神戸市立博物館でよみがえる川崎美術館ー川崎正蔵が守り伝えた美への招待ーを観てきました。
会期は12月4日まで。滑り込みの鑑賞でした。
このところ、HNKで神戸出身の新納慎也(にいろしんや)さんの神戸市立博物館でのこの展覧会の宣伝がよく流れていました。ちなみに音声ガイドのナビゲーターも新納さんです。私は借りませんでしたが・・・。
私は音声ガイドナンバーがふられている作品を「じっくり観^^」の目安にしていますが、他の作品もていねいに作品紹介のカードが添えられていました。
国宝2件、重要文化財5件、重要美術品4件を含む絵画、仏像、工芸品約80件と貴重な資料を合わせた約110件と膨大な展示でしたが、意外と重くなく、観やすい展覧会でした。
日本初の私立美術館「川崎美術館」は川崎造船所(現川崎重工業)や神戸新聞社などを創業した川崎正蔵が創設した美術館です。災害や戦災などにより現存していません。
お金を稼げる立場にいた人がお金の有効な使いかたをしたいい例ですね。
昭和初期の金融恐慌で川崎コレクションは散逸したのですが、いまなお国内外で大切に守り伝えられ、約100年を経て川崎美術館が創られた神戸の地に集いました。
倉敷の大原美術館も実業家が集めた絵画が中心となっている美術館ですね。
星野仙一が私は美術を見る目はあります、と野球の解説者の時、笑いながら言っていました。私は倉敷出身ですから、と言っていました。
倉敷人には大原美術館が誇りの存在なんですね。
話は飛びますが、タイガースには強い^^指導者が合ってますね。
お友だちじゃダメです。来シーズンが楽しみです。