自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

仲道郁代さんのモーツァルト ピアノ・ソナタ

2009-07-10 | コンサート・音楽・宝塚
7月4日(土)神戸学院大学で第283回グリーンフェスティバル

曲目は―
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト◆ピアノ・ソナタ第7番
 フランスの歌《ああ、ママに言うわ》による12の変奏曲
 ピアノ・ソナタ第8番
 幻想曲 ニ短調
 ピアノ・ソナタ第9番
アンコールで、
ショパン◆幻想即興曲

仲道さんのモーツァルト ピアノ・ソナタ全曲連続演奏の第3回目です。
この日もグリーンフェスティバルで1、2を争う人気演奏者とあって、補助席までいっぱいでした。

いつものように、舞台に上がる前にグーッと集中力を高めていたのか、仲道さんは、客席に向かって挨拶して、椅子に座ると同時に弾き始めました。
客席が暗くなるのが、間に合わなかった^^ほどです。

今回は質問コーナーが前半終了後にありました。
休憩をはさんで、後半の演奏の前だと、トークの内容によっては、次の演奏に影響するかもしれませんものね。

ピアノを習っている小さなお子さんの質問が何件か読まれました。
毎日、どれくらい練習したらいいのですか?
練習がつまらないと思うときはどうしたらいいのですか?
先生から指の形を何回も注意されるのですが、そんなに大事なのですか?
・・・などです。

仲道さんは15分でもいいから毎日必ず練習すること。たとえお出かけする前でもね。練習がつまらなかったら、ごっこ遊びみたいに、大男になったり、宇宙人になったり、お姫さまになった気分になったりして弾いてみたらどうでしょう。指の形は、筋肉が痛くならないように小さいうちから、ムリのない形で弾くことが大事だからなんですよと、やさしく答えてらっしゃいました。

ほかにも、演奏する時のドレスのこととか、かわいらしい声で話されました。
かわいらしいといっても、中学生の娘さんのお母さんです。

アンコールはショパンの幻想即興曲。
余談ながらと、ファンタジーはフランスでは「幻想」の意味が強く、ドイツ語では「即興」の意味が強いんですって。

人気演奏家の仲道さんの演奏とおしゃべりを無料で聴けるという幸せを得られるのですから、明石からバスに乗ってえっちら、おっちら行く甲斐は十分ありますね。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« デコポン&ヨーグルト | トップ | 神戸空港のヒマワリ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