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(開設2015年1月1日)

ドラゴン1/35 カール ”ゲレート040” 製作記 #2・履帯取付け完了

2022年02月19日 20時58分00秒 | ドラゴン1/35カール”ゲレート040”製作記
今年の冬は去年に比べると寒い日が多く、北の地方では雪の量もここ数年、例を見ない多さだと言う事ですが、春の訪れを感じられる日ももう直ぐだと思います。早く暖かくなって欲しいですね。

さて、デカいキットを作る!と言う目標のもと、製作開始したゲレート040ですが、今回は履帯の取り付け完了までの報告となります。同じような画像ばかり続きますが、組立て完了までご辛抱のほどをお願いします🙇

右側から始めて、写真を撮っていない事に気付き、左側の組み立て中に撮りました。キットの履帯は、1枚だけのパーツと7枚直線に繋がったパーツの2種類あって、直線パーツは接地面部分に使う事になりますが、それだけでは無限軌道にはなりません。逆に1枚だけのパーツを全部使ったとしても同じく無限軌道にはならず、どう組み合わせるかがポイントになります。当然、起動輪や誘導輪部分には1枚パーツを使う事になるので、まずその部分から作業を開始しました。その後、接地部分に直線パーツを繋いで行きましたが、写真のように最後は直線パーツでは長過ぎてしまい、ここは1枚ずつ接続する事になります。

右側は履帯を接続しながら転輪も一緒に接着固定しましたが、それが最後にちょっと苦労する事に繋がってしまったので、左側はこの時点ではまだ転輪には接着しておらず、履帯は固定されていません。オモリは履帯が平行に固定するように乗せていますが、この状態で1日乾燥させました。(因みに右側だけで2日かかっており、この画像は履帯の組立て作業開始から3日目の状態です。)


履帯の組立て作業開始から4日かかって両サイドの履帯の接続が完了しましたが、最後は両サイドとも「帯に短し襷に長し」状態になってしまいちょっと苦労しました。先にも書いたように、右側は転輪に固定しながら繋いで行きましたが、最後の繋ぎ込みで少し短い状態になってしまい、もう1枚追加しようかとも思ったのですが、固定してしまっているので、うまく調整出来ません。隙間は1枚分もないので、最後は力技で無理矢理繋ぎ合わせました。当然、隙間が生じるので、そこはパテでごまかす事にしました。それが下の写真です。

繋ぎ合わせ部分に隙間が生じるので、溶きパテを塗ってごまかしています。塗装して本体上部を取り付けると見えなくなるので、気にしない事にします。

そう言う事もあり、左側は履帯を転輪に接着せずに接続を行ない、履帯の弛みで調整しようとしたのですが、7枚直線履帯がその目論見を邪魔してうまく弛みが出ません。補助輪部分だけでも1枚パーツで何とかしようとしたのですが、1枚パーツだけではどうしても枚数不足となるので、直線パーツを使わない事には接続できません。その結果、左側は逆にちょっと長すぎる事になってしまい、そのツケが誘導輪部分に現れてしまいました。

左側の誘導輪部分ですが、履帯が若干浮いてしまっており、密着していません。ウェザリングでごまかそうと思っていますが、どうなる事やら…。ドラゴンのキットにタミヤのような思いやりを求めるのはお門違いと言われそうですが、むしろ直線履帯は必要なく、全部1枚パーツの方が良かったように思わなくもありません。ドラゴンとしては、直線パーツで履帯の接続を少しでも楽にと思ったのかもしれませんが、それが寧ろ思いやりではなく、「重い槍」になっているように感じました。(樹脂製ベルト式でも私はOK派です。) 以前製作した同社のマウスのように、ピッチが合わないと言うような事はなく、その点はストレスなく作業出来ました。

こちらは左側。履帯が密着しているのがご覧頂けると思います。先に接着してしまったのが良かったのか悪かったのか…。どっちもどっちの結果になってしまいました。

履帯の取付けが完了したので、次からは本体上部の組立てに入ります。上部パネルを仮組みしてみましたが、隙間もなくフィット感は問題なさそうです。大きさ比較のために、ヘッツァーを並べて見ました。

塗装までの行程はまだ長いですが、早く塗装開始出来るよう、製作を進めて行こうと思っています。なお、前回のブログに書いたアルミ製砲弾やデカールなどの画像ですが、今回も写真を撮り忘れていて載せることが出来ません。次回、必ずアップしますので、お許し下さい。二度あることは三度あるって事にならないよう、気を付けたいと思います。それでは、次回、お楽しみに!

