89. 玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば
忍ぶることの 弱りもぞする
式子内親王(ショクシナイシンノウ)(?~1201)
「玉の緒」→「魂の緒」→「魂を身に繫いでおく緒」→「命」の意味。
「私の命がなくなってしまうなら、いっそこのままなくなってしまえ!!もしも生きながらえたらば、この恋心が強まって心の底に秘めていることが出来なくなり、皆に分かってしまうので。」
作者は第77代後白河天皇の第三皇女で、賀茂神社の斎院を務めました。
この歌はこの小倉百人一首の撰者97番藤原定家に贈った歌だという話もあります。
私はうわさ話も好きなので、しゃべりたくてしゃべりたくて「忍ぶることの弱りもぞする」という気持ちはよくわかります?。
89. 鯵イカよ 絶えなば絶えねは 困ります
獲れないことの 弱りもぞする
よ・絶えなば絶えね・ことの・弱りもぞする 18字 同じ
「鯵やイカに限らず誰に尋ねても、奈留島周囲から五島沖まで魚は無くなってしまったのか、獲れなくなっています。なんといっても漁業は奈留島の命運を握っているので、何とかしてほしい!」
奈留島に住んでいると、心の底から漁業復活を祈るようになりますが、なかなか有効な策は見つからないようです。
しかし、この鯵の刺身はうまいです!!
奈留島で獲れるイカの中でも値段が高いのは写真の水イカ、世間で言うアオリイカと言うやつです。
自分では釣れたことないですが、皆よく防波堤でも釣っているので、時々貰えます。
刺身はもちろん、イカが沢山入ったチャンャ唐ナも、イカが沢山入った海鮮パスタでも、大根と一緒に煮ても、スルメでも、イカは美味しいですね!
返事
大雪男さん:あと10首ほどですが、3月中は無理になりました。
花水木さん:PM2.5なんかなかったので、昔はもう少しは見晴らしも良かったかもしれませんが、
烽火の煙は福江島からいつも見えたのですかね?実用的だったか、どうなんでしょうか?
原因は何でしょうね?
環境の変化だけでしょうか?
以前もコメントしたと思いますが、沼津の代名詞のような鯵のひらきは、地物が捕れなくなり、原価が高騰し、梼Yしたひらきやさんも多いです。
しかし、アオリ烏賊を頂けるなんて、まだ恵まれた環境ですよ。
五島の海は磯焼けで海藻が消えたのが大きいと思います。
昔はカジメ・ホンダワラ・ワカメ・ミル・テングサなど海藻だらけだったです。
沼津の鰺の開きも長崎産が多いですね。
その代わりこっちの鰺が大分高くなった感じです。