2月13日(火)、神戸市勤労会館で開催された、「フルートのまち神戸を考える」というシンポジウムをのぞいてきました。
第1の目的は公開討議前のスーパー高校生フルーティスト、脇坂颯(ふう)さんの演奏を聴くことでした。
曲目は―
フリードリヒ・クーラウ◆ウェーバー「オイリアンテ」による序奏と変奏
ピアノ:新居幸枝さん
エルネスト・アルフテル◆デブラ
こちらは無伴奏の現代音楽です。
シンポジウムの出席者の顔ぶれをみると、もっとポピュラーなフルート曲でもよかったかしら。
というか、耳なじみのある曲を聴きたかった。
演奏を聴いたら早々に退散しようと思っていたのですが、世界的にも権威のあるコンクールとして定着している神戸国際フルートコンクールの存続の危機に、敢然と立ち向かった箱入り主婦風の竹田レイ子さんが、おっとりした口調で、「演奏を聴いてすぐ、退席しないでくださいね」と言ったものだから、席を立てませんでした。
でも、結果的にパネリストさんたちのお話は面白かった―討論とまではいきませんでしたーので、最後までいてよかったです。
パネリストのお一人、NHK交響楽団首席フルート奏者の神田寛明さんは第3回コンクールの参加者、その後は運営委員・運営委員長、第7・8・9回では審査員として、このコンクールに深くかかわってきました。
一見軟派^^の神田さんですが、このコンクールにかける愛^^は本物です。