マイタのブログ

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変化して静かにうまい… という非日常。

2020年03月30日 | 〆張鶴

 週明け、晴れ。

晩酌用のお酒はもとより、年度末とあってご贈答用にお酒をお求めくださるかたもご来店くださり、いろんなお話しを聞かせてもらったりして今日も朝から活力をいただいております。ありがとうございます。


さて、今月の16日より店頭販売しました「〆張鶴・純米大吟醸 RED LAVEL」も、ぽつりぽつりとお客さんが感想を聞かせに来てくださってます。高額商品ですがご自宅用としてお買い上げのかたが多いので、飲んで感じたことを正直に教えてもらえてとても助かりますわ。
https://blog.goo.ne.jp/1420165/e/39684a9ba1a4b276698b09d828db3394




もちろん我が家でも味見は済ませてますよ、自腹を切ってとっくに。



お客さんが飲まれる前に風味に関する下手な情報提供は慎むべきと考えておりますので、私がどのように感じたかは伏せておりました。

今でも甘いとか辛いとか、フルーティだ云々という気はありません。ただ一つだけ、この瓶の中に「〆張鶴らしさ」が凝縮されているということはお伝えすべきと今日感じた次第です。

味が濃いという意味ではありません。とても奥深さのあるお酒ですので、温度の変化や空気と触れてからの時間の経過があってはじめて現れる〆張鶴らしい豊かさを包含しているのです。ですから一日で飲み切ってしまうと「髄」にある風味を感じることができないかもしれません。栓を開けて一口飲んだだけでは感じ取れない、飲み手の「こころ」に染み入るものがそこにはあるのです。




やっぱり宮尾さんはすごいな… と感じさせてくれる一本です。

 




では、本日も日本酒で乾杯!

コメント
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