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(開設2015年1月1日)

本日の到着キット(2023-27~32)「AZモデル1/72 ハインケルHe162B-1~6」

2023年10月20日 17時32分00秒 | 趣味
今日は少し曇り空で、この後雨になる予報となっていますが、その雨が上がると一気に気温が下がるようですので、体調にはお気を付け下さい。来週(24日)、インフルエンザとコロナの7回目(無償の最後)の予防接種に行って来ます。

さて、He112の製作記をアップしたい所ではあるんですが、今日、予想より早く予約していたキットが届きましたので、先に到着キットの紹介をしておくことにします。

タイトルにあるように、今日届いたのは「AZモデル1/72 ハインケルHe162B」のバリ展キットです。B-1のみ計画されていたタイプですが、それ以降、-6までは全てメーカーが勝手にでっち上げた想像上のタイプです。AZモデルはこう言うでっち上げがお好きなようですね。同社He162シリーズ第4弾となるキットで、6タイプが一気に到着しました。言わずもがな、全て架空キットですので、マーキングも架空マーキングと言うことになります。でも、個人的にはこう言うの、嫌いじゃありません。

こちらが唯一計画ラインにあったB-1で、エンジンをBMW 003からHes 011ターボジェットエンジンに換装して、問題箇所を再設計した機体となる予定でした。キットはその計画上にあったB-1ではなく、アルグス As 044パルスジェットエンジンを装備したタイプとなっています。パッケージにある「46」が示す意味はお分かりですね。

マーキングは、メーカーが勝手に想像したものが3種類用意されています。(以下、-6まで全キット3種類)

パーツは今回発売された6キット全て共通パーツとなっています。つまり不要パーツも含まれると言うことですが、コンバーチブルにしないで、各タイプのキットを登場させる方が、減価償却には有利なんだと思います。 パーツ紹介は以下のタイプでは省略します。(デカール個々の画像もありませんが、塗装図で代用とさせて頂きますので、ご了承下さい。)

上のB-1の尾翼をⅤ型テールに変更したのがB-2となっています。イラストにあるレッドスター機はなんでしょうか? スピット?

マーキングはご覧の通り。②は現用ドイツ空軍のマーキングのようですね。

B-1のエンジンを単発から双発にしたのが、B-3となっています。上の2キットには機首のピトー管が描かれていませんが、こちらのキットには描かれていますね。

塗装図にはピトー管は描かれていません。日の丸仕様の塗装図がありますが、戦争末期にHe162のライセンス生産を計画していたと言うことです。戦況悪化に伴い、ドイツと連絡が取れなくなり、計画は頓挫したとのことです。


B-1の主翼を前進翼にしたのがB-4となっています。こちらの塗装図にはドイツ軍仕様がなく、スウェーデン、イタリア、オーストラリアのマーキングとなっています。


B-4をV型尾翼に変更したのがB-5となっています。


そして、B-4のエンジンを双発にしたのがB-6です。

AZモデルのキットの塗装図には両側面図が描かれているのが良心的ですね。ここはRSモデルさんも見習って欲しい部分です。同じ国の会社だし、お互いライバル関係だと思うのですが…。

最後は少し流してしまいましたが、これで同社のHe162のキットは16キットになりました。(1キットだけ未購入) これを全部完成させられるかは分かりませんし、まだこの後もHe162のでっち上げキットが登場するかしれません。AZモデル以外にもHe162のキットを積んでいるし、過去にはドラゴンやフロッグのキットを完成させたりもしていますが、いつかまた機会を見て、作って行きたいですね。

今回6キット纏めての支払額は、18,000円(1キット3,000円、送料無料、税込み、会員割引、ポイント行使)です。自国では12.40€となっているので、日本円では1966.17円(1€=158.56円で換算)となります。円安が響いているようです。

今年も残り2ヶ月余りですが、年内の到着キットはあるんでしょうか?
 
それでは、今日はここまでとします。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

今夜もタイガース勝利で、日本シリーズ進出決定と行きましょう!🐯



4 コメント

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Unknown (hajime)
2023-10-20 18:00:35
でっち上げが好きなメーカーと言っても、これだけの数を出す力はすごいですね。
売れるという目算があるからこそ売り出していると思いますが、日本のメーカーはそんな余裕はもうないんでしょうね。
ご存知の通りタミヤのHe162-A2だけ積んでいます。

