飛行機モデラーの皆さん、大変長らくお待たせしました。約4ヶ月振りに飛行機(大戦機)キットの製作を始めます。61式戦車の2キット同時製作がやっと完成し、その後片付けも終わり、気持ちも新たに製作するのはこちらのキットとなります。▼
「造形村1/48 J7W1 震電」です。1/48震電はハセガワの古いキットしかなく、パネルラインのスジボリが凸モールドと言う、どうしても今の目では古さを隠し切れないキットと言わざるを得ません。反面、価格も安く、パーツ数も少ない事から、これから飛行機のプラモを作って見ようと思われる人には好キットと言えるかもしれません。今でも店頭で買える息の長いキットです。私も発売当時に購入し、完成させましたが、完成機が今どこにあるのか行方不明のままとなっています。
そんな状況の中、新しいキットの登場を待ち侘びていましたが、突如として造形村なるブランドを引っ提げて、ボークスから1/32震電が登場したのが2009年だったと思います。(間違っていたらすみません。) ただ、一般の店には並ばないキットで、ボークス店頭で購入するか、ネット通販でしか入手出来ないと言うキットでした。(これは現在も殆ど変わっていません。)当時の私としては自分で入手するのは無理な状況だったため、友人が購入するのに便乗して買ってもらいました。その1/32キットは積んだままで、今回の1/48キットを作るに当たり、一瞬、1/32を作ろうかとの思いもよぎりました。
1/32の登場から数年たった2013年8月に登場したのが、今回製作する事にした1/48キットです。1/32を選択しなかったのは、完成まで時間がかかると思ったからで、下手すると年内完成は難しくなる可能性があります。昨年のイ式の二の舞は御免被りたい気持ちがあって、今年は、この後、もう1キット(AFVキット)完成させたいと考えています。つまり、この震電は秋が深まる頃までには完成させたいと思っています。因みにこのキットは、自分でネット購入したものです。(^.^)
文字が多くなりましたが、中身の紹介です。
全パーツとデカールです。造形村のキットの特徴として、内部構造を再現すると言うのがあり、その分パーツ数が若干多くなっていますが、最新のキットを見慣れていると無茶苦茶多いと言うほどでもありませんね。このキットには、クリアの胴体パーツは入っていませんし、エッチングパーツもありません。マーキングは1種類です。
説明書は白黒印刷されたもので、カラー図はありません。キットは、武装状態で組み上がりますが、実機は試験飛行した1機しか完成しておらず、その機体には武装はありませんので、架空状態と言う事になりますね。塗装指示はファレフォがメインですが、Mr.カラーの対応表も併記されています。
では、エンジン部分から製作開始です。▼
エンジンを構成しているパーツの全てです。左上のクリップで挟んであるのは流体接手のマニホールドですが、合わせ目に隙間が生じるので、溶きパテを塗布しています。溶きパテ部分を修正後、この状態で黒サフを吹いてから塗装となります。右の隔壁?の塗装指示がシャインシルバーとなっていて、Mr.カラーでは90番なんですが、どんな感じのシルバーなんですかね。持っていないんですよ。これだけの為に塗料を買い足すのもイヤな気がして、手持ちのシルバーで代用可能ならそうしたいと思っています。
パーツを切り出して、ゲート処理やパーティングラインのサンディングをしていて感じたのは、パーツのキレがイマイチだと感じた点です。ご存知だと思いますが、造形村のキットの金型は中国の金型製作会社で作られています。中国キットに良く見られる素材が梨地と言うのはありませんが、ゲートの太い所があったり、パーティングラインが目立つ部分も多く見られます。(モールドかパーティングラインなのか区別出来ない!) 一見豪華で良く出来たキットに見えますが、やはりタミヤなどの国産キット(って言っても、最近は殆どフィリピンで製造されていますが)に比べると、ややパーツ精度が劣るように感じると言うのが正直な感想です。初めて作る造形村のキットですが、ほぼ素組で完成を目指します。
資料として、世界の傑作機しか持ち合わせがないので、密林さんに同社発行のコンセプトノートを注文しました。1/32用ですが、1/48でも充分参考になると思います。
コロナが無ければ、大阪のボークスに行って、購入しようと思っている造形村のキットがあるのですが、感染拡大が続いている状況では大阪へは行けないですね。こうなればネット購入しかなさそうです。
それでは、次回の製作記をお楽しみに!
