2月10日、神戸市勤労会館7階ホールでNHK交響楽団のフルート奏者、神田寛明さんのお話とフルート演奏を聴いてきました。
この催しは4年ごとに開催される神戸国際フルートコンクールを継続、成功させるための啓蒙・広報を兼ねているといっていいでしょう。
神戸国際フルートコンクールは世界中の若手フルーティストが目指すといってもいいほど権威のあるものです。
1985年の第1回大会から2017年の第9回までの、上位受賞者はもちろんのこと、大会参加者は、世界各地で活躍しています。
神田さんはコンクールの運営や審査員など、大きな力を注いでくださっています。
音楽や作曲家、楽器の歴史、音楽が持つ力などを語る合間にフルートの小曲をまじえ、心地よい時間を提供してくれました。
ちなみに、フルートの原型のような楽器は4万年前の遺跡からも発見され、すでに音程を決める穴があいていたそうです。
会場はごく普通の講義室ですから、特に演奏会用ではありません。
その中で、ピアノとのアンサンブルを含め、心にしみるような演奏を聴かせてもらいました。
演奏された曲は―
バッハ◆サラバンド
武満徹◆エア
オーレル・ニコレさんの70歳の誕生日祝いに書かれた曲ですが、
武満さんはニコレさんの演奏を聴く前に亡くなりました。
マラン・マレ◆スペインのフォリア
ドップラー◆ハンガリー田園幻想曲
ポンセ◆エストレリータ
タファネル◆魔弾の射手による幻想曲
アンコールで―
モーツァルト◆ハ長調のヴァイオリンのためのロンド(フルート編曲)
フルート:神田寛明さん
ピアノ:竹田景子さん
自遊空間さんは魔笛をご覧になったんですね。夜の女王のアリアがこのオペラでは名曲中の名曲ですね。
フルートでは山形由美さんのリサイタルに行ったことがあります。彼女の書いた"フルート、天使の歌"も読んだことがあります。
大阪音大のオペラは今回のフィガロを入れて3回観ました。
せりふも歌詞もよく入っていて、見応えがありました。
フィガロやスザンナの若々しさは学生ならではですね。
気になっていたんだけど、よう行きませんでした。
「500人フルート・・」での神田さんの講演の時、少しだけ音を聴かせてもらったんだけどほんの少しでね。
魅力的なプログラム・・・行けば良かった~!
神戸国際フルートコンクール関連の演奏会、これからもいろいろ企画されそうですね。楽しみ~。
本当は公開練習から参加したかったです。
もちろん、見学のほうね。
でも今、時間がいくらあっても足りません。
E-MOKOさんはこれにスイミングやコーラス、
子育て支援が入るわけだし、忙しいだろうなあと、
いつも思ってます。
フルートレッスン再開1年、思いきって始めてよかったです。