好きな機種(車両)のタイプはなるべく揃えたくなりますよね。
私の場合は、戦車ですからシャーマンの各タイプや3号、4号戦車の各型がそれに値します。
キットの紹介とともに、実機に関する豊富な知識にはいつも感服しております。
私にとっては、知らないことばかりなのでとても勉強になります。
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Unknown (0-sen(零銭))
2023-10-20 23:31:26
hajime殿、こんばんは! コメントありがとうございます。
AZモデルと言うのは時々こうしたでっち上げキットを一気に登場させる傾向があり、かつてはBf109Gでも同様なことがありました。なんだか私のようなドイツ機ファンを見透かしているかのようで、まんまとメーカーの策略に嵌ってしまっているようです。これだけの馬力が日本のメーカーにあれば嬉しいんですが、期待できないどころか、将来の会社維持さえ難しくなって来ているように思います。特にH社なんか、飛行機ファンを裏切り続けているのが気になりますね。(元々AFVキットには注力していないメーカーですので、AFVファンにはH社の存在ってどんな風に受け取られているんですかね?)
>好きな機種(車両)のタイプはなるべく揃えたくなりますよね。⇒そうですね。コンプリート癖のようなものがあって、プラモに限らず、好きなものは全て揃えたいと思う気持ちは私にもありますね。反面、それ以外のモノにはあまり興味を示さないってこともありますが…。それが私のアメリカ機嫌いにつながっているのかもしれないですね。
>キットの紹介とともに、実機に関する豊富な知識にはいつも感服しております。
私にとっては、知らないことばかりなのでとても勉強になります。⇒実機についての知識なんて、それほど詳しいわけではありませんし、ドイツ機以外のことは殆ど知りません。なので、B-2の箱絵にあるレッドスターの飛行機は何?ってことになります。見た目、スピットに見えるんですが、スピットにレッドスターってあったっけ?ってな感じです。ソ連機なんかも殆ど知りません。(作りたいソ連機はあるんですが、今はソ連機はご法度ですかね?) まぁ、ドイツ機に関しては、若い頃に色々資料を集めているので、それらが今になって少しは役立っているようです。最近はネットで調べられるので、書き物は殆ど買わなくなりました。唯一、創刊号から購入し続けているのはモデルアートだけです。これもコンプリート癖が災いして、やめるにやめられない状況となっています。最近のモデルアート、見るとこありませんね。モデルアートの創刊号、今も残っています。(創刊号は100円でした。今は1,400円だなんて驚きの価格です。)

話しは変わりますが、タイガースの日本シリーズ出場が決定しました。パリーグは恐らくオリックスになりそうですが、日本一になったら、またJさんの特売があるかもしれませんね。日本一になるかは分かりませんが、負けても何かしらのセールはあると思います。
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Unknown (黒猫2号)
2023-10-21 07:52:37
おはようございます、0-sen様

これまたスゴイまとめ買いですねェ~!
ほぼほぼ架空キットなのに、塗装図に全く違和感を感じないのが凄いと云うか、感心してます。
日本のIFマーキングはよく見ますが、ご存じブラックチューリップからスウェーデン、イタリア社会共和国、ドイツ連邦軍までとなると...言葉が有りません。
個人的にはアメリカの試験機塗装が目新しくていいかも(^^)
0-sen様はこれを見て、どれが計画まででどれが架空かすぐお判りになるでしょうが、ワタシはダメです(^^;
こんなの飛んでたんだと、絶対騙されてしまいます。
コレを考えたメーカーの人はかなりの架空戦記マニアかもしれませんね(笑)
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Unknown (0-sen(零銭))
2023-10-21 19:29:59
黒猫2号殿、こんばんは。コメントありがとうございます。
>これまたスゴイまとめ買いですねェ~!⇒AZモデルの策略にまんまと嵌ってしまっていますね。まさかB-1からB-6まで、いかにも実在したかのようにでっち上げて、6キット同時発売とは恐れ入りました。やはり1から6までコンプリートしたいですからね。この辺のファン心理をメーカーもよく分かっているようで、うまく踊らされている気分です。-7とかはもう出ないと思うし、そう願いたいですね。😅
こういう架空機の場合、最大の関心ごとは、どんなマーキングが用意されているのかって部分ですが、中々センスのあるマーキングとなっているように思います。製作時はどれを選択するか迷いそうですが、基本、ドイツ機仕様を優先したいと思っています。とはいえ、日の丸やアメリカの試験機塗装も気になる存在ですね。
>0-sen様はこれを見て、どれが計画まででどれが架空かすぐお判りになるでしょうが、ワタシはダメです(^^;
こんなの飛んでたんだと、絶対騙されてしまいます。
コレを考えたメーカーの人はかなりの架空戦記マニアかもしれませんね(笑)⇒もともとゲテモノ機が好きで、昔はドイツの計画機の書き物を集めたりもしていました。でも、こんなのキットにはならないなぁと思っていたのが、いつの頃からかガレージキットで登場するようになり、高価にも関わらずよく買っていました。いまもその頃のガレージキットが多く残っています。(いつかまた当ブログで製作記を挙げたいものです。)そんなガレキがインジェクションキット(簡易キット含む)で登場するようになり、一時期ブームにもなりましたし、雑誌なんかでも特集されたりもしていました。その頃得た知識が少しはまだ脳内の片隅に残っているようで、たまに登場する架空機を見ると、琴線が揺さぶられる思いがします。実は大型の架空機を去年予約しましたが、まだ発売されていません。もうそろそろ登場すると思いますが、発売されずに消えてしまうことだけは避けて欲しいですね。
世界中には架空機マニアも多いようですし、貴殿の仰るようにメーカーにも同類のスタッフが存在するのかもしれないですね。これからも架空機ファンが喜ぶようなキットを発売して欲しいですね。
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