7月8日(土) 神戸学院大学有瀬キャンパス メモリアルホールで神戸学院寄席
出演者と演目はー
月亭天使:平林
桂米朝のやしゃご(玄孫)弟子にあたる女性落語家さん。
ピッコロ演劇学校、大阪シナリオ学校で演劇、落語台本を学んだという、地道^^派。
平林は読み書きのできない丁稚さんの噺なので、女性の声が不自然じゃない。
天使さんは寄席の笛の演奏にも長じています。
桂坊枝:船弁慶
坊枝さんは神戸学院大学出身。
五代目文枝さんの弟子です。
坊枝は帽子(キャップ=キャプテン)として活躍できるようにと名付けられたそう。
演目は夏の大ネタ船弁慶。せっかく時間に多少融通のきく、母校での大熱演なのに、
聞くほうの私はうつらうつら。もったいなかった。
桂文五郎:二人癖
天満天神繁昌亭落語家入門講座出身。
師匠の文珍さんの評では「年齢は若いが、初々しさはあまりなく、堂々としていて、
とても聞きやすい落語をする」と(いじり^^まじり)。
そのとおり、素直にききやすいし、ほのぼのした雰囲気が落語家向き。
露の都:星野屋
芸歴43年、上方落語界で活躍する日本初の女性落語家。
大阪のおばちゃん口調の枕が面白い。男孫3人が琴奨菊似、というのは都さんが
琴奨菊に似てる、というのがこのところの枕によく使われてる。
だから琴奨菊、まだしばらく消えないでいてね。
演目の星野屋は幕末太陽傳の原作の一部になってます。
高座^^の前に、上方落語入門講座^^がありました。
お囃子(寄席三味線)での出演は、はやしや美紀さん。
美紀さんも、神戸学院大学の出身です。
落語の基本も教えてもらった、大学主催の素敵な^^神戸学院寄席でした。
「 男もすなる落語、女もやります。だから紅白落語会」という副題。
う~ん、なんとなくスッキリいいとは思えないんだけれど、女性2人男性2人の落語会、楽しかったです。