お知らせが遅くなりまして申し訳ありませんが、ご理解のほど よろしくお願い申し上げます。m(__)m
さて、お盆も過ぎるころになると、秋上がりのお酒が気になりだすのは酒屋の性でしょうかねぇ。冷たいもので弱った胃腸をいたわる意味でも、そろそろ温めの燗酒がよろしいかと存じます。
ということで・・・
灘の酒 大黒正宗・原酒 1.8? 2,415円
手前から「2005年9月」、「2007年9月」、「2009年9月」とありますが、「もっと前の日付のものは無いの?」と、聞いて下さるお客さんもいらっしゃったりして・・・ 熟成酒の良さを体験された方ですな。
以前、高木杜氏さんから 「10年経っても飲めますよ。」 と、とても頼もしい言葉をいただき(この話はオフレコだったかも・・・)、また、定期的に検証もしておりますので、安心してお客さんにお奨めできるのです。どんなお酒でも保存しておけば良くなるわけではないことは、賢明な皆さまなら とうにご承知のこと。芯の強いお酒だからこそ為せる業なのでしょうね。
熟成酒の良い見本だと思います。
8月に入ってからは休みなしで営業してきましたので、久々の定休日をどう過ごそうかと思案した揚句、ゴロゴロすることに決定。
と言っても、朝から消防団の点検作業がありましたので、先ずはポンプ小屋へ。寝ぼけた頭で輪止めを外したその時、勢い余ってつま先直撃。おお~~ぅっ親指の爪の付け根から出血したお陰でバッチリ目が覚めましたわ。(ToT)
日中は高校野球を観ながら、時々ウトウトしたりして・・・
夕方は風呂釜の洗浄などしたりして・・・
気付いたら、あっという間に夜になって居りましたとさ。
さーて、じっくり充電出来ましたし、明日からまた頑張りましょう!
お盆の13日と言えば忙しさもピークとなるはずの日なのですが・・・ 「試合が終わるまで、多分暇だろうな。」の予想通りでしたわ。 もっとも、知ってる子が出ていることもあって、我が家も全員 試合の行方が気になってましたので丁度いいと思うことにしたりして。
昨夏の新潟代表校の大奮闘により、県民の期待はそれ以前と比べ物にならないほど高まっているようです。長い間「北国、雪国は不利」と言われてきたようですが、恐らく今ではそのようなことは無いでしょう。北海道の学校が連覇したこともありましたし。
ウチの息子が小学生の頃お世話になった「大野ヤンキース」の卒業生で、初の甲子園ボーイ・〇藤君を応援に行くと言ってた泉監督、今ごろ高ぶる感情を抑えきれないまま、次の試合も応援に行くための段取りをしていることでしょう。
この春から甲斐国で一人暮らしの日々を送っている息子が、帰省して来たのは3日前のことです。続きまして、昨日の夕方には京の都から娘が到着。さて、久しぶりに家族四人揃っての夕食も、ウチってこんなに狭かったのね・・・ と、夫婦二人の生活に慣れてしまった私は、妙に窮屈に感じたりして。
しかし母親は喜びを隠せませんわ。表情がいつもと違いますもの。
まぁ 短い充電期間に田舎の空気を沢山吸って、それぞれの生活に戻った時に頑張れるよう英気を養って行きたまえ。オヤジが思うことはそんなもんですわ。
日本醸造協会誌より、
先の当ブログでも既にお知らせいたしましたが、再度ご紹介を。
どこの酒蔵さんでも品質管理には細心の注意を払っていらっしゃると思いますけど、このように優れた能力を持った人が品質をテェックしてくれているのは、大変心強いことなのです。だから安心して飲めるんですねぇ 〆張鶴は。
さらに、文中の「・・・ただ、疲れました・・・・・」の一言は、私にとって救いの言葉。だって、先週私が宮尾酒造さんの呑み切りに行ってきた際の感想で、「疲れました」 と述べたところ、身内から冷ややかな反応がありましたので。真剣に唎き酒するとプロでも疲れるということが、これで分かっていただけるでしょうな。と、自分を正当化したところで・・・
今夜の晩酌をイメージすると、こんな感じ。
夏でも燗酒・・・の私でさえも、連日の猛暑の影響で涼味を求めてしまいますわ。
変温動物のカエルは、夏場は体温が上がるのか?
よくコメントを下さるお夕さんの言葉に触発され、興味深々の私。いろんな文献を調べるよりも実験して検証するのが一番・・・という現場主義で早速実行することに。
カエルが居る場所は心得ておりますので、探す手間はかからないのですが、さて…どうやって体温を測ったらよいものか・・・
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検温と言ったら、やはり
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脇の下に体温計を挟むのが基本ですな。
「ピピピッって音が鳴るまで動くなよ。」
「ああ、わかったよ。」
そんな会話を交わして、待つこと数秒・・・ おおっ どんどん表示されてる数字が下がって行く・・・
ピピピッ!