本体上部製作開始の#3に続く。(ちょっと間が空くかもしれません。)


ドラゴン1/35 カール ”ゲレート040” 製作記 #1

2022年02月13日 22時46分00秒 | ドラゴン1/35カール”ゲレート040”製作記
令和4年最初に着手するのはAFVキットからになります。年始めに「今年は大きなキットを作りたい」「2022年寅年に因んだキットを作りたい」との目標を定めましたが、その第1弾として製作するのは、ドラゴン1/35ドイツ軍60cm大型自走臼砲”カール”ゲレート040(以下、ゲレート040)です。1/35スケールのAFVキットとしては、これ以上大きいキットを積んでいますが、作業スペースの確保が難しい事から、こちらのキットに登場願いました。今回断念した大型キットもいつか作りたいと思っています。

今回製作することにしたのはこちらのキットです。2003年初版のドラゴンの古いキットですが、何度か再販されているし、フィギュア同梱版やゲレート041も作れる4in1キットも後に登場しているので、それらをお持ちのモデラーさんもいらっしゃると思います。1/35としてはトランぺッターからもキットが出ていますが、未購入です。ハセガワやホビーボスからは1/72でキットが出ていますが、こちらも未購入です。

まずはパーツ紹介からです。

シャーシ部分です。全長30cmオーバーとなります。






大きなキットではありますが、パーツ数はそれ程多くありません。各パーツが大きいので、老眼にはありがたいキットかもしれませんね😅

写真を撮り忘れていますが、初版特典としてアルミ製の砲弾が入っています。次回、製作記アップ時に紹介しますので、お待ち下さい。

説明書です。この頃のドラゴンの説明書と言うと、変な日本語表記や誤記なども多く見られますが、こちらの説明書も御多分に漏れず間違いが散見出来ます。マーキングはジャーマングレー(説明書ではRLMグレーと書かれています)単色とダークイエロー地の三色迷彩の2種類から選択出来ます。なお、このキットにはフィギュアは同梱されていません。

ドラゴンのAFVキットは大方売却してしまい、手元には殆ど残っていませんが、売却リスト入りせずに残ったのが、このキットを含め数キットあって、その内の一つが今回製作するキットです。(過去に売却したキットは下の過去ログにあります。)
OGPイメージ

不要キット売っちゃいます! AFVキット編&追加分 - ワイのもじけたブログやで~

少し遅くなりましたが、AFVキットの売却分が整理出来ましたので、こちらに紹介させて頂きます。買取り専門業者に一括売却する予定にしていますが、...

不要キット売っちゃいます! AFVキット編&追加分 - ワイのもじけたブログやで~

 


では、製作スタートです。

ドラゴンと言うと離型剤過多とのイメージがあるのですが、このキットに関しては離型剤は心配なさそうです。シャーシの歪みも問題ありません。

転輪部分を組み上げました。片側11個の転輪と6個の補助輪と言う構成で、これに起動輪と誘導輪が加わります。パーティングラインが殆ど目立たなくて、サンディングは思った程苦労しませんでした。ゴム部分がないのも助かりますね。

車体下部の前後パネルの組み立てで早速ミスを発見しました。B22と書かれたパーツがどこを探しても見付かりません。ここはB15が正解です。

後部にはスコップなどのOVMの取り付けがありますが、塗装後に取り付けるので、この段階では未接着です。

起動輪と誘導輪を組み立てましたが、この時にはまだ説明書のミスに気付いていません。起動輪、おかしいともっと早く気付いていれば…。

起動輪を説明書のまま組み立てると、ご覧のような状態となってしまい、取り付け出来ません。これじゃ履帯もつきまへん! 早い話し、開口部がないと言う事です。説明書のパーツの番号間違いに気付いていれば問題なかったと思うのですが、仮組みしなかった自分のミスでもあります。と言う事で、ここはドリルビットで開口する事にしました。(下手にパーツを剥がそうとすると割ってしまう危険性があったので、開口する事にしました。) でも、番号ミスでも組み上がってしまう起動輪の方にも問題あるんじゃないのかと今頃思ったりして…😢

開口して無事に取り付け出来ました。誘導輪と起動輪はまだ接着していません。(履帯の取り付け時に固定します。)

現在はこんな感じとなっています。いやぁ、それにしても机周辺散らかっていますね。こっちの方が問題だったりして…。 こんなんじゃデカいの作れないのも納得? マステで固定しているのは、落下防止のためです。

カールの実機解説については、Wikipediaをご覧下さい。
OGPイメージ

カール自走臼砲 - Wikipedia

 


次回は履帯の組み立てになります。

履帯組み立ての#2に続く。