『マッサン』を見てウイスキーが飲みたくなった・・・
そのような声がジワジワと聞こえてきたそうで、洋酒業界の方々にとっては嬉しい知らせですね。「日本酒で乾杯!」と常々申しております私も、実はその一人だったり。それはそうと、昔勉強したウイスキーの知識が かなり記憶の隅っこに追いやられておりますので、古い本の中から一冊を引っ張り出してきて確認をば。
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ふむふむ…あぁ、ある程度は思い出しました。よかった・・・
しかし、この手の本を読んでいたころとは かなり状況も変わりました。当時はピュアモルト ウイスキーなんて言葉はほとんど聞くことはありませんでしたし。
とにもかくにも、日本酒も含め嗜好品全般に言えることだと思いますが、とりあえず味わってみることですよね。論より証拠ですわ。
10月1日は「日本酒の日」です。
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日本で十二種の動物にたとえられる十二支は、古来中国の・・・ などと、なぜ今日が日本酒の日なのか文章では長ったらしくて面倒くさいので、簡潔にまとめてみました。
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本来 一年の月の記号である十二支の十番目の「酉」は、日本では「トリ」と読みますが、もともとは壷の形をあらわす象形文字で・・・
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「酒」を意味しています。
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むかしむかしのそのまたむかしは一年の始まりを冬至においていましたので、十番目の「酉」の月は今の九月末から十月のころとなり、新穀が収穫され新酒が醸される月であったことを表しております。
つまり十月は古来 酒の月でした。
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日本酒は秋に始まり冬から春、夏からまた秋へ…と日本の四季の移ろいとともに生まれ育つ酒で、日本独特の気候風土が生み出したものです。豊かな自然の恵みと日本人の知恵の結晶が日本酒であるといえるでしょう。
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日本人の文化資産ともいえるこの日本酒を正しく引き継ぎ、次世代に伝えるという思いを新たにするとともに、一層の愛情とご理解を、という願いを込めて日本酒業界では一九七八年に『十月一日は日本酒の日』と定めました。
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受け売りですが、大よそこんな感じらしいですわ。手書きの挿絵がかえって混乱を招くかもしれませんがご愛嬌ということで。
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全然簡潔にまとまっておりませんな。まぁ 難しいことは置いておきまして、
みなさまのますますのご多幸をお祈り申し上げ、今夜は日本酒で乾杯!
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今夜も、ですね。
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日本酒の品揃えが豊富な呑み屋さんが多くなりましたね。ありがたい面もあるのですが、品数が多過ぎて品質管理は大丈夫? と、心配になってしまうことも・・・。栓を開けたお酒は風味の変化が早まりますから、冷蔵庫に入れていたとしても何ヵ月も経ってしまっては本来の美味しさとは随分かけ離れた味わいになります。それを呑んだお客さんに「なんだ、美味しくない酒だな。」と思われるようなことがあっては切ないですからねぇ。実際に酒蔵の人が呑みに行って、自分の蔵のお酒があまりにもひどい味わいで出されて驚いた・・・ なんて話は珍しくないのです。一方、「お客さんに美味しい状態でお飲みいただきたいので…」と、敢えてお酒の種類を少なくしているお店もあり、もし誰かに紹介するとしたらどちらのお店をすすめるかはご想像の通りで。
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もう20年以上も前になりますが、「あそこの女将さんは新潟で一番お燗が上手だよ。」と酒屋の大先輩から教えていただき、どれほどのものかと確かめに行ったことがありました。
失礼ながら精米歩合やら日本酒度やらなどはご存知なかったと思います。でも、本当の意味でお酒を知っている人が提供してくれると、ここまで美味く、明らかに数段グレードアップするということを体験させて下さいました。そのようなお店は決して少なくないのでしょうが、知る人ぞ知るところのようですね。
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御商売のやり方は皆さんそれぞれのお考えですから他人がとやかく言うものではないとして、どのお酒が、どのような状況下で、どのように変化するかをもっと知っていただけたら、お客さんにもお酒を造った人たちにも、より喜んでいただけるのではなかろうかと考えております。そのようなことを呑み屋さんにお伝えするのも我々酒屋の仕事なんですよね。
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今年もあります。http://www.niigata-sake.or.jp/event/index.html
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私の知人も数名、この催しを楽しみにしている人がおります。昨年も書いたかも知れませんが、「酒の陣」よりも小規模ながら、というかそのおかげでゆっくりと試飲できると異口同音に申しておりましたわ。会場が駅に隣接していることも魅力だと。
