127時間を観てきました。
最悪の結末にはならないと知っていても、それに近いシーンがあると予想できる映画です。
実際、目をそむけたくなるシーンはあるけれど、しっかり見届けたし、そのシーンは決して不快ではありませんでした。
アウトドアが好きで、単独行動が好き、家族とのかかわりも、どちらかというとそっけない27歳の青年が、ユタ州のブルー・ジョン・キャニオンでキャニオニアリング(峡谷探索)中に、落石に右腕を挟まれて身動きがとれなくなります。
ある方法をとって、127時間後に自らを解放するのですが、その間のジェームズ・フランコの一人芝居が単調にはなりません。
過去の記憶の再現と妄想・幻想で少しも退屈させないのです。
もっとも、観ている方は時間を早回ししているわけで、退屈するヒマはありません。
孤独な彼の127時間に寄り添う重要な小道具がSONYのデジカメとCanonのムービーカメラです。
彼を落石から離したなまくらナイフは中国製です。
もちろん、生きる!生きたい!という強固な意志が最終的に彼を救います。
雄大な自然の美しさと、厳しさを知ることもできます。
チャーミングな俳優ジェームズ・ブラウンも知りました(ミルクなど、出演作は観たことあるのに^^・・・)。
観てよかった1本です。
(写真はgoo映画と毎日ニュースから借用しました)
東日本大震災関連の報道から
7月18日(月)
女子サッカーW杯でなでしこジャパン優勝。世界中の方々に向け、感謝の横断幕ピッチを巡る。