夏休みである。
行き先は、潮岬。
そう、先日来の台風で何度も中継されたところ。
そこにテントを張り、熊野古道を攻めるのである。
もちろんころっけも一緒。
いやあ、アクティブでありますなあ。
で、先ほど、戯れにナビをセットしたところ、
目的地まで12時間と表示された。
やはりアルファードを買うべきだったか…。
少し心が揺れた。
しかし、今となってはしょうがない。
600キロをひた走りましょ。
11日の深夜に出発、16日に帰着である。
チビのお友達のM沢家と現地で合流。
昨夏、東京の自宅までお邪魔し、
今春は一緒に小倉方面を攻めたご家族である。
大人四人に子ども三人、イヌ一匹。
文化的景観と信仰の道程を、
無闇にけたたましく走り回る姿が容易に想像できる。
いやあ、エキサイティングな旅になりそうだなあ。
で、期待するのは旅の「効能」だ。
昨秋、キャンピングカーを駆って、チビと二人で四国を一周。
何の気なく覗くと、
初日のタイトルは「冒険の始まり!」。
以降、「楽しい」とか「わくわくした」とか、
稚拙な表現で二人旅を全肯定してくれていた。
酷薄なワタシではあるが、さすがにしみじみ。
最後まで楽しい旅行にしてやろう、って、思ったものである。
それ以来、父子関係はまあまあ良好。
これも旅のお陰だろう。
とゆーよーな観点から、
最近何かと険悪な母子関係の好転を、この旅に託す私。
二人のふれあいを邪魔することなく、
ひたすら、ころっけと濃密な時間を過ごす予定である(笑)
さてさて、狭いトランクに荷物が収まるのか、
そして母子のいさかいは鎮まるのか。
いささかはなはだ疑問ではあるが、もう待ったなし。
さあ、またまた「冒険の始まり!」である。