが、果たして生存中に繋がるんでしょうかね。)

いつもの阪和道海南ICからのルートです。約3時間半で目的地の「道の駅 伊勢志摩」に到着しました。

出掛けたのは今年6月24日で、5月に納車されたばかりの新車での初の長距離ドライブ及び道の駅訪問となりました。

伊勢と言えば伊勢神宮がまず思い浮かびますが、喪中と言うこともあり、この日は伊勢神宮には目もくれず道の駅を目指しました。到着したのは10時頃です。

三重県志摩市磯部町穴川にある国道167号線の道の駅で、2000年8月18日登録、2001年4月20日オープンの三重県12番目の道の駅です。現在の管理者は志摩市で、三重県内では唯一の「防災道の駅」に選定されています。(一部Wikipediaより)

道の駅の隣にある伊勢志摩物産館「ささゆりの郷」です。レストランもあります。また、サンアール磯部と言う場外勝馬投票券発売所も隣接されています。この日も馬券を買い求めに来ていた人をちらほら見かけました。


物産館では伊勢志摩の豊かな自然で取れた新鮮な農水産物を販売しています。写真のアワビ、高すぎて手が出ません😅

▲登録証を撮らせて頂きました。

▲記念切符です。

この日の道の駅巡りはこちらの新型シエンタで楽しみました。(納車まで9ヶ月待たされました。亡き母も楽しみにしていたんですが、間に合いませんでした。)

前回に続いて今回も1ヶ所だけの紹介になりましたが、この日の道の駅訪問はまだ続きますので、次回お楽しみに!

最後までご覧いただきありがとうございました。

三重県の道の駅:残り9ヶ所

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(改題)三重県の道の駅 全部巡ってやるぜ! 第4回 奈良県から三重県へ

2023年10月05日 23時51分00秒 | 道の駅
今日は午後から秋晴れの快晴になったので、暫く乗っていなかったハンターカブの調子を見るために久々に市内を走行して来ました。帰り、バイク屋(購入店)でチェーンの張り具合を調整してもらい帰って来ました。そろそろ走行動画の録画にも出たいと思っています。

さて、突然の再開となった感がありますが、三重県の道の駅を紹介させて頂きます。今後、数回に分けての紹介となりますが、全ての道の駅を走破したことで、タイトルも変更しました。前回から約1年振りの三重県の道の駅紹介になりますが、訪問したのは今年の1月です。(アップ遅すぎやろ!)

近畿(じゃないけど)道の駅 巡ってやるぜ!≪三重県編≫ ③ 3年振りのマンボウ - ワイのもじけたブログやで~

2022年も今日を含め残り4日ですが、皆さんにとってどんな1年だったでしょうか?私の1年は後日改めてブログに纏めようと思っていますが、今まで以上に短く感じた1年でし...

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前回までで三重県の道の駅全18ヶ所の内の7ヶ所を紹介済みですが、8ヶ所目となるのは「道の駅 美杉」です。

先にも書きましたが、訪問したのは今年1月4日です。道の駅へ行くのが目的ではなく、この日は国道370号線全線走破の走行動画を撮影するために奥さんの運転でドライブに出ました。雪の不安がある中、無事に高野山を越えて終点(奈良県針インター北交差点)までたどり着き、近くの針TRSで食事を取って帰る予定でしたが、時間に余裕があり、もう少しドライブを楽しもうと言うことになり、「道の駅 美杉」へ行くことにしました。実は、こちらの道の駅に行くのは今回が2度目で、1度目は奈良県の道の駅巡りをしていた時に訪ねています。この時はまだ記念切符を集めていなくて、三重県の道の駅と言うこともあり、写真も撮っておらず、記念切符ゲットと写真撮影目的で再訪問となりました。(えっ!? 国道370号線全線走破は記事にしないのかって? 母の容態が悪化し始めたことで編集するタイミングを逸しちゃいました。ですので、この道の駅紹介も今頃になってしまった次第。お許しを! いつか、ハンターカブで全線走破したいですが、年も年ですし、無理っぽい😂)

近畿の道の駅 全部巡ってやるぜ!≪奈良県編≫ 第6回 奈良県最東端の道の駅へ - ワイのもじけたブログやで~

オリンピック開催まで1ヶ月を切りましたが、今から約2年前、開会式のチケット争奪戦に参戦し、悉く惨殺されてしまいましたが、それが今では結果的に良かったように思いま...