「造形村1/48 J7W1 震電」です。1/48震電はハセガワの古いキットしかなく、パネルラインのスジボリが凸モールドと言う、どうしても今の目では古さを隠し切れないキットと言わざるを得ません。反面、価格も安く、パーツ数も少ない事から、これから飛行機のプラモを作って見ようと思われる人には好キットと言えるかもしれません。今でも店頭で買える息の長いキットです。私も発売当時に購入し、完成させましたが、完成機が今どこにあるのか行方不明のままとなっています。
そんな状況の中、新しいキットの登場を待ち侘びていましたが、突如として造形村なるブランドを引っ提げて、ボークスから1/32震電が登場したのが2009年だったと思います。(間違っていたらすみません。) ただ、一般の店には並ばないキットで、ボークス店頭で購入するか、ネット通販でしか入手出来ないと言うキットでした。(これは現在も殆ど変わっていません。)当時の私としては自分で入手するのは無理な状況だったため、友人が購入するのに便乗して買ってもらいました。その1/32キットは積んだままで、今回の1/48キットを作るに当たり、一瞬、1/32を作ろうかとの思いもよぎりました。
1/32の登場から数年たった2013年8月に登場したのが、今回製作する事にした1/48キットです。1/32を選択しなかったのは、完成まで時間がかかると思ったからで、下手すると年内完成は難しくなる可能性があります。昨年のイ式の二の舞は御免被りたい気持ちがあって、今年は、この後、もう1キット(AFVキット)完成させたいと考えています。つまり、この震電は秋が深まる頃までには完成させたいと思っています。因みにこのキットは、自分でネット購入したものです。(^.^)
文字が多くなりましたが、中身の紹介です。
説明書は白黒印刷されたもので、カラー図はありません。キットは、武装状態で組み上がりますが、実機は試験飛行した1機しか完成しておらず、その機体には武装はありませんので、架空状態と言う事になりますね。塗装指示はファレフォがメインですが、Mr.カラーの対応表も併記されています。
では、エンジン部分から製作開始です。▼
エンジンを構成しているパーツの全てです。左上のクリップで挟んであるのは流体接手のマニホールドですが、合わせ目に隙間が生じるので、溶きパテを塗布しています。溶きパテ部分を修正後、この状態で黒サフを吹いてから塗装となります。右の隔壁?の塗装指示がシャインシルバーとなっていて、Mr.カラーでは90番なんですが、どんな感じのシルバーなんですかね。持っていないんですよ。これだけの為に塗料を買い足すのもイヤな気がして、手持ちのシルバーで代用可能ならそうしたいと思っています。
パーツを切り出して、ゲート処理やパーティングラインのサンディングをしていて感じたのは、パーツのキレがイマイチだと感じた点です。ご存知だと思いますが、造形村のキットの金型は中国の金型製作会社で作られています。中国キットに良く見られる素材が梨地と言うのはありませんが、ゲートの太い所があったり、パーティングラインが目立つ部分も多く見られます。(モールドかパーティングラインなのか区別出来ない!) 一見豪華で良く出来たキットに見えますが、やはりタミヤなどの国産キット(って言っても、最近は殆どフィリピンで製造されていますが)に比べると、ややパーツ精度が劣るように感じると言うのが正直な感想です。初めて作る造形村のキットですが、ほぼ素組で完成を目指します。
資料として、世界の傑作機しか持ち合わせがないので、密林さんに同社発行のコンセプトノートを注文しました。1/32用ですが、1/48でも充分参考になると思います。
コロナが無ければ、大阪のボークスに行って、購入しようと思っている造形村のキットがあるのですが、感染拡大が続いている状況では大阪へは行けないですね。こうなればネット購入しかなさそうです。
それでは、次回の製作記をお楽しみに!
エンジン部分の完成を目指して、その2に続く。