ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

   忍野村の 秋の空 

2017年09月30日 | 自然 花 写真

      ( 青い空に 白い雲 ススキも大分白くなってきました。)


今各地で 「 大金鶏菊(オオキンケイギク) 」 の駆除が話題になっています。
外来種で 非常に繁殖力が強く 在来の植物が排除される危険があるからです。
大金鶏菊は富士山麓ではあまり見ませんが 全国で群落で増えているようです。

動物であれ 植物であれ 発生すると 生長を続け 急速に個体数を増していき
しかし大繁殖し 過密状態になると 自然に枯死していく。彼らを取り巻く環境
(生態系)が変化し 新しい環境に適応出来なくなり 自己コントロール出来ず 
一部を残して死んでいく。生き物には天敵というのがいて 食べるー食べられる
関係にあり 競争もあるが共存もあり バランスがとれています。そこに繁殖力の
強い「侵略的外来種」 が来ると 生態系が崩れてしまうのです。

自然界には 多くの生き物がいて共存しています(生態系)。植物が陸上に進出
したのは 5億年前頃と言われています。それらは長い時間をかけて その数を
増やしてきました。既に死滅した生物も多いのです。人類にとって酸素 水 大地
などが必要ですが これは植物も 他の生き物にとっても同様です。これらが豊かに
あるのが 森であり 森はいのちと呼ばれる理由です。人類も長く森の生態系に居ました。 

今都会に人々が集まり 田舎で人口が減っています。これは森が失われ 森が荒廃する
ことを意味します。北京のような大都市は大気汚染で 健康な生活が出来なくなって
います。日本では東京の一極集中が問題となっていますが その東京さえ 近い将来
人口が減少に転じると言います。地方は言うに及ばず その影響は今深刻です。

しかし世界的には 人口は増加の一方です。これにも偏りがありますが 食料の為に
森林は破壊され 多くの魚が海から奪われていきます。生物間競争では人類の急速な
増加の為 他の生き物が急速に失われていきます。金子みすずの詩にあるイワシの
大量の葬式です。人間から見れば海の幸ですが イワシにとっては仲間の葬式なのです。

「もろいガラス玉のような地球」 と手塚治虫は言いました。地球は絶妙なバランスで
成り立っています。しかもまだ科学的に解明されないことが多いのです。ですから
色々な変化に 敏感であることが 必要だと思っています。

私は 人間も イワシも 金鶏ギクも同じ地球に住む生き物という視点で書いています。
地球という生態系に住む一員として考えています。 一時代を支配した三葉虫も恐竜も
命を終えました。地球の主人公が次々と変わっているのが 地球46億年の歴史です。
人間の次は猿だと描いたのは 『 猿の惑星 』という映画です。これからは無機物の
人工知能がこの世の主人公になるかも知れない・・?  そんな思いにもなります。

アメリカと北朝鮮との言葉の戦争が始まっています。これがミサイルや水爆の打ち合いに
ならない保証はありません。愚かな人間の行いです。自己中心の思い お互いの不信 
支配欲・・、状況は違いますが 追い込まれた日本が暴発したようなことが、再び戦争が
起こらないとは言えません。世界の人々はそれを心配しています。お互い頭に来ている
ようですが 冷静になることです。相手の立場を思いやる心を持って 対話することです。

圧力一辺倒では暴発は避けられないでしょう。愚かな人間達の争いで 自由 寛容 平和の
象徴だったアメリカの「自由の女神」が地に埋もれていくのが 映画のストーリーでした。
戦争になれば戦場は地球であり 壊されるのは人類や多くの生き物の住む生態系です。 
人間だけでなく 多くの生命が失われます・・。人類の英知を望みたいところです。







鶏頭(ケイトー) は 秋を感じさせる花です。


 

西洋風蝶草(クレオメ) 毎年咲いている忍野の地に 今年も咲いていました。 


花言葉ー いつも笑顔で 明るい性格の花 と書いてあるのを見ました。


ラベンダー 夏の花ですが まだ野原に咲いていました。


サルビアと共存している・・。


千日紅 忍野ではあまり見ませんが・・。 紅色が仲々褪せないことから この名前がついた・・。


忍野のキャベツ畑。 温度的に 高原キャベツでしょうか?


キャベツはいつもお世話になっている 有り難い野菜です。


日本では あまり見ない 糸杉の並木 ?


赤とんぼ 今沢山飛んでいます。



これは カップルのようです。

コメント
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