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針TRSから国道369号線経由で目的地に向かいましたが、途中、道中にある奈良県の「道の駅 伊勢本街道 御杖」に立ち寄り、切符をゲットしてから「道の駅 美杉」へ向かいました。上の写真は走行中に撮影しました。あと3.8km地点(ってどこやねん?)


ちょっと画像の色合いがおかしいですが、道の駅の案内標識です。時刻は15時半頃です。大型車通行不能の看板がありますが、これは国道422号線のことで、奈良県側から来ると、丁度、道の駅の手前に国道422号線単独となる交差点(上多気交差点)があり、そこから先のことを指しています。国道422号線って、酷道マニアには結構有名な国道で、通行困難箇所のある分断国道となっています。(Googleマップでは国道にも関わらず白表示となっていて、マップを辿って行くと、途中で道路が途切れている部分が現れます。)


三重県津市美杉町上多気にある国道368号線(国道422号線重複区間)の道の駅で、 1999年8月27日の登録となっています。(開駅日は不明) 美杉町は津市との合併前は、一志郡美杉村だった所で、合併(平成18年1月1日)前の人口は約6,600人でした。


純木造建築の道の駅で、店内では、木工製品に地元野菜、こんにゃくやあまごの甘露煮などの特産品の販売をしています。本格的なレストランはありませんが、軽食コーナーなどが設けられています。鄙びた山間の道の駅で、JR名松線を盛り上げる一翼を担っている道の駅でもあるようです。名松線って大赤字路線なんですよね。一度乗って見たいんですが、一度も乗ったことありません。

記念切符はゲット出来ましたが、登録証がどこに掲示されているのか分からず、撮影できませんでした。 切符はクリアケース越しに撮影しています。裏面はやや見にくいですが、ここにも名松線のことが書かれています。後編が気になりますね。

と言うことで、今回の三重県の道の駅紹介はここまでとなります。この後も続きますので、ご覧頂ければ嬉しいです。それでは、次回お楽しみに! 最後までご覧頂き、ありがとうございました。

第5回に続く。

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和歌山県の道の駅 全部巡ってやるぜ! 第12回 本日オープンの道の駅に行って来た。

2023年09月02日 20時00分16秒 | 道の駅
和歌山県の道の駅紹介は約3年振りになりますが、本日オープンしたばかりの道の駅に行って来ました。

令和5年9月2日正午に和歌山県36番目の道の駅としてグランドオープンした「道の駅 海南サクアス」です。我が家からは最寄り(約10km)の道の駅になります。(今までは「道の駅 明恵ふるさと館」が最寄りの道の駅でした。)

海南市下津町小南の国道42号線の道の駅です。元々はみかん畑だった所で、その後、高速道路の拡張工事に伴い、建設資材置き場となっていましたが、高速道路の工事が終わり、空き地となっていた所です。
この小南付近は、朝夕の通勤ラッシュで渋滞が慢性化しており、現在、この区間をバイパスする新道(有田海南道路)が建設中で、完成すると通行量は減るでしょうが、その減少が道の駅の訪問客にも少なからず影響しそうです。


実を言うと、今日は行く予定にしていなくて、用事で大阪に行っていた帰りに、駐車場が満車じゃなければ寄って見ようと言うことにしました。到着したのは16時頃で、そろそろ閉店時間(17時)になる少し前でした。冒頭の案内標識も西日で逆光の中写したので、暗くなってしまいました。と言うことで、今回の写真は全てスマホで写した写真になります。

