某所の公立高校で入学金を納めなかった家庭の生徒が入学式会場に入れてもらえなかった件が問題になっているようです。
ネット上でもマスコミ報道でも大きく取り上げられました。私も高校のPTA役員として非常に気になってましたが… ちょっと感情的なご意見が多すぎるように感じますな。もちろん私だって入れてもらえなかった生徒たちは本当にお気の毒だと思ってますけども、まず非難ありきの論調は聞いてて気持ちよくありません。
「生徒を除外した学校が悪い」 「いや、入学金を払わなかった親が悪い」と意見が真っ二つに分かれていますが、普段のその学校の教育姿勢とか、当事者の保護者の生活環境とか、もっと多くのことを知った上でなければ どんなに立派なことを言おうと無責任な発言ですよね。(それにしても公立高校の入学金が9万円とは驚き。その内訳が知りたいところです)
昨今の目立つメディアの報道が、誰かを悪者にして視聴者の感情をあおり、一斉に袋叩きにするような手法に見えるのは私だけでしょうか? 一つの出来事に関しても報じる新聞によって内容に大きな違いが見られることも少なくありませんから、もしかしたら間違った情報に踊らされているかもしれない…という思いを常に忘れないように心がけています。なーんちゃって、よく忘れますけどね。
とにかく情報過多の時代ですから、流されたり惑わされたりしないようにしっかりした基準を持っていたいものです。