「マイタさんも行きますか?」
ありがたいご質問、こんな私のことを気にかけてくれるなんて・・・ (もしかしたら「マイタが行くんだったら行くのやめよう…」ってことだったりして。)
残念ながらこの時期はパスです。宮尾さんの「越淡麗」が入荷したばかりで、お引き取りに来て下さるかたが多いころですし、加藤さんとこも樋木さんのとこも、ラインナップの全てが「秋上がり」して味が乗っていることを知っているお客さんがブラッと立ち寄って下さるものですからね。なるべく店に居る時間を減らしたくないのですよ。私が居たからといって何がどうするワケでもありませんけども、せめて感謝の気持ちを込めまして。
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それはともかく、お酒好きのかたには楽しい催しですので、お時間がありましたら行ってみられてはいかがでしょう?定員制で申し込みが必要ですから、ご希望のかたは どうぞお早めに。
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今夜は少々冷えますねぇ。
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とくれば燗酒で一杯。
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いえ、いつものことですけども。
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おまけです。
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YouTube: 粋な人
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私なんぞ足元にも及ばないと知りつつも、憧れますわ。
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「日本酒で乾杯推進会議」のメールマガジンの一部を抜き出しまして。
『ソムリエの世界では「飲みやすくておいしい」という評価は、酒に対してネガティブな評価になるのだそうです。あくまで料理と組み合わせたときに味を引き立たせる要素があるかどうかが大事であり、ワイン単体で飲みやすいとかおいしいということは評価に値しないようです。』
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昔から「空酒(からざけ)は体に悪い」と言われるように、空腹で飲むと消化器系の粘膜を痛めやすいとかアルコールを分解するときに必要なビタミン類などが体内で不足したりと、健康を損なう恐れが高まりますので、お酒はお料理と共に楽しむのが酒飲みのマナー。お料理をいっそう美味しく味わうための添えものと言っても過言ではないと思います。先のコメントは、その考えがワイン文化圏でも共通しているということでしょうね。
お酒やワインのおいしさを言葉で表現するのって、けっこう難しいですよね。でも、考えながら飲むのは業界関係の人だけにして、皆さんには感じたままを表現していただけたら嬉しいですわ。あとはそれを聞いた造り手や売り手がどのように解釈するかに任せていただいて・・・。
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唎き酒のときは何も食べませんけどね。少量で済ませますし。また、当ブログにおきましてお酒の画像に比べお料理の画像が極端に少ないのは、以前も申しました通り写真の腕が未熟ゆえ、美味しさを十分にお伝えできないからなのです。
ですから、何を肴に飲んでいるかは どうぞご想像下さいませ。
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憲法記念日、晴天のもと仕事しております。
田植えの光景と高速道路の帰省車線が混雑し始めた模様を眺めながら配達を済ませて帰宅。
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時間帯によっては静かな界隈、この隙に ささやかながらのお知らせを書いたりして。
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こちらのラベル、今月から材質が変わったことは、話しのタネにでもしていただければと思います。
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そんな感じで夕方6時までやっております。
明日は日曜日ですので休業、5日・6日はAM8:00~PM6:00で営業いたしますので、よろしくどうぞ。
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追伸・・・
配達中にUFOに遭遇しました。
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一部の季節商品を除く 4月1日からの新価格表がようやく出来ました。
(こちらです。)→ http://maitasake.com/newpage3.html
醗酵中の醪(もろみ)。このタンクの中でお米のデンプンが糖に、そしてアルコールへと変わっていきます。
消費税なんて知らない微生物たちが せっせとお酒を造ってくれてます。
お酒は面白いです。
送別会や歓迎会などでお酒を飲む機会が多くなる季節、
皆さんの明日への活力源としてお酒が役立ちましたら嬉しいですねぇ。そのためにも、
(アルコール健康医学協会より) ・ ・ ・ 以上。 またマイタが余計なことを・・・と思われるかも知れませんが、 そこはひとつ大目に見ていただきまして。 こころ豊かに末永くお酒とお付き合いいただくためにも、 上記の10項目をときどき思い出していただきますようよろしくお願い申し上げます。 m(__)m ・ ・ 酒は百薬の長ですからね。 ・ ・ では 皆さんのくつろぎのひとときに乾杯!(^o^)丿 | |||||