今は海南市下津町になっていますが、2005年4月1日に元の海南市と合併し、新しい海南市が誕生しました。合併後も市名は変わらずそのまま海南市を標榜しています。合併前は海草郡下津町でした。道の駅名になっている「サクアス」と言うのは、一般公募で決まったもので、さかなの「サ」、くだものの「ク」、あそびの「ア」、多くの人が集まる「巣」を組み合わせ、同時に「咲く明日」、明るい未来のイメージをもつ言葉としてこの名称が選ばれたと言うことです。



オープン仕立てと言うこともあり、広い駐車場はほぼ満車状態でしたが、何とか待ち時間もなく駐車することができました。下津町の特産品や近くの漁港(海南市には規模は小さいながらも5ヶ所の漁港があります)で水揚げされた海産物が販売されていました。本格的スタイルのレストランはありませんが、イートインスペースで海鮮丼などを頂くことができます。妻も、今度来たら刺身定食を食べたいと言ってました。🐟🐡 下津町はお菓子発祥の地で、お菓子の神様を祀る神社(橘本神社)があります。また海南市(藤白)は「全国鈴木姓のルーツ」となっています。

真新しい登録証はスタンプ台のすぐ隣に目立つように掲示されていました。登録されたのは2023年2月28日で、9月2日の正午にオープンしました。管理者は海南市ですが、指定管理者は海南サクアスのようです。(道の駅の公式HPが更新されていないので、詳細不明)

急遽立ち寄ったので、スタンプ帳の用意がなく、切符だけ購入しました。今度行く機会があればスタンプをゲットしようと思っています。

海南市初の道の駅ですが、これで和歌山県の道の駅は全部で36ヶ所となり、近畿では兵庫県の35駅を抜いてトップとなりました。全国でもさらに上位(今までは5位だったと思います)の道の駅数になります。

このままいつまでも賑わいを見せる道の駅であって欲しいものですね。

道の駅紹介はこの後もまだ続きます。

ここまでご覧頂きありがとうございました。

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近畿(じゃないけど)道の駅 巡ってやるぜ!≪三重県編≫ ③ 3年振りのマンボウ

2022年12月28日 19時39分00秒 | 道の駅
2022年も今日を含め残り4日ですが、皆さんにとってどんな1年だったでしょうか? 私の1年は後日改めてブログに纏めようと思っていますが、今まで以上に短く感じた1年でした。

三重県の道の駅紹介は今回で一先ず終了となります。今後、新たな道の駅を訪ねる機会があるかは分かりませんが、そういう機会があれば拙ブログにアップしようと思っています。そう言えば、年内完成予定だった和歌山県の道の駅ですが、開業が遅れているようです。前を通ると建屋はだいぶ完成に近づいているようなんですが、オープンはいつになるんでしょうか?

11月26日にマンボウが食べたい!と言う事で出掛けましたが、ついでにその道中にある道の駅を巡りながら、やっと目的地に到着しました。

「道の駅 海山」から次の目的地までの間には道の駅が存在しないので、高速(無料区間)で向かうことにしました。国道利用でも時間的には大差ないんですが、少しでも早く到着したくて高速利用となりました。

紀勢道紀伊長島ICで国道422号線(三重県道751号線重複)に出て、再び国道42号線と合流して、北東方面に進めば直ぐ目の前に今回の目的地である「道の駅 紀伊長島マンボウ」の案内標識が現れます。右側のシンボルマークが2個塗り潰されていますが、何が描かれていたんでしょうね。答えは下のリンク先をご覧下さい。

初春の東紀州路を往く-熊野古道に沿ってー - ワイのもじけたブログやで~

仕事の忙しさから一時的ではあるものの解放され、今週は1週間の休みとなっています。そんな中、久し振りに妻と二人で日帰りドライブに行って来ました。当初は、国道311号線...

