自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

人食いザメと金髪美女ー笑う横尾忠則展

2019-05-30 | 展覧会

横尾忠則現代美術館人食いザメと金髪美女ー笑う横尾忠則展を観てきました。
会期は8月25日(日)まで。

 

現代美術館の横尾さんの企画展にはほぼ皆勤だったのに、ここ2回ほどはタイミングが合わずに行くことができませんでした。
今回の企画展は5月24日の開会式と内覧会にたまたま参加できたので出かけてきました。
館長と兵庫県知事は所用があって不参加。
副館長、副知事の挨拶のあとにスピーチに立った横尾さんは、お2人のスピーチの方が面白いと出席者をクスリと笑わせてつかみはオッケー^^。

横尾さんが書くもの、語る内容にはよく、三島由紀夫さんとのエピソードが出てきます。
この日も三島さんと一緒にタクシーに乗っていたときのはなしを紹介してくれました。

君と僕には3つの共通点があるよね。
1つは土着を否定するところ。(これは私にはよく意味が分かりません)
2つめは2人ともブラックユーモアを理解するところ。
3つめは君とオレの腕は細いよね。

三島さん、よほど横尾青年^^を気にいっていたんでしょうね。
三島さんがこの世を去って、もうすぐ半世紀です。

難聴だの物忘れが激しいだの身体のあちこちに不調が出ているだのと、SNSで発信している横尾さんのお若いこと。とても80歳を超えているとは思えません。

 

私は横尾さんの作品を観て、笑うことはないけれど、面白いところを探して面白がっています。
アンリ・ルソーの絵のパロディ、梅原猛作、二世茂山千之丞演出の「スーパー狂言」三部作の装束や道具の展示は見応えがありますよ。


(撮影可はごく一部です)



美術館近くで見たサツキ

 

 

コメント (6)
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