〈 昨夜も こんな夕焼けが出ました。 空一杯がピンクでした。)
アメリカに相次いでスーパー台風が来た。北朝鮮の脅威が叫ばれる中 多くの命を奪ったスーパー台風!
日本にも 次々と強い台風が襲ってきている。7月5日の九州北部を襲った豪雨の被害は記憶にあるが
異常気象 気候変動が相次ぎ 明らかに昔の自然災害と異なった様相が現れ 科学者は「自然界が変わって
来た!」 と警告をしている。
地球温暖化による海水温の上昇が度重なる豪雨 スーパー台風の主たる原因だが 沖縄以南は言うに及ばず
日本列島の太平洋岸、日本海も海水温が上昇してきている。一見1℃以下の僅かな上昇でも 水蒸気の発生
が大きな積乱雲を発生させ 豪雨と強い風を起こしている。今までは日本列島に近づく台風は 徐々に弱く
なるのだが どの海も海水温が高いので 気圧が却って下がり 勢力が増して来ている。気象庁も過去では
徐々に勢力が弱まるとの経験から 誤った判断をしてしまう・・。避難勧告が遅れ 逃げ遅れる人々が大量に
出て 台風通過後も洪水で交通が止まり ライフラインが切れ 多くの人々が危険にさらされる・・・。
こんな恐ろしいシミュレーションが先日のTV番組で行われたが これは決してあり得ない脅しではない。
アメリカのスーパー台風ハービーも1300mmの大雨で13兆円の損害が出たという。東京の下町では
1000人規模の死者が予測されている。いち早い正確な情報に基づく「 避難 」が唯一の対策とのことで
ある。避難と言っても 人口密度の高いゼロメーター地帯は 100万人単位の避難が必要になってくる。
季節が秋になって 秋の味覚と言われるサンマが大変な不漁で あるチェーンの飲食店では サンマが
2回りも小さく かつ日本沿岸では獲れず 遂にメニューから外したと報道があった。これは今年だけの
傾向で無く 毎年不漁が続き 不漁記録を更新している。これも研究者は海水温の上昇が原因で 北から
来るサンマは熱い海を嫌い 日本列島から離れていくのだそうだ。自然界の動きは単純ではなく 未知な
部分は多い。 日本最大の珊瑚礁が石垣島近くにある。(琵琶湖の半分の大きさ) しかしこのサンゴが
90%も白化現象を起こし 内70%が死滅したという。以前書いた通り サンゴの死滅も海水温の上昇
で 栄養を与えてくれるカッチュウソウが外に出てしまい 栄養不足で死んでいくそうだ。珊瑚礁は小魚
にとっては大変有り難い住み処で これが失われると小魚達にとって 命に関わる大きな問題である。
このように自然界で起こっている様々な現象が海水温の上昇 温暖化に起因している。私たちの生活に
すぐ現れるものもあり 数年後10年後 更に遅れて現れてくるものもある。北朝鮮の脅しは即対応すべき
ものだが 一見 敵が見えない温暖化も確実に人類に影響があり 私たちに迫っている。そこから逃げる
(避難)しか方法がないとは 余りに情けない話しではないか。それほどまでに大きな存在である自然に
私たちは もっと目を向け 自然(生態系)の中で生きている事実を しっかり見るべきではないかと思う。
反対側の窓からも 美しい雲のファンタジー。
稲もすっかり豊かな実り。
コスモスもきれい。
ヒマワリも咲いている。
エノコログサも色づいてきた。
力芝(ちからしば) 根強い雑草です。
晒菜升麻(さらしなしょうま) 変わった名前だが 若い芽をさらして 食用にしたらしい。
道の駅に来ました。 青空に一本松。
ツバメが見えますか ? そろそろツバメが南の国へ 帰っていく季節です。
入道雲も盛ん !
紅葉も始まっています。
早咲きの紅葉?