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約3年振りに訪れたこの日の目的地「道の駅 紀伊長島マンボウ」です。いつも混雑しているイメージの道の駅ですが、この日は意外と空いていました。これも紀勢道が尾鷲南まで延伸され、「熊野尾鷲道路」と繋がった影響で、交通量が減ったからでしょうか? 前の国道は42号線ですが、ご覧のように車は殆ど見かけません。


三重県北牟婁郡紀北町東長島にある国道42号線の道の駅です。かつては紀伊長島町としての独立した自治体でしたが、2005年(平成17年)10月11日に海山町と合併して紀北町となりました。2001年8月21日登録、同年12月(日は不明)にオープンしています。3年前に比べると、屋根がかなり変色していますね。設置者は紀北町ですが、指定管理者は紀伊長島レクリエーション都市開発株式会社が担っているようです。

登録証と一緒に駅長の帽子が置かれていました。道の駅としての規模はそれほど大きくはありませんが、マンボウを食せるレストラン(ちょっと狭い)や地元の名産品の販売所、観光案内所も併設されています。因みにこちらの道の駅の名称でもある”紀伊長島”と三重県桑名市にある”長島スパーランド”と良く間違われるようですが、全く別の施設です。


道の駅の芝生広場にあるマンボウのモニュメントですが、3年前には存在していませんでした。これは、 2022年(令和4年)に、志摩マリンランド(三重県志摩市阿児町神明、2021年に閉館)に設置されていたのを移設したものです。このモニュメントは、2016年(平成28年)の第42回先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)の開催を機に志摩マリンランドに設置されたものだと言う事です。

この道の駅から少し東側に進むと国道260号線との交差点に出ますが、若い頃(子供が小さい時)に伊勢方面に旅行に行くのに走行したことがあります。当時は道路状況などを知る由もなく、何となく近道だと思って利用したんですが、それは今で言う酷道で、まるで地獄道だったのを今でも覚えています。引き返す場所もなく、恐怖感を覚えながら走行しました。現在は改良工事も進み、かなり走り易くなっているようなので、機会があれば走って見たいですね。

3年振りにマンボウを頂く事ができ、本日の目的も達成できたの、家路を急ぐことにしました。再び高速に乗り、「熊野尾鷲道路」を経由して最終地点の熊野大泊ICで国道42号線に合流です。帰りには国道311号線経由で帰る事にしましたが、理由はそこにも道の駅があるからです。

帰りは国道42号線から国道311号線に入り、山間部を通って帰宅することにしました。その道中にある「道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里」に立ち寄るためです。この日最後の道の駅となります。


過去に何度か訪れたことはあるのですが、こうしてちゃんと紹介するのは今回が初めてだと思います。「道の駅 紀伊長島マンボウ」から約1時間少々で到着しました。


熊野市紀和町板屋にある国道311号線の道の駅で、既存の紀和コミュニティセンターの改修に合わせて、道の駅となった所です。登録は2017年11月17日、オープンは2018年4月7日で、三重県では一番新しい道の駅です。紀和町は、三重県南牟婁郡にあった町ですが、2005年(平成17年)11月1日に熊野市と新設合併して新しく熊野市となっています。小さな山間の道の駅ですが、食事コーナーなども設置されています。

登録証です。道の駅の名称となっている”板屋九郎兵衛”と言うのは、江戸時代に住民から親しまれた庄屋の人物の事です。詳しい事は下のリンク先をご覧下さい。
紀和町◆板屋九郎兵衛

