小学生が夏休み中となればNHKラジオ「子ども科学電話相談」を聴くのが私の楽しみ。配達しながら車内で聴くので興味深い話しの肝心な部分を聴き逃すこともありますが、そこは仕事優先ですので。
いつも思うことですが、子どもの疑問っていいながらドキッとさせられたり、ハッと気付かされたりして考えさせられることの多いこと。
8月1日に聴いた小学2年生の男の子からの質問には ついホロっと来ましたねぇ。
『去年の12月、うちのマンションの3階のベランダの大きい窓一面に、ジョロウグモの巣ができていました。かわいそうなので、巣を10日間くらいはそのままにして、毎日観察していました。名前は“ジョロ子”です。 小さい蚊(か)みたいな虫が巣にかかっても、ジョロ子は気付いていなさそうで、何も食べていない感じでした。冬だし、3階だから獲物(えもの)はかからないだろうと、お母さんがマンションの前の草むらのほうにジョロ子を逃しました。ジョロ子は今も、どこかで元気に生きていますか?』 (NHK「子ども科学電話相談」サイトより) |
名前をつけて10日間も観察してれば情も湧きますわ。半年以上も経ったのに忘れずに「ジョロ子が元気でいてくれたらいいなぁ・・・」そんな気持ちで質問したのでしょう。
それに対して現実を真っ直ぐ答える先生の姿勢はご立派です。が、やさしいこころを持った子どもに伝えるには いささか酷な言葉に感じましたねぇ。
お前さん、どこかでジョロ子を見なかったかい?