18. 住の江の 岸に寄る波 よるさへや
夢の通い路 人目よくらむ
藤原敏行朝臣(9世紀ごろ)
「住之江の岸に寄せては返す波のように、昼も夜もあなたに逢いたいのですが、あなたは夜の夢の中でさえ逢ってくれませんね、何故なのですか」と、詠う弱気な歌ですが、この歌もこの作者もあまり知りませんでした。
しかし敏行は36歌仙の一人、能書家としても知られていたようです。
多くの人から書経を頼まれたが、魚を食べるなど不浄の身のまま書経をしたので、地獄に落ちたとか、27歳で亡くなった直後に生き返り、自らお経を書いて再び絶命したという医者泣かせの話もあります。
同じ作者の
秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にも おどろかれぬる
この歌のほうがずっといいですね。
18. 宮の浜の 岸に寄る波 犬さへも
心通わず 一人泳ぐらむ
の・の・岸に寄る波・さへ・通・よぐらむ 17字同じ
奈留島の一番大きな海水浴場は、この宮の浜です。
こんなに海に囲まれている奈留島でも、何故か砂浜がありません。
したがって、この宮の浜海水浴場も小石の浜ですが、夏休みの数週間以外はほとんど泳ぐ人もなく、まあ私のプライベートビーチのようなものです。
宮の浜海水浴場は人もいませんが、家内は恥ずかしがって泳いでくれません。
フークさえもラブラドールにしては水が好きではないので、岸から心配そうに一人泳ぐ自分を見るだけです。
こんな情景を切り取ったような、まあまあの秀作でした。
実は私は、これくらい岸から離れるだけでもう浮「ので、浮き輪を離すことが出来ないぐらいの泳力しかないのです。
返事
花水木さん:そうですね、私は写ってないので皆私の友達の手ですが、
甘やかされて育った奴ばかりなので、綺麗な手ですね。
花水木さんの夫の言い訳には、まったく嘘は含まれていませんね。
喜珍さん:このまま二つの差を付けていきますよ。
気ははやる クジラは聞かぬ 竜田揚げ から揚げなのか 油くぐるとは
かなり苦しい和歌ですが・・・猛追モードに入ります。 (#^.^#)