ちょっと光って見難いですが、道の駅にも板屋九郎兵衛を説明した看板が設置されています。


この地域は黒碁石の原料となる那智黒石の産地で、道の駅には、写真のような那智黒石で出来た「夫婦石」が設置されています。板屋九郎兵衛の墓は道の駅から少し西に進んだ先にあります。また、この周辺は、かつての紀州鉱山があった所で、近くには「紀和鉱山資料館」などもあります。紀州鉱山では今もトロッコ電車で鉱山跡を見学でき、この辺の隠れ観光スポットにもなっているようです。私も機会があれば行って見たい場所ですが、狭隘路の走行を余儀なくされるようです。


道の駅に置かれている”北山砲”と呼ばれる木製の大砲です。元々は天誅組に対抗すべく、自生の松をくり抜き、竹を巻いて作った大砲のことですが、現在は近くにある丸山千枚田で毎年行われる虫送り行事に使用されているようです。

虫送りを告げる北山砲 | GANREF

GANREF

 

今回紹介した2ヶ所の道の駅の記念切符です。これでこの日訪ねた三重県の道の駅紹介は完了です。三重県の道の駅は現在全部で18ヶ所ありますが、その内の7ヶ所を紹介させて頂きました。残りの道の駅に行く事はあるかは分かりませんが、なんかの拍子に突然行ったりすることもあるかもしれないですね。その時にはこちらのブログで紹介させて頂きますね。

帰りは国道169号線から国道168号線を経由して新宮に出て、新宮から国道42号線で周参見まで行き、すさみ南ICで高速に入り帰って来ました。途中、雨にも降られましたが、無事に帰って来れて良かったです。またいつかマンボウを食べたくなったら、出掛けたいですね。

最後までご覧頂き有難うございました。

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近畿(じゃないけど)道の駅 巡ってやるぜ!≪三重県編≫ ② 矢ノ川峠を越えて…。

2022年12月21日 14時42分00秒 | 道の駅
2022FIFAワールドカップは、アルゼンチン代表の優勝で無事終了しましたが、日本チームの活躍も見逃せないワールドカップだったと思います。なんて言っていますが、サッカーにはまるで興味のないオッサンです。😅

三重県の道の駅紹介2回目は、海沿いから熊野の山間部に入って行きます。熊野と尾鷲の間には矢ノ川(やのこ)峠(標高807m)が立ちはだかり、熊野古道最大の難所と呼ばれた所です。現在は矢ノ川トンネル(全長2,075m)が開通(昭和43年)して、車での峠越えも楽になりましたが、それまでは急峻な山道を越えるしか方法はありませんでした。現在もこの旧道は残っており、かつてはこの道路をバスが運行していたと言うのですから驚きます。この難所を避けるように、国鉄(今のJR東海)は海側に鉄路(紀勢東線)を敷き、昭和34年に紀勢西線(JR西)と繋がり紀勢本線として全通しました。線路の敷設もかなりの難工事だったのは想像に難くなく、多数のトンネルが存在します。非電化区間ですが、リアス式海岸の景色を満喫できる所でもあります。

矢ノ川峠~時代に取り残された道の歴史を辿る / けんじさんの高峰山(三重県)の活動日記 | YAMAP / ヤマップ

かつて、熊野と尾鷲を結ぶメインの交通路だった、矢ノ川(やのこ)峠。この区間は、近年熊野尾鷲道路ができて随分と行き来が楽になりましたが、現国道42号が開通する前は...

YAMAP / ヤマップ

 

和歌山県から三重県に入り、暫くは海岸沿いを進みますが、鬼ヶ城を過ぎてから国道42号線は山間部に入って行きます。国道311号線の分岐交差点である「大泊海岸交差点」から少し進むと、国道42号線のバイパスとして建設された「熊野尾鷲道路」(自動車専用道路)の入り口が現れますが、そちらに入ると目的の道の駅には行けなくなってしまうので、そのまま国道42号線を北上して次の目的地である「道の駅 熊野きのくに」に向かいます。「道の駅 熊野・花の窟」から約20分で到着です。

