マイタのブログ

新潟県新潟市西区鳥原2595-8 前田商店 TEL 025-377-6327・FAX 025-377-7981

流行のことば

2008年04月10日 | 日記・エッセイ・コラム

暫定税率という言葉にも目新しさを感じなくなった今日この頃、ところで暫定税率ってナニ?って子供から聞かれたときに困らないよう、大雑把でも知っておこうと少々勉強などしてみたものの、なかなか難しいんですなぁ…。

ガソリン税(これは俗称で、本当は揮発油税と地方道路税のことらしい、そんなことすら知らなかった私)だとか道路特定財源の一般財源化だとか、そもそも普通税と目的税というものがあって云々・・・ 

お堅い話は置いといて、そんな流れの中に「租税特別措置法」というものが出てきます。その中の第六章・第二節・第八十七条に『清酒等に係る酒税の税率の特例』の項あり。ちょっと前に夜の報道番組でこれを取り上げてましたが、この特別措置が無くなると小さい酒蔵は急激に納税額が増えてしまいますので、一言で言うと「小さい酒蔵の存続に関わる」重要な項目なんです。私の乱暴な計算では、多いところで600万円くらい納税額が増えることになりますからただ事ではありません。まさに死活問題でしょう。そうなったら当然値上げしなければならなくなってお客さんが困る、う~ん、マズイですな。税務署の担当に尋ねても「国会で法案がどうなるか次第です」とのこと、もっともそうとしか言えませんよね。

暫定税率・・・いいか悪いかは立場によって違うと思いますが、注目されないところで他にもいろんな影響があるはずですから、報道機関の方々にはその辺もクローズアップしていただきたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする