9月19日(日) 兵庫県立芸術文化センター大ホールで
兵庫芸術文化センター管弦楽団第126回定期演奏会
曲目はー
イベール◆フルート協奏曲
フルートソロ:工藤重典さん
ソロ奏者アンコールでー
アイルランド民謡◆ロンドンデリーの歌
ブルックナー◆交響曲 第7番
指揮:佐渡裕さん
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
楽団員が着席する前に、佐渡さんのお話がありました。
コロナ禍で1年半もの長い間、定期演奏会ができなかったこと。その間、どんなことができるか考えながら過ごした時間に一人一人の個性が磨かれたこと。その上で再開の定期演奏会にブルックナーの第7番を選択したこと。
大編成の演奏で、ワーグナー・テューバが4本入っていること。ティンパニの出番が少ないこと。シンバルとトライアングルに至っては第2楽章に1回だけの出番です。シンバルは1叩き、さすがにトライアングルはチリチリチリ・・・と打たれます。
このチケットを手に入れたとき、フルート協奏曲のフルートソロは今年25歳という若いギリシャ生まれのアーティストが出演予定でした。
工藤さんが代わりに出演されましたが、工藤さんは円熟の音色(多分^^)を響かせていました。
25年ほど前のNHKの番組、フルート入門から勝手に^^先生とさせてもらっています。
ブルックナーの7番は1時間を超える演奏時間ですが、フルートのソロも多いし、弦が美しいメロディーを奏で、全体的にカチッとした組み立てで、飽きることなく聴くことができました。
工藤さんのアンコールはフルート2本と、佐渡さんの1本も加わって、フルート4本の演奏になりました。
芸文センターの屋上庭園は今、夏草がもりもり育っています。
その中に、ヤブランとゲンノショウコが潜んでいました。
途中から見た阪神・巨人戦は屈辱の2回表をかなり過ぎた後でした。
今年の巨人・菅野投手だったら、打ち崩せるだろうと思っていましたが、逆に巨人打線を勢いづかせてしまいましたね。
残念でした。
土曜日は8割くらいの入りでした。
阪神は打線が下降気味ですね。
ブルックナー、とても気持ちよく聴けたことが嬉しかったです。
佐渡さんが新日本フィルに行ってしまわれるとは、残念でなりません。
でも、芸文で30年近く、大きな功績を残してくださいました。