案内標識はシンボルマークが描かれていないシンプルな標識です。国道42号線全線走破時(10年以上前)以来、久々の現道走行でしたが、バイパス完成後は車の通行量も減少しているようで、この日もガラガラ状態でした。それを思わせるのが下の画像です。


曇天と言う事もあってか、何だか薄暗い画像ですが、道の駅としては寂しい感じがします。現在は土・日や祝日しか営業していないようで、訪問客も私たち以外にはいませんでした。

熊野市飛鳥町大又にある国道42号線の道の駅で、登録は1997年10月22日ですが、開駅は登録よりも早い1996年4月23日となっています。(管理団体は不明。) 熊野地方の物産館として開駅したようですが、上でも少し触れたように、2013年に熊野尾鷲道路が延伸したことで利用客が激減し、2015年10月23日に物産館の閉店に伴い、道の駅も休止となりましたが、2019年より土日祝日のみ営業の形で再開しています。土産物販売所以外にこれと言った設備はなく、高齢の男性が一人で店番をしていました。至る所に店内撮影禁止と書かれた紙が貼られていたので、店内の様子は撮影できませんでしたが、登録証だけ無理を言って写させて頂きました。快く許可を頂き感謝です。もっと訪問客が増えれば良いのですが、このままでは再び休止になる恐れもありそうです。そう言う意味では、次に向かう道の駅も同じかもしれません。

「道の駅 熊野きのくに」を後に、更に国道42号線を北上し、いよいよ矢ノ川峠にアタックすることになります。急勾配と緩やかなカーブが暫く続き、矢ノ川トンネルを抜けると下り勾配となり、ここから尾鷲市街まで急カーブが続きます。矢ノ川トンネルを抜けると熊野尾鷲道路と紀勢自動車道の尾鷲南ICが合流し、自動車道からはそのまま名古屋方面に進むことが出来ます。我々の目指す先は自動車道に乗ると辿り着くのが面倒なので、そのまま国道42号線を北上します。尾鷲市街に入り、国道42号線と紀勢線は再び並走する形となり、伊勢方面を目指すことになります。因みに、酷道ファンには名の知れた国道425号線の起点となる坂場交差点は尾鷲市にある交差点で、ここから紀伊半島を横断する形で約200km先の和歌山県御坊市の塩屋交差点を目指すことになります。私もいつかハンターカブで全線走破したいと思っている酷道です。ハンターカブ、いつになれば納車されるんでしょうか?


矢ノ川峠を越え、尾鷲市を通過して次に向かったのは「道の駅 海山」です。ここまで紹介した三重県の道の駅は全て進行方向左側にありましたが、こちらの道の駅は右側にあります。「道の駅 熊野きのくに」から約30分程で到着しました。

三重県北牟婁郡紀北町にある国道42号線の道の駅で、登録は1996年8月5日、オープンしたのは1997年3月24日となっています。令和2年4月より運営管理は、株式会社デアルケと言う民間会社が行っているようです。写真でもお分かりかと思いますが、閑散としていて、この道の駅も、自動車道が完成した影響をモロに受けているように感じます。登録証を探したのですが、見付けることが出来ず、ちょっと残念。

道の駅の対面は国道を挟んで銚子川が流れており、対岸の山側には斜面に張りつくような形で集落が存在しています。日本の地方ではよく見られる光景ですが、都会では見ることの出来ない風景だと思います。

今回紹介した道の駅の記念切符です。2ヶ所とも今回初めて訪問した場所ですが、両方とも新道の開通の影響で客足が減少しているように感じた道の駅です。新しい道が開通するのはドライブ好きには嬉しい事ですが、その影響でこうした設備が寂れて行くのはちょっと残念に思えます。もう少し訪問客が増えて欲しいものです。

この日の最終目的地である「道の駅 紀伊長島マンボウ」まではもう少しですが、紹介は次回と言う事で、今回はここまでとなります。最後までご覧頂きありがとうございました。

≪三重県編≫ ③に続く。

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