阪神・淡路大震災から23回目の朝を迎えました。
あの朝、これからこの(当時住んでいた)マンションはどんな風に崩壊していくのだろうと覚悟したほどのバキバキという音と大きな揺れを経験しました。
なぜか外からはシューシューという音が聞こえてきました。ガスの臭いもかすかにしています。
今朝私が目覚めたのは朝7時過ぎです。
雨の中、早朝1.17の追悼の式典に集まった人たちに顔向けできません。
被災地のただ中にいた人間にとってすら、記憶は薄れてきています。
でも、薄れても、忘れてはいけませんね。
1995年1月16日は冬だというのに戸外でも汗ばむほどの暖かさでした。
昨日2018年1月16日も、暖かい1日でした。
冬、変に暖かいと、不安を感じます。
昨日、宝塚観劇に行った私は武庫川中州に石で積まれた「生」のオブジェを見に行きました。
このオブジェは2005年、宝塚市在住の現代美術家、大野良平さんが制作したものです。
中州にありますから、今まで何回も流されています。
現在のものも昨年10月の台風で消失しかけたのを、12月に市民が積み直したものだそうです。
夕方、石積みに沿って並べられた懐中電灯が点灯されました。
宝塚大橋近くにある、金属製モニュメントの「生」にも灯が灯りました。
(1/16撮影)