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結果は「エラー」(>_<)
流石のテルモでも、カエルの体温は測れないということが分かっただけでも収穫ですな。
参考までに・・・アマガエルは危険を感じると体表から毒素を出すそうですから、触った後は手を洗うのがよろしいようで。特に人体に危険なことは無いそうですが、その毒が付いた手で目をこすったりすると、ちょいとばかし厄介なことになる場合もあるようです。子どものころに「カエルにおしっこを掛けると 腫れるよ。」と言われたのは、あながちデタラメでもないんですね。 粘膜に刺激を与えるらしいですから。
まぁ 私はそんな目にあったことは一度もありませんが。
*カエルからみたら人間の体温は高く、触り続けるのはカエルに害を及ぼしかねないので短時間で離してます。カエル好きの皆さん、どうかご容赦ください。
先日、配達中にラジオのスイッチを入れたら「夏休み子ども科学電話相談」をやってました。この時期の楽しみでもあるのです。
「チーターはねぇ、時速80㎞以上で走るんだよー。凄いよねぇ・・・」 質問の部分は聞けなかったんですが、この解説からして『一番早く走れる動物は何ですか?』といったところでしょうかね。「もしかしたら100㎞くらい出るかも… 」 そんな言葉に、当の質問者の子どもごころは何を感じているかな?私はそっちも気になったりして。
しかしそれよりも、「チーター」という単語を聞いた瞬間、水前寺清子さんを思い浮かべた私って・・・(;一_一) しあわせはぁーんにゃっ♪ 「どうして水前寺清子さんはチーターと呼ばれるのですか?」 私も電話で質問してみようかと30分ほど迷ったのですが、「科学相談」にはそぐわない内容でしたのでウィキペディアで調べました。 ふーん、ナルホドね。
毎日が勉強ですな。
参考までに、この「夏休み子ども科学電話相談」は、高校野球が終わるまでお休みになります。同じNHKだし。
我が町内では、夏休みのラジオ体操は今日が最終日。ほんのわずかな期間でしたが、私は皆勤賞ですわ。
このペットボトルのお茶は褒美の品。ではなくて、今日だけ参加しても貰えたようです。
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それにしても朝から蒸し暑いのなんのって、ラジオ体操だけで汗をかきますからねぇ。
扇風機にあたって少し乾いても、店の掃除をすると またもや発汗したりして、しかも大量に…
早い時間からこんなことの繰り返しですから、1日で流す汗を集めたら結構な量でしょうな。
ガラスの汚れが気になるのですが、窓辺での休息を邪魔するのも嫌味な感じですので、コイツが居なくなってから拭くとしましょう。
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倉庫の前では、甕に溜めた水を飲みに来て足を滑らせたのか、コクワガタの雌がおぼれかけて居ります。さっと手を差し伸べると、「必死でしがみついてます」の図。
これがゴキブリだったら全然待遇が変わってしまうというのは、良くない差別でしょうかねぇ?
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早稲はすでに頭(こうべ)を垂れ始めました。
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おかげさまで、平和な8月6日を過ごしております。
先の記事は、更新が日付をまたいでしまったので8月4日と表示されておりますが、間違いなく8月3日の内容ですのでご了承ください。
さて、全国に数ある酒蔵さんの中には、この「呑み切り」に一般の方を参加させて下さるところもあるかも知れませんが、本来の目的はお客さんにお出しする前の検査ですので、蔵の方々及び酒屋が対象になるのが当然なのでして・・・
酒屋の特権とも思われがちですが、私どもとしてはお客さまを代表する心構えで臨んでおりますので、こんな私でもそれなりに責任を感じ、普段は有り得ないくらい集中して唎き酒しております。ですから、終わった後で妙に疲れが出るのは昨日申した通りなのであります。まぁ日ごろの生活に緊張感が無さ過ぎるのかも知れませんが。
同じお酒でもタンクによって微妙な違いがあるとは先に述べましたが、まだ若さが残る酒→やや落ち着いた酒→大分整った酒・・・ と、順に唎いていったとしても、「徐々にこうなってくる」と読めないものも少なくなく、この流れなら次はこうだろう…との予想が、いい意味で裏切られた時などは小躍りしたくなるくらいの嬉しさを感じたりもするのです。
本醸造を重視する私ですが、昨日はこのお酒に驚かされましたわ。
大吟醸ってのは非日常の品物ですので、あまり話題にしたく無いのが本音。でも、心に響いたからには黙っている訳にもいきませんわな。
お客さまには、これからも〆張鶴に期待いただきたいと存じます。
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余談ですが・・・
昨年の記事では「呑切り」と書きました。私はこれが正しいと思っているのですが、世間では「呑み切り」と書くことが多くなってきたようですので、今回はそれに倣いました。
本日は「呑み切り」にお誘いいただき、午後から村上の宮尾酒造さんへ。
貯蔵してある清酒を検査するため、タンクの下部にある呑口(のみくち)をあけて酒を出し、鑑定することを呑み切りと言い、酒造家の大切な行事の一つとされております。
例えば、純米酒だけでも何本か仕込みますので、同じお酒と言ってもタンクごとの熟成具合とか酒質など、それぞれ微妙な違いがありまして・・・
出荷時期などを決めるためにもこの呑み切りは欠かせないのです。
ちなみに純米吟醸「純」や「大吟醸」だけでも、それぞれ6本ほどのタンクの物が並べられておりますし、普通酒「花」に始まって非売品の「純米大吟醸」*まで、これだけの種類の原酒を真剣に唎き酒しますと、恐ろしく疲れるものなのです。細かいコメントは致しませんが、どれもこれも完成度の高さは特筆ものですわ。
蔵の方々だけでやるときは、この3倍ほどの数になるそうですので、私だったら終わった後は仕事にならないでしょうね。
その後の懇親会を経て先ほど帰宅。
異常なまでに体力を消耗しましたので、本日はこの辺で。