9月21日(金)、ピフレホール大ホールで平成30年度シルバー感謝のつどいがあって、遙洋子さんの講演があるとのことで聴いてきました。
タイトルは「老後も輝いて生きるために」。う~ん、平凡です。「老後」という言葉がね。
遙さんはトーク番組のコメントなどで、自分の意見を言える知識と行動力を持った女性です。
1997年から3年間、東京大学・上野千鶴子教授のもとで、フェミニズム社会学を学び、その集大成として著わした『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』がベストセラーになりました。
ついこの間のことと思っていたのに、もう20年近く経っているんですね。
登壇した遙さんは、真っ赤なミニスカートにヒールの高い靴を履いて、モデルのようなポーズをとってからマイクに向かいました。
もう還暦が近いと、ご自分で言いました。
年齢は非公開ですが、関西圏で活躍している姿を振り返ると、確かに50代後半になっているはずです。
でも、シングルは派手に暮らすと決め、外国製のオープンカーに乗っているそうですよ。
何年か前まで仕事を手伝ってくれていた、現在70代の女性の例を挙げて、孫の世話で身体をこわしてしまった話や、高齢者向けの施設は医療など整ったところは高額で財産がなければ入れない、安いところは動けないほど弱らなければ入れないと、経験からのお話は進みます。
というのも遙さん高齢のお父さんを家族で、何年かあとにお母さんを公的介護サービスを受けて介護した経験がおありで、介護に関する著作もあるし、このご時世ですから高齢者施設での講演も多いそうです。
けして、想像でしゃべっているわけではありません。
「本を何冊か持ってきています。買っていただくと私の厚化粧を近くで見られる特典付きです」と投げキッスで90分の講演は終わりました。
元気な妹分を応援しようと、買い求めましたが、ナチュラルなお化粧の目のきれいな美人です。
とても、還暦近くとは思えませんでした。
講演後、近くの広場の鉄人28号に会ってきました。
2009年10月に誕生したモニュメントの鉄人は2016年に塗り替えられて元気そう^^でした。
鉄人の足元の人物と比べて、その大きさが分かりますね。